高嶺の花の秘密を知ってしまったことから始まる二人の甘い恋物語
来栖海斗(くるすかいと)は都内の私立高校に通う二年生だった。
顔はイケメンだが、あまり人との関わり合いが得意な方ではなかった。
新しいクラスになって二ヶ月が経過しようとしていた時、席替えが行われた。
そして、俺は学校一美少女と噂される高嶺の花の西条詩音(さいじょうしおん)が隣の席になった。
男子たちからは圧倒的な人気を誇る詩音だが、そのクールな態度から友達は多くないようだった。
しかし、そんな詩音にはある秘密があった。
ある日、好きなラノベを買うために秋葉原へと向かった。
その帰り道、メイドカフェの勧誘を受けて興味本位で来店した。
新規特典でチェキを撮ることになったのだが、その相手がなんと詩音さんだったのだ。
詩音さんはメイドカフェでバイトしていたのである。
その翌日、詩音さんからあのことは秘密にしてほしいいと頼まれる。
これは、海斗が詩音の秘密を知ってしまったことから始まる二人のラブコメディ。