(3)

 白い、特徴のない車は、エンジンを掛けたまま待っていた。俺の後ろにぴったりついて来た男は、俺を後部座席に押し込むと自分も乗り込んで、即座に前へ声をかけた。


「出してくれ」


 待ちかねたように車が滑り出した。一瞬だが運転席の男の横顔が見えた。特徴のない、青白い無表情な顔だった。横から俺の前に、ぬっとニット帽が差し出された。


「こっちを見るな。かぶれ。口まで下ろせ」


 冷房が効いた車内では、しばらく全員無言だった。帽子の中は真っ暗。助手席に人がいるのかどうかも分からない。俺はといえば、頭の中、疑問だらけなんだが、怖すぎて声も出ない。全身が汗で冷たい。


 やがて横の男は、ときおり短い指示を出すようになった。「そこ左」「右」「信号を左」・・・。目的地にまっすぐ向かっていないのは明らかだ。尾行を恐れているのか、それとも俺に行き先を悟られないようにしているのか。・・・突然男が話しかけてきて、俺は飛び上がった。


「山本くん。こんなことをするつもりはなかったんだが。君のせいでもあるんだぞ」

「へええぇぇ?」

「どうしてメッセージを無視したんだ? 連絡するようにと言ったはずだが」

「あぁぁ。すいませんっ。待ってらっしゃったとは露知らず。それはまた、大変失礼をばっ」

「予め注意しておくが、今日のことは他言無用だ。君は何も見ない。車にも乗らなかった」

「もち。もちろんですっ。俺、まっすぐうちへ帰りましたっ」

「それでいい。そろそろ着く。うちの支部長から詳しい説明があるはずだ」


 車が砂利道に入ったのが音で分かった。まもなく車が停まってドアが開いた。俺が動こうとすると男はそれを制止し、誰かに向かって、


「裏口と廊下、確認願います」

「・・・クリア」

「よし。出ろ」


 俺はニット帽で目隠しされたまま、つんのめるように降りた。後ろから首根っこを掴まれた状態でゆっくり進む。遠くで微かに子供たちの叫ぶ声が聞こえる。市街地なのか? 学校が近いのか? 帽子を脱ぎ捨てて走って逃げようか? だが敵は複数だ。捕まったら終わりだ。・・・俺は指示どおり、素直にその建物に入っていった。脚が震えてる。


「そこに手すりがある。掴まって階段を登れ。三階までだ」

「まっすぐ歩け」

「止まれ。ここで待て」


 ドアをノックする音。


「お連れしました」

「ご苦労」

「我々は外で待ちます」

「了解」


 部屋の中に導かれて、指示どおり椅子に座ると、別の声が飛んだ。


「もう帽子を取っていいぞ。山本くん」


     *


 薄暗い室内に目が慣れてくると、意外に広い。俺の周りをやや遠巻きに、ぐるりと人が取り囲んでいる。そして全員がかぶり物をしている! 新興宗教かホラー映画か、とにかくその異様な威圧感に、俺はぎょっとした。


「脅かして悪かったな。まあ楽にしてくれ。〈ミレーマ〉へようこそ」


 いや楽にしてくれって無理だしこれ。だが、ウサギをかぶった正面の男は、あくまでもフレンドリーに続ける。


「実は、今日来てもらったのは他でもない。折り入って、君に頼みがあるからなんだ。君をぜひにと見込んでのお願いだ」

「はぁぁぁ。いや、見込んでいただいたのは大変嬉しいんですが。身に余る光栄と。しかしながら、お眼鏡にかなうという自信はまったくございませんですね。わたくしのことを少々買いかぶり過ぎではと。なにか誤った認識をお持ちではないかと。人違いではありませんかとっ」

「いや君で合っているよ。北高写真部1年。通称〈危険分子〉」


 おお。なんかその単語、久々に聞いた気がする。するとやはり例の組織がらみか? そう言えば、ラインで〈P〉について云々とか言ってたよな。だけどここは逃げの一手で! こいつらヤバすぎだろ!


