第093話 丁寧語
今、私は風呂に入っている。
普段なら、TVを見ながら「お帰りー」と言う妻が、
何故か今日は、玄関先まで出迎えてくれ
「お帰りなさいませ。お疲れ様でございました」
と、別人のような言葉遣いで私を労ってきた。
私は何かしでかしたのだろうか?
風呂から出るのが怖い。
離婚?
それとも新手の夜のお誘い?
★☆★
心当たりが何もないのに、普段と違う事をされると、もの凄く緊張する。
そして、最悪のケースを考え、その考えから逃れるように、全く逆の事を想像する。
と、思ったんですが、どうでしょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます