第016話 難解
「あーっ! もう。あんな奴、知らない! 何、考えてんのか、ホント、全っ然、解んない!」
一人暮らしの僕の部屋で、持参したお酒を空けながら、難解な彼氏に対する不満を、延々君は、僕に絡んで愚痴り続けているけどさ。君の方こそ、僕が男である事や、君の事を好きな事を、ちゃんと知ってる…んだよね?
★☆★
ネタ、被りそうだなぁ。
おやっ…(ポクポクポク)…むっ。そうか、この後、『白目』に続くんだな。
…いや、ダメだ。“僕”よ、ここは我慢するんだ。女子は、それにキュンとする筈。
いや、しかし…こんな千載一遇のチャーンスを棒にふらせるのも、酷か?
う~む。これまた難解。
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