「・・・確かにそう呼ばれていた時期が、俺にもありました。でも今はもう、すっかり信頼されてまして。オフィシャルアンバサダーとしての実力を評価していただき。充実したアクティビティを満喫させていただいておりまして。したがいまして、今のわたくしには、何の問題もないかとっ」


 ウサギ男はふふと鼻で笑った。


「そうは問屋が卸さないのが、〈P〉のやつらだ。君も知ってるはずだろ?」

「はあ。でも・・・ああ! プールの一件ですか? 反主流派のトラップ? でも俺、何とか切り抜けました。それにやっぱ、究極の目標はみな同じですから。結局この街のアピールってことですよね? 俺も、その思いはまったく同じですっ」


 ・・・あれ? 何か様子が変。俺を取り巻く全員が引いた。互いに顔を――てか、かぶり物を――見合わせている。ややあって、ウサギ男がおずおずと尋ねた。


「まさかとは思うが・・・君はまさか。〈P〉のことは知ってるんだよね? 知らないわけじゃないんだろ?」

「は? ええと。・・・県庁とか市役所の中にある組織ですよね? 地方自治体のアピールが目的の?」


 今度は連中が一斉にざわついた。隣同士でひそひそと話し始めている。何なんだよこいつら?


 やつらが相談している間、しばらく俺は待たされた。やがてウサギが、


「どうやら君は、予想以上に何も知らんらしいな。ちょっと想定外だが、もう時間がない。最低限の説明をする必要がありそうだ。覚悟はいいかね」

「え? いや。覚悟って言われても――」

「真実を知りたいかね? 耐えられんぞ」

「いやっ。もう帰っていいすか? 俺、耐えられないのはちょっ――」

「もう遅い。実は、君の言う自治体〈組織〉と〈P〉は、別ものだ。確かに協力関係を結ぶこともあるが、本来、目的も手段もメンバーも異なる、別の秘密組織なんだ」

「ひえええっ。聞きたくないっ」


 ほんと聞きたくない。なんでこんなど田舎――もとい地方中核都市に、妙な秘密組織が二つもあるの? こいつらも入れると三つじゃん。気持ち悪いよっ。


「〈P〉の正式名称は〈ペアレンタル・インテリジェンス・エージェンシー〉。つまり〈PIA〉だ。ピー・アイ・エーと読む。ぴあじゃないぞ。チケット買いたくなってしまうからな」

「はは」


 俺は力なく愛想笑いした。


「設立は十年ほど前だ。君は知らんだろうが、当時、なぜかいろんな学校で、同時多発的に、不純異性交遊がちょっとしたブームになってだな。問題が続出した。それに危機感を覚えた県教委と各校PTAが中心となって、生徒の監視と矯正を目的とする〈PIA〉が発足したというわけだ」

「つまり不純異性交遊を――」

「未然に防止するということだ。当然県や市も協力している。だがな、連中が本当に心配しているのは生徒のことじゃない。自分らのことだ。スキャンダルでこの街や学校の評判に傷がつくのを、何よりも恐れている」

「・・・そうでしょうね」


 納得してしまう自分が怖い。大人社会を知りすぎちゃってる。


「やつらは強硬だ。『教育的措置』という目的のためには手段を選ばない。生徒のプライバシーなどという概念は存在しない。メール、SNS、ウェブ、アプリ、全てが監視対象だ。潜在的に危険な生徒を察知すると、プロを使って徹底的にマークし、異性との過度の交際を断固阻止する。純粋だろうが不純だろうが関係ない。というか、彼らにとっては全てが不純だ」

「そういえば、最近あまり不純異性交遊って話を聞かないですね・・・」

「そのとおり。成果は上がっているということだ。それだけじゃない。彼らは淫行もカバーする。怪しい大人も監視対象なんだ」

「でも、それってむしろいいことじゃないですか? まあプライバシーの問題はあるにせよ、犯罪を未然に防ぐわけだし。純真な未成年者の被害も。健全な社会秩序も守れるし。この街の評判も。だいたい生徒の本分は勉強と部活ですからね。不純異性交遊とか、もってのほかじゃないですか。徹底阻止、大賛成ですよ! 処刑してほしいぐらいですねっ」


 ・・・特に月島とか。ぶはっ。


「本気で言ってるのか? 君も監視対象なんだぞ」

「へ?」


 ああ。BB弾か・・・。最近はあまり来ないけど。


「レベル3だ。〈危険分子〉というのはやつらの用語なんだ。まあレベル4でなくて良かったな。もしそうだったら――」

「そうだったら?」

「我々の過去のデータでは、レベル4は全員、外出中に不慮の事故に遭っている」

「ひえぇぇっ」

「ちなみにレベル5のデータはない。全員行方不明だ」

「ひいいいっ」

「やっと〈PIA〉の怖さが分かってきたようだな。それでも君はやつらを支持するのか?」

「冗談じゃない! とんでもないですよ。生徒のプライバシーほど大事なものが、この世にありますか? それに教育的配慮を口実に、生徒の純粋な自由恋愛まで禁止するなんて、横暴だ。特に俺の。絶対に許せないっ」

「それでこそ山本くんだ。我々が見込んだだけのことはある。やはり君が適任だ」


 ・・・しまったあ! まんまと乗せられた。固辞して逃げるはずがっ。


「で、みなさんは、その・・・どのような方々でおられるわけで?」


 ウサギは、我が意を得たりとばかりに、誇らしげに胸を張った。


「よくぞ聞いてくれた。我々〈ミレーマ〉は、何を隠そう、連中の横暴に反旗を翻すべく、有志で結成されたレジスタンスだ。パルチザンだ。影の軍隊だ。正式名称は〈未成年者の恋愛を守る会〉。英語で〈MIREMA〉」

「いやそれ絶対英語じゃないでしょそれ」


     *


 ・・・正直俺は冷めてきた。とりあえずもう勘弁してほしいぜ。こっちはミカのことで頭がいっぱいなのに。まさかこいつら、〈PIA〉に突撃して、血で血を洗う抗争とか始めちゃうつもりじゃないだろうな? いいかげん帰っていいですか? だが、ウサギの弁舌はますます熱を帯びてきた。


「君にも〈ミレーマ〉の理念は充分理解できると思う。未成年者を性犯罪やトラブルから守るのは確かに大事だが、やつらは明らかに行き過ぎている。カウンターバランスが必要なのだ」

「なるほどですね! 正におっしゃるとおり! でも俺なんか、お役に立てる気がしないですね。最近は〈P〉ともご無沙汰ですし。こんななよなよしたやつとか、足手まといになるだけっすよ。もっとこう、屈強な体育会系のやつ呼んだらどうですか? 俺、ちょっと用事もあるんでこのへんで――」


 ウサギはまたふふと笑った。かぶり物の奥の眼がぎらりと光る。こわ。


「山本くん。君はまだ、連中の本当の怖さを知らないんだ。監視されなければ無関係だと思っているんだろ? だが違う。やつらは武闘派だけじゃないんだ。もっと巧妙な別動隊も存在する。心理戦――つまり洗脳担当だ」

「はい?」

「君は、学校の校則について疑問を感じたことはないかね?」

「はあ。と言いますと?」

「なぜ、ああ事細かに、スカートや髪型やその他諸々を規制するのか、おかしいと思わないか?」

「まあ。確かにイミフな規則もないことはないかと――」

「校則の目的は何か分かるかね?」


 何だよ今さら。あらたまって。


「ええと。健全な青少年の育成とかですか? 生徒の本分たる勉学と課外活動に専念させるため。無意味で華美な虚飾を防ぐとか? 質実剛健? 文武両道?」

「君は既に洗脳されているのだよ。ポニーテールにしたら女子はいきなり不健全になるのか? バカになって成績が落ちるのか? 不純異性交遊に走るとでも? ・・・ナンセンスだ。いいかね。冷静に考えてみたまえ。単純なことだ。校則の目的ははっきりしている。『恋愛禁止』。その一言だ」

