幕間 花売りの少女

※三月中に執筆中の第三話を公開予定でしたが、スケジュール的にちょっと厳しくなってきました。

進捗的には全五章中四章まで書き終え五章に入っているのですが……

三月末~四月頭にずれ込むかと。

という訳でつなぎの短編です。

楽しんでいただけましたら幸いです。よろしくどうぞ!


――――――――――――――――


 マックスの奴がギャンブルで有り金をすったらしい。そんなことは日常茶飯事なのでどうでもいいが、腹が減ったと五月蠅いので《パンドラ》で奢ってやることにした。この犯罪都市で唯一の中立地帯・メインストリートにあるまともな飯が食える貴重なバーだ。


 気持ちよく幾つかのメニューを平らげたマックスが、スコッチを煽りながら知ったげに語る。


「――でよぉ、兄弟は気前がいいし、そりゃあ見た感じはタフガイってタイプじゃねえが、甘いマスクで女に可愛がられるタイプだ。そんでケンカも強えときてる。ここに来る前は随分モテただろ?」


 こいつケンカした数日後にばったり会ったときから俺のことを兄弟って呼ぶんだよな。認めた覚えはないんだが……


 随分とごつい奴に懐かれたもんだ。


「さぁな」


「実際どうなんだよ」


「――モテた覚えはないよ」


 それでもマックスの言葉で、二人の少女の顔が脳裏をよぎる。


 一人は夏姫だ。俺の――多分、最後の家族。


 そしてもう一人は、日本を出て最初に行ったフィリピンで知り合った少女。


 名前は――ターニャ。確かターニャと名乗っていた。


 どんな少女だったのか、実はよく知らない。彼女と過ごしたのはたった一晩だけだ。




   ◇ ◇ ◇




 日本を出て数週間。密航や偽造ID、《運搬屋ポーター》への心付けという口止め料――なんだかんだで日本から持ち出した金の多くを使ってしまった俺は、二十四時間営業の違法カジノ――そこのパートタイム用心棒をして逃走資金を貯めていた。


 そんなある日、仕事を終えて寝床である安宿へ帰るさなか、深夜の街で日本じゃまず見ない異様なものを見た。


 花売りの少女だ。


 その少女は――幼女ではない、俺と同じくらいだ――花でいっぱいの籠を提げ、通りの隅で所在なさげに佇んでいた。


 長い黒髪。顔立ちは整っているが、痩せ気味で目に覇気がない。スラムの少女か。きっとあの花が売れるまで帰って来るなとでも言われているのだろう。異能犯罪者なら他に食い扶持があるはずだ、こんな深夜に売れそうもない花を売るために通りに立っているのはそういうことだろう。


 辺りを見回す。不味い串ものや麺を出す屋台に寄る人はいても、少女に気を留めるようなものはいなかった。


 俺はその所在なさげに佇む少女の姿に、出会ったばかりの頃の夏姫の姿を思い出した。


 思い出したからには仕方ない――俺はその少女に近づき、慣れないタガログ語で話しかける。


「――いくらだ?」


 たまには殺風景な部屋に花を飾って寝てもいいだろう――そんな言い訳を自分にしながら話しかけると、俯いていた少女ははっとして顔を上げた。


「……え?」


「買うよ。いくらなんだ?」


 言いながら適当に何輪か籠から花を抜き取る。そういや部屋に花瓶はないな……まあコップでいいか。


「……――、です」


 少女がおそるおそる口にした金額は、とても花を数輪買った代金とは思えない金額だった。


「高えよ! そりゃこんな時間まで売れ残るわけだ。親方に値段見直すように言っておけよ」


 俺は言いながら財布を出し、言われた代金を支払う。


「……悪いな、もう少し安ければもう何輪か買ってもよかったけど、この金額じゃこれが精一杯だ」


 告げて、踵を返す。この切り花も何日かは殺風景な宿の部屋を彩ってくれるだろうが、さすがにそれだけの為に用心棒のギャラの大半をつぎ込むほどお花が好きってわけじゃない。


