第195話 安らぐ
誘惑の芳香が甘く絡みつく。
微かでも嗅ぎ取れば最後、その
近づく程に魅せられ、辿り着いた褥に横たわると、
思考回路はドロドロに溶け、極上の安らぎに哀願する。
抱いてくれ!
ベトベトに粘つく体液に塗れて包まれたいんだ。
僕を捕らえて離さぬ麻薬の肉体。
モウセンゴケよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます