二種族の義賊

あらすじ

 帝都から離れたキートンはシャーロットは、旅を続けていた。


 フーゴという貧しい村にやってきた。戦争により男たちの多くが戦死し、しかもこの村も盗賊の被害にあっていた。

 盗賊の大半が、戦争に従事していたものだ。国に帰っても仕事がなく、精神に問題を抱える者も多い。生きるために盗賊に身を落とし、今日生きるためにその手を罪に染める。

 今や社会問題にもなっていた。


 キートンは盗賊討伐の依頼を受ける。


 目撃情報をもとに山の中に入り、探ることに。


 夜、焚火をし休んでいると、数名近づいてくるものがあった。武装している。例の盗賊かと思った。

 そう問うたが、彼らは怒り出し、自分たちは義賊だと言った。村のものを襲うはずがないと。

 嘘をついている様子はない。義賊ということにも驚きだが、彼らの中に獣人族も交じり、対等の関係を気づいていることにも驚きを隠せなかった。

 人間と獣人族の二人がリーダーとなり、義賊を運営している。


 盗賊被害のことを説明すると義憤し、協力すると言われた。


 だが、この義賊の中に村を襲う連中がいるはずだ。キートンとシャーロットは、彼らのアジトに招かれ歓迎を受けながらも、盗賊を捜索していく――

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る