 そのまま宿に向かって歩き出す。一歩、二歩――五メートル、十メートル。


 俺は立ち止まって振り返った。


「……どうしてついてくるんだ? 花が売れたから帰るのか? スラムに帰るなら送ってやってもいいぞ」


「……いえ」


「ついてきてもこれ以上は買ってやれないぞ?」


 言いながら買った花を振る。赤、白、黄色の花が揺れた。生憎と花を見て名前がわかるほど詳しくはないが、チューリップじゃないことはわかる。


「そうじゃなくて」


 少女はどこか申し訳なさそうに、


「……私、あなたに買われましたから」


「……は?」


「高くてごめんなさい、です」


 少女は言いながら俺に寄ってきて――


「私、ターニャといいます。今日が初仕事で、慣れてませんが――好きにしてくれてかまいませんので」


 ――ああ、花売りってそういうことか……


 自分の迂闊さを嘆いていると、ターニャと名乗った少女は腕を絡めようと俺の腕に手を伸ばしてくる。


 俺はそれをやんわりと拒否しながら、


「――すまない、高いなんて言って悪かった。こいつの値段だと思ったんだ」


 手に持った花を少女に示す。彼女の一晩の値段だと考えれば高いなんてことはない、むしろ安すぎるくらいだ。


 花を籠に戻してやると、ターニャの顔が悲しげに曇る。


「……私じゃ駄目ですか?」


「そうじゃない。女を買うって気分じゃないだけだ。勘違いして悪かった」


 そう告げると、ターニャはしょんぼりと俺から受け取った金を返そうとする。俺はそれを手で制し、


「君を傷つけた詫びだ、とっといてくれ。それがあれば親方のところに帰れるだろ?」


 花売りは勿論、娼婦にだって親方や元締めがいるはずだ。そうでなければこんな少女がこういった街で商売をするのは難しい。


 だが、ターニャは首を横に振る。


「帰れません――朝までは。お金をいただいたということは、私は仕事をしてるはずだから」


 つまり――このまま帰れば親方なり元締めなりに仕事を取れなかったから別の方法で立て替えたと思われるわけか。


 ……仕方ない。乗りかかった船だ。


「ついてこい」


 俺はそう言って再び歩き出した。背中に後をついてくる彼女の気配を感じながら。






 安宿に戻る。連泊していて顔なじみになった婆が連れの姿を見て「あまり騒ぐんじゃないよ」と言った。知るか。


 部屋に着き――そんな大層な宿じゃないが――ターニャを部屋に入れる。デスクとソファとベッド――それに洗面台と小さな冷蔵庫、備え付けの食器がいくらか。それだけの部屋だ。


「その花は売り物なのか?」


「――いえ、これは。見せかけのものなので。よかったらどうぞ」


 尋ねると、彼女は答えて籠から何輪か抜き取り差し出してくる。俺はそれを受け取って水を注いだコップに指した。それをベッドのサイドテーブルに置く。


「……こうするつもりだったんだよ」


 告げると、ターニャは僅かに微笑んで持っていた花の籠を床に置いた。


「……あの、シャワーは」


「コインシャワーがある。使いたいなら出してやるけど」


「……浴びた方がいいですか?」


「なんで俺に聞くんだ。君が浴びたいならそうしたらいい」


「……じゃあ、このままで」


「そうか。俺は仕事先で浴びてきたからもう寝るよ。ベッド使っていいぞ。俺はソファで寝る」


 そう言って俺は上着を脱ぎ、ソファに横たわる。


「……え?」


「なんだ、わかってなかったのか? 女を買うつもりはないって言ったろ? 寝床を貸してやるって言ってるんだ。朝まで帰れないんだろ?」


 そう告げて目を閉じる。我ながら馬鹿らしい、なんでこんなことをしてるんだ。寂しそうに佇む姿に出会ったばかりのころの夏姫がオーバーラップしたってだけで、別に夏姫に似てるわけじゃない――なのに大枚はたいて彼女にベッドを貸してやってる。気まぐれで花を買ってやるだけのつもりだったのに、とんだ出費だ。


 目を閉じてすぐに眠れるほど寝付きがいい方じゃない。そのまま横になっていると、ぎしぎしと床がきしんだ。彼女が歩く音だ。俺に敵意がないのはわかっている。寝込みを襲われることはないだろう。せいぜい財布を盗まれるぐらいだ。


