バイオレンスな彼女のせいで俺の体がもちません。

作者 碧井いつき

174

62人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

神谷かえではとにかく理不尽だ。何気ない出来事や発言ひとつですぐに手が出るわ、足が出るわ……暴虐の避雷針として立たされてしまったのは、はちみつ柚子茶をこよなく愛する男・樋口孝也。

――初見だと、よくある主人公ばかりが酷い目に遭う不条理コメディかと思ってしまう本作。しかし物語が進むにつれて、神谷の暴力に秘められた本当の理由が明らかに……⁉

まだまだ序盤とも言うべき作品。今後二人がどうなっていくのか、続編が待たれるところである。

★★★ Excellent!!!

 主人公は悪友から衝撃的なことを知らされる。それは、「彼女がいないのは俺とお前だけだ」という事実だった。そこで悪友とどちらが先に彼女を作れるのか、勝負することになる。
 一方、主人公のクラスには孤高の美少女がいた。言い寄る男子生徒を罵詈雑言と暴力で遠ざけてしまう、ちょっと変わった頭のいい美少女だ。その魅力のあまり、この少女にはKKMという変わったファンクラブまでできていた。そのファンクラブは、美少女から受ける暴力を恩恵、恩寵として受け入れる変わった性癖を持った男子の集まりだった。
 主人公もこの美少女にもれなく嫌われていたが、あることを思いつく。それは、美少女が付き合っているふりをしてくれれば、KKMは遠ざかるのだからそうしてもらえないか。他の男に暴力を振るわない代わりに、主人公に暴力をふるってもいいから。と、いう交換条件だった。これで悪友には勝てると確信したのもつかの間、悪友は大学生の彼女を作っていた。悪友との勝負は引き分けになると思いきや、悪友は主人公と美少女が付き合っていないと疑う。その疑いを晴らすために主人公はあれこれと奔走する。
 しかし、KKMのリーダーに呼び出され、美少女の「愛(暴力)」を、どちらが
受け入れられるか勝負しようと言われる。負ければ主人公は彼女と別れることになるが、現れた美少女はリーダーにも主人公にも、一切手加減なしで――。
 
 一体、主人公の運命は?
 そして、徐々に見えてくる彼女の孤独と優しさ。
 二人は無事に本当の付き合いができるのか?

 是非、御一読下さい。 

★★★ Excellent!!!

 主人公を中心とした、手段を問わない情報通の残念な心の持ち主の悪友、ドメスティックなヒロイン(氷のような性格には訳ありな感じ)、鉄道オタクだけどリア従なクラスメートなど濃ゆくてキャラがバリバリとたっているメンツ。

 風紀員の小動物のような先輩との会話も面白かったです。

 会話などの濃ゆいやり取りが楽しいし、その表現がとても上手で最新話まで一気に読み上げてしまいました。

 恋愛ものでこれだけ爆笑できたものは漫画を含め初めてでした!

 アニメ化されたものを見て見たいなーと自分は思いました。

★★★ Excellent!!!

 主人公と悪友以外、クラス全員が彼女持ち⁉ そんな危機的(?)状況の中、着々と彼女作りに励む悪友に対し、主人公は美少女だがクラスに馴染もうとしないヒロインに振り回される日々。
 言い寄る男たちを片っ端から暴力で追い払う、そんな彼女の問題行動に苦慮する主人公は、ついに奇策に出る⁉

 いつも愚痴ばっかりなのに、ヒロインの世話を焼く主人公がなかなか涙ぐましい。
 可愛い先輩の登場がこの物語のオアシスになっているのですが、どうやら、これからは修羅場になりそうで……