第14話 西暦2019年の終わり……。 (12)

 う~ん、でもね?


 大島のオジサンは、そんな山田瞬の様子を見て不快感をあらわにする……。

 というよりも?


 彼は呆れたような声色で。


「山田君~。君も商売人で商いをしているのだろう~?」


 と、訪ねてきたのだ。


 だから山田瞬も大島のオジサンの言葉を聞き、「未だ若輩者ではありますが。僕も自身のことを商売人だと思っています?」と。


 今度は山田瞬──。大島のオジサンの言葉を聞き、少しばかり不快感をあらわにした表情で言葉を返したのだよ。


 まあ、当たり前ではあるのだが。


 すると大島のオジサンは、そんな様子の山田将を凝視しながら苦笑──。

 そしてまた自身の口を開き。


「山田君~。今から大晦日~。正月~等の連休~。そして日本人の海外旅行や外国人の人達が日本へと観光……。そして一月の終わりから二月にかけての中国の旧正月……。今未知のウイルスが流行りつつある中国人の観光客が日本へと多々旅行──。遊びにくる事を君は忘れたのかい~?」と。


 大島のオジサンは、相変わらず山田瞬へと苦笑をしながら告げてくるのだ。

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