「そうですかね? ・・・それってちょっと極端な意見では? ・・・やっぱ見た目とか気にしてると、受験勉強がおろそかに――」

「君も内心分かっているはずだ。認めたくないだけだ。校則のもつメッセージは疑問の余地がない。思春期の女子の自然な感情――おしゃれや髪形や服装で異性の気を引きたい、という、生物学的にも進化論的にも極めて重要なこのプロセスをだな、受験やら何やらというくだらん大人社会の枠組みに子供を押し込める都合上、あっさり絶対悪と決めつけて、十把一からげに断罪し弾圧してしまう。これこそが、校則の真の存在理由レゾンデートルなのだよっ」


 ウサギは耳をぷるぷる震わせながら絶好調。自分のセリフに酔いまくっている。


「はあ。で、〈P〉が裏で糸を引いていると?」

「そのとおり。しかもだ。彼らが恋愛を不純と決めつける、その真の動機――それが何か分かるかね? 真実を知ったら君は耐えられんぞっ」

「いや。ですから。俺、知らなくていいですから。帰りた――」

「その恐るべき動機。漆黒の闇からの声。それは・・・」


 必要以上にもったいぶって、たっぷり沈黙をはさんだ後に、


「嫉妬だ! 怨念だよ。自分たちが若いころに抑圧されて経験できなかった、みずみずしい恋愛、青春、キラキラライフを、今の世代にも絶対に許したくないんだ! アポカリプスの時代から連綿と伝わる、どす黒い嫉視羨望。若き生命の輝き――その情動の思考を地獄に引きずり降ろそうという、老いて血に飢えた仔羊の群れ。それこそが、やつらの正体なのだよっ」

「まじですかっ」

「だからこそ、やつらは平気で、生徒から、自然で純粋な恋愛の機会を根こそぎ奪っているんだ。それなのに、抗議の声を上げる者はない。起こらなかった恋愛に気づくことはないからだ。ただ虚ろな青春を送って、虚ろな大人になる。弾圧されていたことすら無知覚なままに!」

「うおおおっ。そんなっ。悲しすぎるっ」

「だが安心したまえ。〈ミレーマ〉は黙っていない。断固として行動を起こす。例えばだ。悪名高き南高の、朝の校門指導を知ってるな?」

「ああ。先生が校門に立ってチェックするやつですか? 服装とか髪型とか」

「そうだ。前回のミッションでは、うちの鋳掛け屋ティンカーがみごと潜入した。気づかれぬように教師に忍び寄って――」

「背後から一撃ですか?」


 俺の背筋に寒いものが走った。こいつらまじヤバい。本物のカルト集団だっ。


「まさか。そんな野蛮な真似はしない。市民の支持を失ってしまう。もっとソフィスティケートされた抗議表明だ」

「と言いますと?」

「敵のポケットにカエルを入れた」

「・・・は?」


 俺は慄然とした。


「・・・あの。先ほどの壮大な理念に比べて、やってることが異様にしょぼくないですか?」

「おもちゃじゃない。本物のカエルだぞ。ねばねばしたやつだ。素晴らしいインパクトだ! おばちゃん教師は戦慄していた。あれでやつらにも、こっちの実力が嫌というほど伝わったはずだ」

