確かにそれは探偵小説、推理作品であるもの。しかし、それだけでは終わらないストーリーが展開されており、とても読み応えのある作品に仕上がっております。輝きある探偵の印象の裏に眠る暗部とそこに踊らされ踏み込む少年を描いたアンチ探偵形式の本格ミステリーとなっております。
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