PC紹介:マリー・クリフィス(PC2)

GM:次はPC2の自己紹介だね。mistoさん、よろしく頼んだ。

misto(以下、マリー):うん、了解したよ。




マリー:「すぅ、すぅ……うぁ? ……寝てないの。ちょっと意識が飛んでただけ。寝てないの。

 コホン。私はUGN中枢評議会直属、精鋭遊撃部隊レインズ所属のマリー・クリフィスなの。

 ……若すぎないか、なの? それは当然。マリーはまだ活動3年目のFH製クローンなの。とは言え、レインズに足る基本スペックは有してるから問題はないの」


 マリーの目が、昔を懐かしむように僅かに細められる。


マリー:「私はレインズ隊長の白辺壮一にFHのクローン生産施設から助けられた個体で、今は亡き"マスターレイス02"のバックアップを目的に造られたの。

 本来であれば、"マスターレイス02"が死んだ事でマリーも施設ごと破棄されるはずだった。けど……隊長がマリーを助けてくれたの。

 白辺壮一は後見人として私を引き取って、普通の人間と同じように色んな事を教えてくれた。だから、マリーは隊長に大きな恩があるの。レインズに所属しているのも、私のスペックを活かして恩返しをするため。

 レインズは私の家。隊員たちは私の家族。ここは誰にも奪わせないし、ここを護るためなら"シュエット"……FHクローンとしての汚名を背負う事も、血に塗れる事もマリーはいとわないの」


 言葉を区切り、彼女は熱くなっていた自身を落ち着けるように息をつく。


マリー:「続いて、マリーの個体性能の説明に入るの。

 エンジェルハィロゥ / モルフェウス / ブラム=ストーカーのトライブリード。戦闘適正は射撃型。

 アサルトライフルに似た銃と弾丸を自分の血で作成する能力を持つの。故に、単身で敵陣へ乗り込んで襲撃を行なう事も可能。

 そして、この能力の根幹は血を操って暴走現象を引き起こすことなの。マリーの弾丸を受けた相手は、全身の血液が勝手に逆流を始める。そして人体の構造はそれに耐えられない。結果、マリーの攻撃を食らった敵は――」


 指を銃の形に整え、話し相手に向けてみせる。


マリー:「――爆散するの。

 敵は全身から血を噴出させて死亡する。おかげで任務を終える度に血塗れで、付いたコードネームは"ブラッディメアリー"なの。

 スペックの解説は以上。それじゃ、作戦行動に移るの」




マリー:こんな感じの娘なの。よろしくなの。

GM:なるほど。特徴的な語尾が可愛いね。よろしく!

稀生:キャラの濃さでも負けないようにしないとな。




◆マリー・クリフィス


▼コードネーム

 "ブラッディメアリー"

▼シンドローム

 エンジェルハィロゥ / モルフェウス / ブラム=ストーカー

▼ワークス / カヴァー

 UGNチルドレンB / UGNチルドレン


▼出自……有名人:鳩宮はとみやアンゼリカ

 お姉さまだけど、あまり会ってはいないの。迷惑だろうから。

▼経験……純粋培養:"マスターレイス02"

 私の完成形なの。

▼邂逅……いい人:白辺壮一

 私の救世主なの。見つけて貰えなかったら、マリーは死んでいたの。


▼ロイス

 Dロイス……実験体ロストナンバー

 固定ロイス……鳩宮アンゼリカ   ●P:尊敬 / N:劣等感

 固定ロイス……"マスターレイス02"   P:尊敬 / ●N:無関心

 シナリオロイス……ニュクス   P:執着 / ●N:脅威


▼能力値・技能値

 【肉体】1 〈回避〉1

 【感覚】10 〈射撃〉6

 【精神】1 〈RC〉1、〈意志〉3

 【社会】1 〈調達〉2、〈情報:UGN〉3


▼エフェクト・イージーエフェクト

 《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》、《赫き弾》、《ワンショットツーキル》

 《赫き猟銃》、《破壊の血》

 《不死者の恩寵》

 《ヘヴンアイズ》

 《かぐわしき鮮血》、《真昼の星》、《壁抜け》


▼アイテム

 『バディムーブ』

 『応急手当キット』

 『コネ:UGN幹部』


▼備考

 外見13歳、実年齢3歳女性。身長145cm。体重46kg。青灰色の髪に、灰色がかった目。濃緑のジャケットを羽織る、血液から作った銃と弾丸を操るUGNチルドレンの少女。

 特徴的な語尾で部隊の雰囲気を和ませるが、その正体は"マスターレイス02"のスペアとして造られたクローン。本体の死亡に伴い製造施設ごと破棄されそうになったところを、レインズを率いた白辺壮一に救われた。

 その後は恩返しとしてレインズに入隊し、実験体のスペックを存分に発揮している。

 ちなみに、FHクローンとして付けられる予定だった"シュエット"の呼び名はフクロウを表す。

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