「そ。そうですかね・・・」

「だが問題はこの後だ。いいかね山本くん。事態は深刻かつ危急なのだ」


 ウサギの眼が、怒りに燃えて爛々と輝いた。


「我々の中に、もぐらモールがいる」


     *


 薄暗い部屋が、しばし沈黙に包まれた。やがてウサギはまた口を開いた。


「それが分かったのは、つい先日のことだ。極秘のカエル飼育所が急襲を受けて、全てのカエルが野生に還ってしまったのだ。お陰で次回のミッションは白紙に戻った。被害は甚大だ」

「・・・そうですか・・・」

「もぐらの正体はまだ分からない。だが手掛かりはある。そこにいる、仕立て屋テイラーの内偵によれば、写真屋フォトグラファーと呼ばれる情報屋の存在は、どうやら確からしい。いわばフリーランスのフォトジャーナリスト、いわゆるパパラッチの類だな。報酬次第でどちらの側にも付く無節操なやつだ。最近も〈P〉から高額な謝礼をせしめて洋書を買い込んだという噂がある。もぐらは、やつを通して機密情報を敵側へリークした可能性が高い」

「えっと・・・なんかそれって、微妙に心当たりがあるような。てか、そこの仕立て屋テイラーさんって、逢魔先輩ですよね? どうも! プールの件では大変失礼いたしまして――」


 あれ? 何かまずいこと言った? 全員が驚愕している。


「どどどどうしてそれを!?」

「え? だってブレッソンのお面かぶってるじゃないですか。肖像権的に問題あるかもですよ、それ」

「人違いですわねっ。ははっ。逢魔とか、聞いたこともない名前ですこと。ほっほっほっ」

「いやそんな、今さら変な声音使われても。それにウサギさんも。生徒会長ですよね? 北高の。朝の集会でいつも挨拶してるじゃないですか。あとここ、北高の旧校舎だし。この部屋、昔の生徒会長室だし。オープンハイスクールで来たことありますから、俺」


 やっぱりまずかったかな。正直すぎるのも考えもの。部屋は騒然とした。ウサギが叫んだ。


「恐れ入った! 山本くん。君の鋭い推理力を見くびっていたっ」

「いや誰でも分かりますからこれ」

「謙遜するな。やはり君は今回のミッションに最適な人材だ。というか、我々の正体を知ってしまったからには、君に拒否権はない。意味分かるな?」

「えぇぇ~」

「そうと分かれば話は早い。君には南高へ潜入して、〈PIA〉本部の極秘データを盗み出してもらう。簡単なお仕事だ」

「ええええええええっ!?」

「データはやつらの協力者名簿だ。その中に必ず、もぐらの名前があるはずだ」

「そんな無理っすよっ。だいたい何でこの俺が?」

「心配は要らない。我々が完全サポートする。プランも完璧だ。言われたとおりにやってくれれば危険は何もない」

「〈ミレーマ〉の人がやればいいじゃないですかっ」

「もちろん兵士ソルジャーも同行する。当初メンバー3名で決行の予定だったんだが、2名が訓練中に骨折した。日が近くて代替メンバーの都合がつかない。そこで急遽、君に白羽の矢が立った。〈P〉の敵は我々の味方だからね」

「骨折って・・・今、危険はないって言ったのに・・・」

「決行は今度の金曜――南高の文化祭初日。これが、どさくさに紛れて侵入できる唯一の機会だ。それまでは、毎日訓練を受けてもらう」

「あのっ。そんなデータ、苦労して取りに行かなくても、もぐらの目星はほぼ付くんですけどっ」

「げぼぶばっ」


 部屋の向こう側で、逢魔先輩がむせた。ウサギがなだめるように言った。


「山本くん。根拠もないのにむやみに人を疑うのは良くない。やはり証拠を手に入れるのが先決だよ。なあに心配は無用だ。兵士ソルジャーは優秀だし、我々の理念に強く共感する頼もしいメンバーだ。君を推薦した人物でもある。ほら、君もよく知っているだろ」


 ウサギは写真を出して俺に見せた。やな予感。・・・やっぱり。そこには、ピースサイン出して、にこやかに笑う月島が。


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