徳川家茂の憂鬱〜将軍と天皇の妹が政略結婚したら青春ラブコメはじまった〜

作者 ほおの紅

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目次

連載中 全59話

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  1. 序◆月影の宿る清水の調べあひて夜半に澄みゆく玉琴の声
  2. 一◇八百万神のまもりもふかゝらむ君明らかに民安き世はく
  3. 二◆哀しぞと見ませすへ神ませし世の御影をだにも知らぬ憂き身を
  4. 三◇夜の間は子はいかにとや待ち得つつあした野原に雉子鳴くなり
  5. 四◆色々の錦の幣とちはやふる神も三室の社のもみぢ葉
  6. 五◇藻塩焼く煙も子ゆえ惑ふらん須磨の上野に雉子鳴く声
  7. 六◆梓弓ふく春かぜをたてぬきにをりはへなびく青柳のいと
  8. 七◇目に近くかけてぞ映す遠鏡遠ざかりゆく波の立居も
  9. 八◆遅れじと香を競ふらんものゝふの果ての色に咲ける梅が枝
  10. 九◇人の上に憂しと見てしも憂しや我恋てふ事を習ひそめけり
  11. 十◆ねみむとは思ひがけねど若草の萌え初めにける色は知れ君
  12. 十一◇さほ姫の霞の袖に包まれて行方知らずも雲雀鳴くなり
  13. 十二◆嬉しきも憂きをも共にせし人ぞ思ふ心の底も語らん
  14. 十三◇知らで過ぐる心のさかも打ち出でて問わばや友に語り明かさん
  15. 十四◆誘へるは誰が袖の香と吹く風もおどろくまでに匂ふ立はな
  16. 十五◇清かなる光や惜しむ佐保姫の霞の袖につつむ月影
  17. 十六◆穂に出ぬ心の奥も見ゆめればやさしきものか水茎の跡
  18. 十七◇惜しまじな君と民とのためならば身は武蔵野の露と消ゆとも
  19. 十八◆故郷を思い明かしの浦泊まり月を京の友と眺めて
  20. 十九◇真心を涙の袖にぬきとめて記せる書や世に類なき
  21. 廿◆玉くしげ再びかけし言の葉に臣の臣たる真心を知る
  22. 廿一◇宮人よ今日のみならで幾秋も問へかし菊の千代を契りて
  23. 廿二◆残し置く言葉の露の光をばけだしと磨くあはれ大丈夫
  24. 廿三◇咲く花の色見え分かぬ夕まぐれ香やは隠るゝ庭の梅が枝
  25. 廿四◆さもあらぬ御代にもかねて波風の立つらん時を嘆きてしがな
  26. 廿五◇つらしとや哀れとや見む春の夜の清けき月をへだつ霞は
  27. 廿六◆いとゞ猶逢い見て後は思ひ草茂る心ぞ苦しかりけり
  28. 廿七◇この度はえこそ帰へらぬ行く水の清き心は汲みて知りてよ
  29. 廿八◆夜と共に花待ちわぶるうたた寝の夢のたゝちも春の山ふみ
  30. 廿九◇いつわりの有る世ながらも頼むぞよ行く末かけし仲の契りは
  31. 丗◆ 逢ふと見し夢は儚く醒むれども醒めぬは恋のまよひなりけり
  32. 丗一◇朝夕に置き添ふ露もくれなゐの色にうつろふ大和撫子
  33. 丗二◆天下安けかれよと三笠山さしてぞ祈るきさらぎの空
  34. 丗三◇色ごとに咲く姫ゆりの花に愛で誰か衣手や露に濡るらん
  35. 丗四◆知られじと忍ぶこそげに苦しけれ包むにあまる袖の涙を
  36. 丗五◇置く露の消えやすくとも白玉と紛ふ光に心倣らはん
  37. 丗六◆山深く隠れて棲みし人も今道ある御代の道に出らん
  38. 丗七◇ゆたかなる御代の例と仰ぎつゝ今日分け染むる敷島の道
  39. 丗八◆待たれしは現なりしを時鳥夢かあらぬか今の一声
  40. 丗九◇久かたの天の河風通へばや影も涼しき夏の夜の月
  41. 四十◇春の日の光にけちし埋み火をまた掻き起こす夜嵐の音
  42. 四一◇政事正しかりせばかしこくも神の心に叶はざらめや
  43. 四ニ◆かくばかり恵みあまねき御世になお物乞ふ声の聞こゆるぞ憂し
  44. 四三◇真ごゝろの玉ぬきかけし言の葉は人の国まで露結びけり
  45. 四四◆身に沁みし人の心の花の香を我が衣手にはやも留めむ
  46. 四五◇咲き初める色香に早も袖染めて待ちし心を花に知らせむ
  47. 四六◆ 袖に置く涙のつゆに映しませ逢うがまほしと恋ふる御影を
  48. 四七◇峯も尾も梢ひとつに咲き満ちて花盛りなる四方の山々
  49. 四八◆見し夢の名残りも深き春の夜は・・・・・・
  50. 四九◇隈もなく映す鏡に映してぞ遥けき山の花を見るかな
  51. 五十◆いにしへの跡埋むなよ道といふ道を学びの窓の白雪
  52. 五一◇眺めやる心の隈やいかならん月だに霞む春の夜の空
  53. 五二◆踏み惑ふ人はあらじな君が代に道といふ道は開け行きつゝ
  54. 五三◇白露と消えても消えぬ光あれや猶吹き返す野辺の秋風
  55. 五四◆花の香に心を深く留め置けば惜しまず薫る夏の衣手
  56. 五五◇照月の影かと見れば白々と有明近き夏の夜の空
  57. 五六◆横雲のたつとも見えぬ天の戸の花よりやゝもあけぼのの空
  58. 五七◇思わずも問ひ来る人は花の香を誘ひし風に誘はれにけむ
  59. 五八◆花結ぶ庭の千草の色にこそ早くも秋の立つと知らるゝ