第180話 背中

1Kの貴方の部屋。

暑がりの貴方のタオルケットを被り、

パソコンに向かう貴方の背中を見つめる私。


ねぇ。

気づいてる?

もう、夜はだいぶ更けてしまっているわ。

貴方が思っている以上に、貴方は疲れている筈よ。

こっちにいらっしゃい。

その背中を私に抱きしめさせて。


私に横たわり、もうおやすみなさい。



★☆★


ベッド(のマット)の独り言。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る