第32話 それは、遠い……始まりの記憶②
その手を振りほどかれたとき……
あぁ……またか……って思った。
覚悟……してたんだけどな。
お前は何度学習した?
お前は何度後悔した?
お前はまだ繰り返すのか?
答えは簡単だ。
それが許される限り……おれはその無駄を繰り返す……
それだけだ。
△△△
「そこをどけっ、マーキス……お前はあの大罪人に騙されているんだ」
ある日を境に、アリスは祈り人である己の使命に反しその旅を終えた。
その手を引いた人物……イシュトは大罪人として指名手配犯となる。
その罰当たりな行為に怒ったのはクロウド一人。
その他、マリ、マルティナ、マーキスはそれに加担するように手を貸していた。
「……やだ、どかねぇ……」
聖都の配下となったクロウドとその部下にすでに手負いにされていたが……
その小さな身体で両手を広げ……目の前の連中をその自分の後ろを通る事を許さない。
「……何故だ?貴様も許せないのではないのか?アリスベルを聖地まで導き民の願いを叶える神とする……それが俺たちの旅の目的……それをどこの誰かもわからぬ男のせいで全てがおかしくなった……」
そうクロウドがマーキスへ告げる。
「途中までであったが共に旅をした者としてのなさけだ……もう一度言う、そこをどけ、マーキス」
そうクロウドが言う。
「……俺は馬鹿だからさ、よくわかんねーけどよ、姫が世界を周り世界の人々の声を聞いてその願いを叶えるため聖地に行き神となる……それはこの世界にとってすげぇ大事な事なんだろ?」
そう……手負いで虚ろな目でマーキスが言う。
「あぁ……」
解っているならとクロウドは頷く。
「……すげぇよな、世界の声を聞いてその願いを全て叶えるため神となる……それでどんな世界になるのか俺には想像ができねぇ」
そうマーキスが言う。
「あぁ……そんな壮大な……この世界の宿命を背負っている、それがアリスベルだ……マーキス、お前が今している行いがどれだけの冒涜か……理解したか?今一度言おう……そこをどけ!」
そうクロウドが最後の警告とばかりに告げる。
「…………」
一瞬その言葉に心を揺らいだかのように思わせる沈黙が続いたが、マーキスは不敵に笑い……
「やだね……」
そう返した。
「やれっ」
冷めた目を目の前の男に向け、そうクロウドが告げると、
周囲の部下達の魔法が一斉にマーキスの身体を捉える。
爆風の煙の中から……倒れるマーキスの身体が現れるが……
マーキスはのそりと立ち上がると、再びその両手を広げた。
「あの男の愚かな行為に……貴様が命をはる理由が理解できんな」
クロウドがそう問う。
「……なぁ……クロウド……姫が世界の皆の願いを聖地に届ける……それってすげぇよ……それって重大だよな」
そうマーキスが言う。
「あぁ……解っているならっ!」
そこをどけっ!そう告げる。
「……なぁ、クロウド……そこにさ……姫の願いは含まれるのか?」
返ってきた言葉にクロウドが少しだけ戸惑いを見せる。
「……姫が聖地に届けるその願いの中には姫自身の願いは含まれてるのか?」
そうマーキスがクロウドに投げかける。
「……俺、馬鹿だけどよ、一つだけ……解るんだよ……きっとお前みたいな頭のいい奴にさ、理解できない事……単純で馬鹿だからさ……簡単に受け入れられるんだよ……」
そうマーキスが言う。
「……姫もさ……今は……俺たちと同じ人間なんだぜ、願いや夢の持つ……ただの女なんだぜ……」
そうマーキスが続けて言う。
「……正義の旦那はさ……そんな姫の願いや夢を叶えるために現れた……正義の味方……なんだよ………」
そうマーキスがクロウドに返す。
「……だから、もう一度言うぜ……ここは……どかねぇ」
マーキスは両手を広げたまま……真っ直ぐ前を見据える。
「やれっ!!」
