Formula *《フォーミュラ・アスタリスク》 ~最速の人工知能を生み出す女神~

作者 成井露丸

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★★★ Excellent!!!

私は、日頃車を運転しているうえに、車の修理工であった父がいながら、まったくもって車のメカニックの知識がないのです。なんとですね、車種も、見分けがつかないのです!色の違いと、ナンバープレートが黄色いから軽自動車、くらいの見分けしかできません!
あと、AIについてもちんぷんかんぷんここに極まれりという人間です。
SFは好きだけど、難しいとこは読み飛ばしちゃう!テヘ!というような人間です。
こんな私でも、特に後半、レースのシーンは思わずドキドキハラハラで夢中になってしまい、キャラクターたちと一緒に一喜一憂してしまいました。

主人公さくらに感情移入しながら読み始め、チームのメンバーそれぞれの想いを知って、気付けば全員のことを応援してしまっていたし、ラストのレースは本当にドキドキしました。
お仕事系が好きな方や、部活やスポ根系がお好きな方も、楽しく読んでいただけるのではないかなと思います。
ヒューマンドラマ大好き!という方には是非オススメいたします!

★★★ Excellent!!!

AIを搭載したマシンが最速を競うFormula*。主人公・成宮さくらは、若干27歳にしてチーム・メサイアでAI開発の責任者である。そこへ新技術の登場で低迷するチーム戦績を救うため招聘された天才AI研究者・天沢翔太郎が現れ、さくらは副責任者という立場に降格されてしまい……。

お話の経糸となるAIレース、Formula*。そこに、AIメサイアを巡る人々の人間模様が緯糸となって、見ごたえのあるストーリーが展開されます。天才研究者・天沢翔太郎。そして、天沢の登場でコンプレックスを感じてしまう成宮さくら。そこに、さくらに思いを寄せるヒューマンドライバー・橘颯人が加わって、手に汗握るドラマが楽しみ。AI技術描写も地に足の着いたしっかりした雰囲気があり、すぐそこの未来感が好感。

SFファンもドラマ好きも必読の一作になりそうです。いまのうちにぜひ読んで欲しい作品。