第123話 せんたく



 

 

 

 生活環境の激変による自律神経の乱れから呼吸発作を起こし、自分はやはり文学と疎遠ではいられないと思い知ったカヨさんが、創作のひとつとして俳句を始めたとき、幾百あるいは千とある結社の中でどこを選ぶべきか、ずいぶん迷いました。


 試行錯誤の結果、現在の結社に入会することにしたのですが、思いがけないほど良き先輩方に恵まれ、自分の選択が間違いではなかったことを実感する毎日です。


 結社を率いる主宰とちがい、なんの責任も義務も利害関係もないのに、初心者の方向性を極めてご懇切にご指南くださる、そんな身近な方々との出会いが、あまりの苦しさに一時は死ばかり考えていたカヨさんを立ち直らせてくれたのです。(^-^)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る