第5話 12月6日
12月6日。日曜日。
昼下がりの穏やかな日に、俺はパソコンに向き合う。叩くキーボードの音は小気味よい。特にエンターキーを押す音は歌の終わりを合図するようだった。
一軒家の二階、それも北向きの部屋の一画が彼の仕事場だ。部屋の中にはたくさんのプラモデルとライトノベルで圧迫している。
そんな彼が望むのは、やはり平穏。
パソコンの先、そこには彼の作る小説を読む人がいるのだ。パソコンの前で笑む人がいた。
そうだ。笑む人がいるから俺は小説を書いているのだ。彼ら彼女らに幸せな物語を届けるために生きているんだ。それだけでいい。仕事とか趣味とか抜きにして。
人を幸せにしたい。そう思えるような作品を書いていきたい。
ただそれだけなのだ。
その先に願ったものがあると信じて……。
でも願った想いは届かない。叶わない。
漠然とした思いでは、相手に届かない。相手に伝わらない。だが、その漠然とした思いこそが〝しあわせ〟なのだ。きっとそうなのだろう。
※※※
と。私を投影してみました。
自分の今の状況を小説みたいにしてみました。
まだまだ続きそうな話ですが、いったん終わりですね。
皆さん、こう想って作品を描いているのか、分かりません。ですが、私の根本、根っこはそこにあります。幸せを知り、届けるのが私の目標なのかもしれません。
ということで今日もちょこちょこ書いていきますよ。
うーん。ラブコメが三つもある。
「転校生がきたけど、幼馴染みが最強」
「ヒロイン二人に告白されてわたわたする主人公」
「〝さようなら〟で終わり〝さようなら〟で始まる恋。 ~一冊のノートから始めよう~」
この中から新人賞に応募するように書いていきたいのですが、どれを優先していくのか、考えものですね。
どれかに絞っていかないと、新人賞に間に合わないし、ごちゃごちゃしてしまいますね。
私が書きやすいジャンルは、ラブコメ・ミリタリー・ファンタジーですかね。SFはけっこう考え込み、悩みすぎて形になりにくいです。
ファンタジーも、転生・転移ものは得意とは言えません。最初から異世界にいるのが好きです。というか、異世界冒険ものが好きですね。
いわゆる〝なろう系〟は下手なので書きません。書けません。似たようなのは書いていますが、すぐに分からなくなります。
ということで〝なろう系〟以外の異世界ファンタジーも書いていきたいものです。
「裏切りの魔王候補。あるいは平和を望む少年。」
の手直しもしたいですね。一次選考は通ったことのある作品なので。
※※※
「チョロい俺はいつの間にかハーレムになっていた!?」
「なんちゃって属性ヒロインず!」
「自分のしたことについてレビューされるラブコメ」
「恋人同士が転生したら、兄妹になっていた!? バッドエンドからハッピーエンドへ」
の四つの作品も書いていきたいのですが、時間がない! というか、どんなに頑張っても、一ヶ月で一作品くらいが限界ですね。
書くのが早いとは言っても、毎日一時間、休みの日に二・三時間という計算でそうなりましたが、実際は疲れたり、行き詰まったりするのでこんなに書けないですよね。
アイディアはあるのに……。形にするのは大変です。
余談ですが、「なんでも載っている魔道書姿消し攻撃砂漠の宮殿」というアイディアがメモに残っていました。昨日の夜、夢で見た物語を走り書きしたものです。
さてさて、どんな作品に仕上がることやら。
長くなってしまいましたね。
ではでは。
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