ウォーデッド

作者 C-take

81

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★★★ Excellent!!!

事故により主人公、籐ヶ見颯(とうがみ はやて)は、妖を狩り世界の均衡を護る番人――ウォーデッドとなる。
ウォーデッドを監督する十六夜とタッグを組み、現世で妖を滅殺し続ける日々。
そんな中、物語の進行とともに颯の存在がイレギュラーなものであると明らかになっていく。
ウォーデッド颯が抱える謎。そして他のウォーデッドとの差異。
様々な人間、ウォーデッド、妖の思惑が絡まり合い、世界は颯を中心に動き始める。
かくして運命の歯車は回り始めた。
果たしてウォーデッド颯は運命を切り開けるのか?
そして彼の選択は?
保守か、革新か。はたまた違う何かなのか?
謎が謎を呼ぶ現代バトルファンタジー。
全ては宿命なのか――

★★★ Excellent!!!


この物語の主人公、颯は天命に背き、罪を犯した。
そしてその罪を償うため、ウォーデッドと呼ばれる死の『理』の番人となり、現世の不浄である妖を狩ることになる。

――罪自体が大事な者を救うためだったとしても。
――――彼にはもう、大事な者の記憶が無かったとしても。

十六夜と呼ばれる謎の少女と契約し、二本の刀を手に戦い、護り続ける。
そう、その身が果てるその瞬間まで……


現世と隠世という世界を舞台に、ウォーデッド達が妖相手にバトルを繰り広げるダークファンタジーです。
ウォーデッドになる契約時に記憶を消された颯(はやて)と、その相棒であり管理者である十六夜(いざよい)。
なんといっても、このタッグが魅力的。
スタイリッシュなバトルシーンもあれば、日常のコミカルなやりとりがあったりで、読者を飽きさせない工夫が満載です。

もちろん他の個性的なキャラクター達も続々と登場します。
俺ツエーな展開にはならず、敵役も能力持ちだったりで仲間との共闘や葛藤を交えた熱いバトルシーンを読むことが出来ます。

他では中々見ることが出来ない、和風ダークファンタジーを是非、ご一読ください!!

★★★ Excellent!!!

 天命に背いた罰として記憶を失い、戦いに身を投じた「ウォーデッド」と呼ばれる者たちと、関わる人々が織りなすドラマを描いた、和風バトルファンタジーです。
 主人公は「颯」という名の、隻眼の青年。人ではない者――ウォーデッドに身を変じ、妖を討つ役割を果たしていた彼は、とある事件を切っ掛けに生前関わりの深かった者たちと接触することになります。

 数知れぬウォーデッドの中でも、特殊な存在と言われる颯と、彼を選んだ「十六夜」と呼ばれる祖霊の代理者、颯が守りたいと願った人たち。その人間模様と、それぞれに個性がある妖たちとの戦いが、この物語の軸になっています。
 繊細で丁寧な印象を与える筆致ですが、バトルの描写はかなりの迫力があり、様々な要因でピンチに陥ることもしばしば。読み手は物語の行方をハラハラしながら見守ることになるでしょう。

 ウォーデッドや十六夜、妖などの成り立ちについても、丁寧な練り込みと豊富な知識がうかがえます。手に汗握る和風バトルファンタジー、ぜひご一読ください。

★★★ Excellent!!!

妖を刀でもって狩る主人公を描く現代バトルファンタジーですね。

バトルに関しては、能力バトルや少年漫画的バトルなどの王道をいく感じで好感がもてます。
人間関係(人間じゃないのもいるけど)も、人間人外含めて結構早めかつ豊富に登場するので、今後に期待が持てますな。

文章も読みやすいのでおススメです。