フィクションだっていいじゃない

【海外ドラマ】 リッパー・ストリート シーズン１ 第１話

本日は、BBC制作の海外ドラマ「リッパー・ストリート」です。

こちらは、当方はアマゾンプライムで視聴し始めました。

どうやら全５シーズンで完結のようです。（な、ながい……）

ですが、よくある１話ごとに１エピソード完結になっているようで、

その背景に大きなメインの事件が実は繋がってるってタイプの作品のようです。

その為、私のようにあっちこっち並行して観ている浮気性の方にもお勧めします。

こちらの作品は、題名にもありますが、

「切り裂きジャック」事件が大元になっているミステリー作品です。

ホームズや黒執事等がお好きな方は、はまれそうな世界観ですね。

衣装やセット等も素晴らしく凝っています。

個人的にはあの時代のイギリスの街並みや洋服が大好物です。

男性なら三つ揃えのスーツなんか着てみたい人生でした。

何故か、女性の衣装も素敵なのに興味は圧倒的に男性の衣装……。

それでは、これ以上変な癖が出ないように本題にいきましょう。

次ページよりネタバレ感想に移ります。

このドラマの主役はリード警部、その上司が黒執事などでもおなじみのアバーラインです。

こちらの作品のアバーラインはだいぶお年ですが。

そして、暴力的な取り調べをする格闘技が得意な相棒警部、そして正体不明の女たらしの監察医が主なレギュラー登場人物のようです。

リード警部の脇も怪しい人物ばかりなのがいいですね。

警察や医者だからと言って、完全に正義感だけの人間ではないところがイギリスらしい設定です。

確かホームズもボクシングなんかを嗜んでいたんですよね。

第1話では切り裂きジャック（以降リッパーと表記）の仕業と思われる女性の遺体が見つかります。

遺体がリッパーの時と同じように、目や首などに傷がついているので、そう思われるのですが、ところどころにリッパーの犯行とは異なる点が出てくるのです。

その遺体なのですが、全裸ですし、結構メイクが良くできています。

グロいのが苦手な方は抵抗あるかもしれません。

この女性はリッパーの殺害対象となる売春婦ではあったんですが、

その売春婦になったいきさつが悲しいもので。

稼げなくなってしまった夫を助けようとヌード写真のモデルから、どんどんエスカレートして変態金持ち相手の娼婦になってしまうのです。

何やら、昨日の由利麟太郎から、不幸で変態の餌食になってしまう作品が続く……

結局、変態貴族がコスプレして女性と致してる最中に勢い余って首を絞めて殺してしまい、それを無理やり撮影させられていたカメラマンの写真からリード警部は真実に辿り着くっていう……

日本の今の放送コードなら間違いなくアウトな映像も多いです。

最近は洋画のそういうシーンまでカットするし、温泉サスペンスドラマのポロリなんか今はないもんな……。

只、エロだけが目的でなく、表現の一環として、過激なものでなければ放送してもいいんじゃないかと思うんですが。

一番、このドラマでいいなと感じたのは、真相に辿り着くまでにいろんな伏線が張り巡らされていて、その見せ方が上手いという点でした。

女性だけが被害者で毎回こういうパターンの話かなと思ったら、

次回予告では、少年と老人がメイン？のようで、ワンパターンではないかも……期待できると感じました。

本日の結論：変態貴族さえも画になるイギリス人、おそるべし。