『異世界あるある現象』について真面目に考えていたら、ディストピアSF群像劇ができた。 ~ハッピーエンドに辿り着くまで、強制リセマラデスループ~

作者 陸一 じゅん

異世界転移そのものに立ち向かう斬新なSF、描かれる壮大な世界!

  • ★★★ Excellent!!!


 通常互いに干渉できないだけで、我々現代の日本人が『異世界』と呼ぶ物は無数に存在する。そんな数多に存在する異世界の一つが、『本の国』。この現代の日本において、ただの中学生であった晴光は、とある夏の日、とあることが原因で、『本の国』の住人となってしまう。『本の国』では、晴光だけでなく、様々な異世界人が生きていた。

 ……これは、単なる異世界転移の物語とは一線を画す。
 そう、何故ならSF!!!!
 圧倒的なSFッ……!!!!

 異世界転移には仕組みがあるのです。誰も彼もが、ポンポンポンポン異世界転移できるなんてことは有り得ないのです。極端な話、先天的に異世界に対応していない体であれば、異世界転移したその先でお亡くなりになっちゃいます。例えお亡くなりにならなくても、アレルギー症状のように、酷く、肉体に変化が起こったりします。無事に、何事もなく異世界転移できる人なんて稀なのです。

 『本の国』には、元々そこで暮らしていた『本の一族』、そして環境に適応できた『異世界人』が暮らします。彼らは、異なる者同士互いに受け入れ、生きています。

 そんな中、何やら不穏な事件が起こっちゃうのです。晴光が『本の国』に転移されたのだって、実は事件に巻き込まれたのがそもそもの原因。晴光は、仲間と共に立ち向かうこととなります。異世界転移を利用し、『本の国』にあったゲームでいう所謂バグを利用し、稀に見ない凶悪な事件を起こした何者かと……。

 さあ、これからも一つ一つ謎が明かされていくのでしょう。拙いレビューとなりましたが、私はこれからも日々の更新を楽しみにしております。

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