地理や国家説明
作中に登場する国家が存在するのはサークルランドと言われる大陸である。
巨大な円の形を描いており、 大陸の外縁部を7つの国が
内陸部を亜人達が統治している。
亜人は外縁部を人間圏、 内陸部を亜人圏としている。
外縁部から内陸部にはそれぞれ超危険地域と呼ばれる地域が広がっており
中に入れば二度と出て入れないと言う伝承が伝わっている。
それは過酷な環境であると
同時に内陸部は亜人達の領域であり亜人達は人間が亜人の情報を持ち帰る事を嫌い
中に入って帰ろうとする人間を探知する呪いが超危険地域全域に張り巡らされており
探知されて始末されてしまうからである。
人間達の国はカラメル王国、 ビア帝国、シクラメン合衆国、 ウェーサーカ法国
トング連邦、 森羅共和国、 カマボコ公国、 カラメル王国の順で時計回りに
大陸外縁部を覆っている、 深海戦争の時の条約でこの七ヶ国は連合国として
世界的な協調路線を取り、 表面上は同盟関係になっているが
水面下では色々やり合っている。
【カラメル王国】
国家イメージ:中世ヨーロッパ
国家元首はカスタード・カラメル。
王を中心とした貴族制度を取り入れた身分制度を採用している。
特に問題無く国家として運営しているが王や貴族の良し悪しで
国が左右される為、 やや不安定気味。
国防には騎士階級貴族からなる騎士団が存在しており
兵力はそれなりに高い。
人間の人口が多いが他種族に対する差別感情は特に無い。
隣接する超危険区域は食べ物の殆どが刺激物の広い樹海【赤い森】。
【ビア帝国】
国家イメージ:ドイツ
国家元首はフライ・ボウル・ビア。
皇帝を頂点とした貴族制度を採用しているが実力主義がまかり通り
過去の皇帝の殆どが下剋上で成り上がった皇帝である。
現皇帝の帝位争いで殆どの貴族達が死亡しており
平民からの貴族登用も行っている等、 実力が有る者にとっては楽園。
国防には皇族が指揮する魔術師団が存在するが
皇族の高い魔術能力と低い指揮能力から戦力としてはチグハグである。
人間と他種族の人口は半々。
隣接する超危険区域は地面に空いた巨大な亀裂【冥府の門】。
【カマボコ公国】
国家イメージ:草原国家
国家元首は水魚 かいせん。
大公を中心とした貴族制度であまり支配力が強くない
国全体を通して大量の河川が流れており水害に悩まされるが
漁業資源が豊富である、 攻めにくく守り易い地形から難攻不落の国と呼ばれる。
国防には民から志願兵を集い貴族が指揮するやり方を取っている。
人間よりも他種族の人口が多いが基本的に人間の方が貴族等の地位に付いている。
隣接する超危険区域は国のほぼ全ての河川の水源である【大瀑布】。
【森羅共和国】
国家イメージ:ファンタジー
国家元首と呼べる人物は強いて上げるならば共和国議長である。
人間以外の他種族が集まって形成した国家で
元々はエルフ達が集まって出来た国であり、 エルフが唯一住む国でもある。
エルフ保護法と言うエルフ優位の政策を取っており
エルフと他種族の格差が問題になっている、 人間がほぼ居ない他種族の国である。
政治体制は部族や氏族からの代表議員を選出しての話し合いである。
国防には傭兵を雇っており、 平時の軍備予算はほぼ存在しない。
隣接する超危険地域は巨大な砂漠地帯【馬佐良砂漠】
【トング連邦】
国家イメージ:ロシア連邦
国家元首は連邦議員【七連星】
連邦内から選出された七人の議員が全てを決定する共和制を行っている。
この七人の議員は全体的に寒冷で過酷な連邦の国土の人民達を引き入れる人材で
構成されており実力主義で決定される、 ビア帝国までではないが実力主義の国家である。
宗教を否定しておりウェーサーカ法国との仲は悪い。
国防には民から徴兵を行っており国民全体が戦闘の心得が有る。
人間よりも他種族の人口が多く、 人間を見下す傾向が有る。
隣接する超危険地域はサークルランド最大の山脈【トング大山脈】
【ウェーサーカ法国】
国家イメージ:和風
国家元首は教皇バアル。
大陸全土に広がる宗教の総本山で世界各国の教会の総元締めである。
嘗ては王が統治する国だったが王が聖女を謀殺し
神の報復による百万の聖女と聖者の行軍により王家は滅び。
新しく神に仕える法国として生まれ変わった。
神を第一に考える為、 過激な思考になりがちでギスギスする事も多い。
政治体形は教皇と枢機卿と聖女の三院政治である。
国防には神聖騎士団と神に選ばれし聖女が行う。
人間至上主義の国で他種族を全て人間の奴隷として考える。
隣接する超危険地域は大渓谷【龍の渓谷】
【シクラメン合衆国】
国家イメージ:アメリカ合衆国
国家元首はバンセイ大統領。
広い国土に多くの国民を抱える国民から選出する選挙で国家元首を決める国。
その為、 選挙演説の為に通信設備は充実しているが
度重なる政治的腐敗から国民は政治に対して信頼せずに
犯罪が多発する無法地帯になり果てている。
ビア帝国から様々な援助を受けており見返りに様々な危険な実験を行ったりと
殆どビア帝国の属国の様な立場になっている。
国防には国民から徴兵した軍隊が有るが
これもビア帝国からの援助で成り立っていると言って良い。
隣接する超危険地域は巨大な人口建造物【発明王の城】
【亜人圏】
国家イメージ:辺境はそれぞれ大自然、 内陸部は九龍城
国家元首は無し。
そもそもが国として成り立っているか微妙なラインである。
人間圏との境目を守護する辺境伯を配置して後は殆ど政治的な事はしていない
一応、 人々を守る騎士団なんかは有る。
辺境よりも内陸部では八王の傘下に入ったり等している者が多く
日々小競り合いをしたりしている割と殺伐としている感じである。
とは言え人間圏への侵攻の禁止等の法律は決まっている。
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