クロウドの合図と共に再び魔法がマーキスに向かい飛び交う。
魔法による爆風の中……マーキスは両手を広げ変わらぬ姿勢のまま姿を現す。
クロウドの部下が再び魔法の詠唱を始めようとするが……
「もういい……」
クロウドはそれを止める。
「弁慶の立ち往生か……奴を牛和歌と呼ぶに値する者とは思えぬが……命を無駄にしたな」
そうクロウドは、マーキスの横を歩く、そして彼が必死で守ったその道を通り抜けた。
△△△
「あちゃー、もう入ってきたか」
神の信仰者に紛れ、フードに身を包んだイシュトとアリス、マリシア、マルティナの4人であったが、クロウドとその部下が自分たちのすぐ側に来た事を知る。
教会に身を隠していたが、聖都の者が教会の信仰者たちの一人一人を調べ上げている。
時間の問題だろう。
「……ねぇ、マーキスは?」
一人、クロウド達の進行を妨げるために途中の道で残ったマーキス。
その身を案じるようにアリスが不安そうに問う。
「……姫、私も…マルティナも後悔はしていない、マーキスも後悔はしていないよ、きっと……」
そうマリがアリスへと告げる。
マーキスの事だ……一度決めたことは死ぬまで曲げようとしない……
そして……いま、クロウドたちがここに現れたということ……
嫌でもそのことを察してしまう。
「……だから、姫も……」
そうマリがアリスへ告げるが……
「無理だよ、例え……このまま私だけ宿命から逃げたって……それで出た犠牲があるなら……私……そんな世界望めないよ」
そうアリスが返す。
離さず掴むイシュトの手が震える……
当然だ……大切なものを犠牲にして笑って暮らせるなら……初めから苦労なんてしていない。
だったら……正解はなんだ?
どうすれば、彼女をこの世界の連鎖から救い出せる?
神となる彼女の変わりに……彼女が笑って暮らせる場所をどうやったら……
離してたまるか……彼女が拒むまでは……この手を……
「後悔……できているとうことをさ……やっぱ姫はイシュトに感謝しないといけないね」
そう、マリはニコリと笑う。
「……あのまま、黙って神になっていたらさ、姫は、今みたいに後悔することすら知らずに全てを失っていたんだ」
そう言って、マリはすくりと立ち上がる。
近づく、聖都の兵。
「多少……我がままにさ、今はその気持ちに付き合ってみなよ」
マリはそう言い、自分のフードを外した。
「イシュト……姫を連れて、そっちの扉の奥に先に向かって、私もすぐに追うからさ」
そう言って、その場でくるりと180度身体を回転させると、自分の居場所を知らせるようにフードを外したその顔を周囲に晒す。
「マリッ!待ってイシュトさんっ!まだ、マリやマルティナがっ!」
構わず手を引くイショトを呼び止めようとするが……
その教会にある秘密の地下道のような場所に入る。
「ねぇ……イシュトさんっ!」
表情に余裕の無い……イシュトは無言でその手を引く。
・
・
・
「ねぇ……マルティナ……お願いできるかな」
追っ手を振り払い、イシュト達が一足先に通り抜けたドアを抜けるとそのドアを閉め……追っ手が入れないよう扉を彼女の軽い体重で押さえつけながら言う。
「あなたの力で……私ごとこの扉を固めてくれる?」
そう、苦し紛れに笑うよう言う。
「なに……言って……」
その言葉に当然同意できないとマルティナが言う。
マルティナの力……石や氷とも違う……
不思議な魔結晶で物や人を封じ込める力……
「時間がないんだ、お願い……扉を固めるくらいじゃすぐに突破されるだろうけど、私の身体、魔力ごと扉を固めればさ……奴らを少しは喰いとめられる……だからさ、私をこの扉と一体化させたらあなたは、姫とイシュトくんの所に急ぐんだよ」
そうマリがマルティナへ告げる。
「……悲しい顔しないで……お願い、マルティナ、これが今私が姫にしてあげられる、私に考え付く最善なの……」
