殺し屋ハニーマスタードの機械部品

登場人物紹介

ハニー

火星で対原住民殲滅戦に参加していた狙撃手。両足を失い、かけがえのない友人であった歩兵アンドロイドの足を義足代わりに着けている。修理不可能となった友人を元に戻すため、工科大学のコネを狙いメルバ研究所で用心棒を務めることになる。裏社会では駆け出しの殺し屋・ハニーマスタードとして認識される。日米ハーフ。30代前半。

チョコレートミント

眠らない女。メルバ研究所の調査員。他研究所が差し向ける殺し屋に狙われている。休学中の大学生。21歳。

パーシー・メルバ

メルバ宇宙生物研究所所長。マンハッタン工科大学を飛び級で卒業した少年。宇宙から来た生命体ビターを研究する。チョコレートミントを使って他研究者と研究体を奪い合う。14歳。

ポピーシード

メルバの個人秘書。メルバとは彼が実家にいた時からの付き合い。運転と家事全般が得意。マンション経営もしている。40～50代くらいの既婚女性。

アーモンドファッジ（アーノルド“アーニー”・ファッジ）

ハニーの戦友。学生時代から火星まで長い付き合い。秘密主義。殺し屋斡旋と裏社会情報を生業にしている。ハニーに借りがあるらしい。

マスタード（MS-T4400#81）

ハニーの親友。観測手。戦闘支援ＡＩを搭載した、二足歩行の歩兵型アンドロイド。ケートエレクトロニクス社製（倒産）。自我がある。火星で爆発からハニーをかばって損壊する。スペアの脚部部品とメモリーチップが残されている。