マリが押さえる扉が力強く何度も叩かれる。
強引に破壊されるのも時間の問題だ。
「……ありがとう」
マルティナはマリの手を握り魔力をこめると……扉とマリの身体が青白いきれいな結晶に包まれていく……そんな悲しそうなマルティナの顔を眺めながらマリは呟く……が……
「……ばか、マルティナ、あなた何をっ!」
扉とマリの結晶化が続く中……
マルティナの身体自身もその結晶と一体化を始める。
「……マリを一人になんてさせません……」
そうマルティナはにこりと笑うと……彼女たち二人を周囲が結晶化し……その扉からの侵入者を寄せ付けなくした。
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・
地下道を進むと……ようやく光が見えた。
イシュトは無言でアリスの手を引きながら、数時間ぶりの光を浴びた。
数歩歩いた所でその足が止まる。
人の影が……二人を周囲を囲んでいた。
「ここまでだ……」
クロウドとその部下は……すでにこちらを先回りし包囲していた。
・
・
・
意識なんてもうほとんどない……
あれから、何時間……俺は周囲を囲む敵を相手にしていたのだろう。
気力だけでその短剣を振るっていた。
あと……どれだけ人を斬れば終わる?
あと……どれだけ斬りつけられたら……終われる?
「もう……ヤメテください……もう……」
振るおうとした右手が優しく押さえつけられる。
「……イシュトさん、わたし……やっぱり神になります」
……その言葉に絶望する。
あぁ……何度目だ?
何度目の後悔になる?
「そして……人々の……イシュトさんやマリやマルティナ……マーキスの……幸せに暮らせる世界を造りたい」
そうアリスが告げると、イシュトの手を離し……聖都にその身体を引き渡す。
クロウドはアリスを裏に待機してあった馬車へと載せると……
「その大罪人は始末しろ」
そう告げる。
「……やめて、イシュトさんや他の皆はっ!!」
そうアリスが叫ぶが、部下を残し馬車が走り出す。
お前はこの数々の失敗の中で何を学習した?
何を後悔した?
また……無駄になる……その無駄に何人も犠牲にして……
お前は……正義の味方を名乗るのか?
ただ……腕を振り上げては目の前の敵を斬る……
ここで倒れたら……全てが終わるんじゃないのか?
終われるんじゃないのか……
その先の未来はどう変わるのだろうか……
タイムパラドックス……過去改変……難しい話はわからない。
きっと……この世界に置いてその行為は紛れも無く大罪であろう。
だから、俺はこの世界に抗う……
・
・
・
それから、数年の年月が立つ。
アリスが密かに宿していたイシュトの子は6歳となった。
祈り人としての使命はその子へと全てが引き継がれ……
アリスは聖地に汚れを運んだとして、その聖地の地下へと幽閉された。
そして、数ヵ月後に6歳と言う幼い年で、この世界に神と呼ばれる者が誕生する。
また……その数ヵ月後。
両目は潰され……もう何も見えない。
手探りで辺りを探りながら、人気の無い身の隠せるような場所を探しそこに身を置いた。
「……誰だよおっちゃん?」
不意に幼い子供の声がする。
男の子、女の子どちらとも取れる声だったが……
口調的に前者かと勝手に想像してしまう。
「……すまない、ここは君の場所だったのか」
イシュトはそう少年へ告げ、その場を離れようとするが……
「……面倒ごとに巻き込まれたくないし、もう少しだけ居ていいよ」
なんとなく、事情を察したのか、何か事情があったのか少年はそう言った。
「……すまない」
その言葉に素直に甘える。
咀嚼音が聞こえる……少年が食事をしているのだろう。
はしたないと知りながらも……しばらく食事にありつけていなかった身体は求めるかのように流れた唾液を飲み込む。
「なぁ……腹減ってる?」
少年に気づかれたかそう尋ねてくる。
そして、遠慮して黙っていたが何かが側に投げてよこされた。
「……ありがとう」
そう言って乗り出し、投げられたそれを探すが、
しっかり気配を追っていなかったそれはどこにあるか探すのに苦労する。
「……おっちゃん、もしかして、目が見えてねぇのか?」
そう驚いたような声をあげ……少年は手に取りそれをイシュトに手渡した。
・・・それがヒリカの出会いへと繋がる記憶。
・
・
・
その出会いから、イシュトはヒリカの師となり、時折、短剣の使い方を教えた。
その代わりに、ヒリカはイシュトに食料と身を潜める場所を提供した。
そして……月日はまた流れる。
いつものように、街でイシュトと自分の分の食料を奪いに着ていた。
いつものように…それで終わらせるべきだったのだ。
月日を重ね、イシュトの側で……その不器用な正義の味方の優しさに触れる内に……ヒリカの女の部分は大きくなっていた。
とある衣類店……そこの展示窓に飾られるドレス……
それは、明らかに必要の無い悪だった。
女としてきれいに飾った自分を……イシュトに見て貰いたいそう思った。
目が見えない……そんな無駄な行為……わかっていたのに……
ヒリカはイシュトに……女として見てもらいたいと願うようになっていた。
「どろぼーーーっ」
いつものような叫び声……
その日はいつも以上に警備している者が多かった。
何処かでイシュトの情報が漏れていて……この辺りの警備が強くなっていたのかもしれない……そんな事情をもちろん彼女は知らない。
捕らえられるヒリカ……
持ち物を全て取り上げられ……
そこに居た聖都の人間の一人が……その所持品に興味を示す。
「おい、小娘……その短剣、誰のものだ?」
灰色の髪に黒いサングラスの男……
クロウドはその見覚えのある彼女の所持品についてたずねる。
「おいっ、そのドレスのお金を店主に渡しておけ」
クロウドはそう部下に告げると……
「この小娘の身柄は我々聖都の者が授かる」
そう店主へ告げ、ヒリカに近寄る。
「小娘、案内しろっ!」
そうクロウドはヒリカに脅すように告げた。
・
・
・
ざっざっざっと足音が近づいてくる。
ヒリカが帰ってきたと思ったが……足音の数は多く……
目が見えなくなり培われたその気配を読む力はどことなく……
その悪い知らせを読み取った。
「出て来い、イシュト……この辺りにいるのはわかっているっ!」
クロウドは部下を引き連れ、ヒリカを人質に取りそこに現れた。
「この小娘は……盗みを働いた悪人だ、この場で私の好きに裁いても良いが……貴様がその身柄を差し出せば見逃してやってもいい」
そうクロウドは見えない相手に告げる。
「だめだ、出てきちゃダメだっ!!俺の事は気にするなっ大丈夫だからっ!!出てきちゃ……きゃっ!!」
バシンと強く叩く音と少女の悲鳴が響く。
「……イシュト……ごめん……俺、大丈夫だから……出てきちゃ……だめ……だよ」
涙をぼろぼろと流しながら叫ぶ彼女を裏腹に……
両手を挙げた……目すら見えていない男は、彼女の前に姿を晒した。
「ヒリカ……君は優しい……この世界が君を悪だと言おうと……その正義を忘れるな」
そうイシュトがヒリカへと告げる。
「どうして……なんで、出てきた……なんで、俺なんかのために……正義の味方を諦めちゃうんだ……」
そんなヒリカの悲痛な言葉。
「……こんな死にぞこないの……出来損ないの正義の味方で君を命の恩人を助けられるなら安いものだ」
そうイシュトは笑い……ヒリカと代わりその身柄を囚われる。
「イシュトーーー、いやだ、イシュト……俺は……私は……」
そう必死になにかを告げようとする……
・
・
・
数日後……聖都の街のど真ん中で、大罪人の処刑が決まった。
街中の中央の広場に作られた処刑台。
大きなギロチンにイシュトはその身体を固定されていた。
上空に人の身体三つ分くらいの刃が引き上げられ固定されており、
真下に丸く切り抜かれた穴からイシュトはその頭だけを覗かせていた。
「やめろーーーーっ!!!」
処刑開始される直後、少女の悲痛な叫び声が響くが……
「ヒリカっやめろ!!」
いつも彼女が食料を盗んでいた店主は彼女の身を案じるようにその身体を押さえる。
彼にも生活がある……彼女の行為を許せる訳ではないが、彼女がこれ以上の罪を重ねるのを望むわけではない。
今、この……処刑を邪魔すれば彼女もただですまないかもしれない。
店主はヒリカを地に伏せるように押さえ込む。
ヒリカは地に這いつくばりながらも、頭を上げ……叫ぶ
「やめろっやめろよっ……その人は大罪人じゃないんだ……正義の味方なんだっ!」
そうヒリカは叫ぶ。
「やめてくれ、とめてくれ……お願い……お願いします……」
ヒリカは大粒の涙を流しながらそう乞う。
クロウドの掛け声と共に、つるされた大きな刃は勢いよく地に落ちる。
「イシュトーーーーーーッ!!」
そんな少女の悲しい叫び声だけが街中に響き渡る。
そして……無様に……終わる。
終わってしまう……。
だが……そんな死で彼の……俺の大罪は許されない……
死してもまだ、世界は俺を……許しなどしない。
黒い帯が伸びてくる。
まるで……俺をこの世界に縛り付けるかのように……黒い帯が伸びてくる。
その楔は俺を固定する。
いつかアリスと月を見た泉……
世界の果てと呼ばれるその場所に俺はいつのまにか……その姿を固定させられていた。
この世界で果てた……負の感情そのものがまるでその泉に流し込まれるように……空から滝が流れ落ちるように黒き水に姿を変えた憎悪は俺の身体を通しその泉に流れる。
死すら許されない……
それでも……だからこそ……
俺は……創造する……幻影を具現化する……
大罪人として……その身体で永遠に人々の憎悪を受ける代償として……
俺は……俺と言う幻影を……この世界に送りつける。
アリス……マリさん、マル……マーキス……かつての仲間の幻影を送り続ける……
何度心配しようと……アリス……お前の救える世界を……
お前の望む、幸せな世界を……
創り出せるまで……俺は……世界に抗い続ける。
イシュトの返り血を浴びたクロウド……
イシュトの所有物……短剣を持つヒリカの右腕……
彼の呪いを受けるかのように……寿命の無い身体と……世界の修正による記憶の改ざんを受けなくなった。
△△△
牢の中に居る……魔女から語られた過去。
アスもイエーリも複雑そうにその話を聞いていた。
神によりこの世界は幾度も書き換えられ……
その歴史を永遠と行き続けている存在が居る事……
それは幸運なのか、不幸……なのか。
当人にしかわからないのだろう。
「……でも、もうそれも終わらせなければなりません」
牢の中の魔女はそうアスへ告げる。
世界に抗う……大罪人。
その存在を知ることになったアス。
だが……その中で思う。
世界の憎悪を一身に浴びながらも……その大罪に押しつぶされるような苦痛を永遠に受けながらも……
神となる者を自分の子とし、この魔女に宿しその地位につかせ……その大罪と苦痛の十字架を背負いながらも……この世界を思い通りに操れないまでも、この世界を形度ってる本当の元凶が……誰であるかを……
倒すべきは……神では無く……
終わらせてやらなくてはならないのは……神では無く……
魔女の使い……お前は学習する時だ。
後悔をする時だ。
終わらせてやる……すべて。
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