 ……その財布は盗ませるつもりでサイドテーブルに置いてあるのだが。今日の俺は本当にどうかしてると思う。


 ふと花の香りが漂った。目を開けると、彼女が俺に覆い被さろうとしているのが目に入る。


「おい」


 ターニャの肩に手をやり、押し止める。はらりと彼女の長い髪が零れて花の匂いが濃くなった。これは彼女の髪の香りか。


「なにしてるんだ」


「……せめて、添い寝をと」


「こんな狭っ苦しいソファで添い寝とか。正気か?」


「……あなたが私に優しくしてくれたように、私もあなたにそうしたいんです」


「添い寝が俺に優しくするってことなのか?」


 尋ねると、彼女は逡巡し――


「あなた、寂しそうな顔してたから」


「……かもな」


 彼女の言葉に一瞬かっとなりかけたが――見ず知らずの、似ても似つかない少女に夏姫の面影を見たぐらいだ、俺も相当参っているのかも知れない。


「……わかった。君の言葉に甘えよう。でもソファじゃさすがに狭すぎる。ベッドもシングルだけど、ソファよりマシだろう」


 そう言うと、彼女はどこか嬉しそうに頷いた。同時に彼女の腹が鳴る。嬉しそうな顔が羞恥で真っ赤に染まった。


「……ごめんなさい」


「腹が減ってるのか」


 俺の言葉にターニャはこくりと頷いた。


「先に言えよな……外ならまだ屋台で何か買えたのに」


 言いながら冷蔵庫を開ける。大したものは入っていないのはわかっていた。水と、まだかろうじて賞味期限が切れていないヨーグルトを出し、


「食べるか?」


「……いいんですか?」


「花の礼だ」


 言ってスプーンを添えて差し出す。彼女はそれを受け取り、蓋を開ける。そんなものでも嬉しいのか、ターニャは目を輝かせてスプーンで掬ったそれを口にし、


「美味しいです」


「良かったな……俺は先に寝る。添い寝、気が向かなかったらしなくていいからな」


 そう言ってそのままベッドに入る。何分もしないうち、彼女が布団をめくり、俺の隣に潜り込んできた。


 鼻腔に花の匂いが広がる。俺は久しぶりに――本当に久しぶりに泥のように眠った。






 朝。目覚めると彼女はもういなかった。布団には微かなぬくもりと、彼女の残り香――まだ出て行って何分も経っていないらしい。


 サイドテーブルには俺が置いたままの財布――誰かが触れた様子はない。一応中を確認するが、金は手つかずで残っていた。バカだな、ひもじい思いをしてるなら持っていけば良かったのに。少なくとも一月か二月は飲み食いに困ることがない額のはずだ。


 ――と、サイドテーブルに置いた花を生けたコップの傍に見慣れないものがあった。名刺の様なカードだ。印刷された文字の他に手書きで何かメッセージが添えられていたが、おそらくタガログ語だろう――俺には読めない。


 わかるのは、その筆跡は多少歪だが丁寧に書かれているということだけだ。


 今晩も彼女を見かけたら、ヨーグルトよりマシな飯を食わせてやろう。






 仕事を終え、街の外れ――スラムにほど近い道を歩く。ここ最近の日常だ。


 ただいつもと違うのは、今日は雨が降っている。これじゃあターニャはいないかもな――そんなことを考えながら昨日ターニャがいた辺りに差し掛かったとき、違和感を覚えた。


 ターニャの姿はない。それはある意味予想通りだが――昨日彼女がいた辺りの地面に花びらが散っているのが見えた。


 彼女は今日もここにいて、そして誰かに買われて行ったのか――まあ、それならそれでいい。買った男に上手く甘えることができれば飯にもありつけるだろう。


 ……昨日の様子じゃそんな器用なタイプには見えなかったが。


 妙に気になった俺は、その散った花びらの場所へ向かった。花びらは雨に晒され無惨なことになっていたが、それが違和感の正体だろうか。


 ――違う。


 ここで客を待っていたなら、一枚二枚花びらが落ちることはあるだろう。しかしフェイクとは言え花売りの体を保つものだ、しおれた花ではない。昨日俺が貰ったものもまだ瑞々しいものだった。


 それが、たとえ雨に降られたとしても遠目にわかるほど大量に花びらが落ちるものだろうか。


 その時、雨音に混ざって悲鳴が聞こえた。女のものだ。俺は考えるよりはやく持っていた傘を捨て、悲鳴が聞こえた方へ走る。


 通りの裏へ、裏へと進み、角を曲がったところで――女を組み敷いている男と、それを眺める二人の男の姿が目に入った。


 組み敷かれている女の顔は見えない。しかしその悲鳴には聞き覚えがある。ターニャだ。


「なんだ、誰かと思えば新入りじゃねえか――仲間に入りたいのか?」


 強姦現場としか思えない状況をにやにやと眺める男の片割れが言う。俺の雇い主の部下――平たく言えば仕事仲間、先輩という奴だった。


 そいつを無視して、俺はターニャに覆い被さる男を力尽くで引き剥がし――そいつも同僚だ――その顔に思い切り拳を叩きつける。震えるほどの手応え。男の顔は鼻が潰れ平らになっていた。


「――ぎゃあ!」


「てめえ、何しやがる!」


「殺されてえのか!」


 悲鳴をあげて倒れる男と、色めきだつ二人。俺はその二人を無視して倒れた男の肩口を踏みつけた。鎖骨が砕ける音が響く。


「やめろ、新入り!」


「わかってんのか――そいつはボスの甥っ子だぞ!」


 知ったことか。俺はもう一度足を上げ、今度は膝を踏み抜く。ボキリと鈍い音――男の膝から下が明後日の方へ曲がる。


「……この女は」


 俺は涙を流して怯えるターニャを背に、男二人に向き合った。


「俺の女だ。死にたくなければこのクズを連れて失せろ」


 夏姫を忘れたわけじゃない。ターニャに惚れたわけでもない。


 けど、俺は――昨日俺なんかに優しくしてくれた女が、こんなクズどもの手で汚されるのが赦せなかった。


「何言ってやがる、花売りの女なんかに入れ込んでんのか? わかってねえな、新入り――花売りの女たちの元締めは俺らのボスだぜ。俺らのための奴隷なんだよ。そのついでに花売りをしてんだ。俺たちがどう扱おうが誰も文句は言わねえ」


「それよりテメエの心配しろよ。消えるのはお前の方だぜ、この世からな……ボスの甥っ子に手をだしたんだ、俺らがやらなくてもボスが許さねえ」


 ……つまり、現場から予想していたが――金も払わずにターニャをこんな風に扱ったってことか。


「……そうかよ」


 いいながら、甥っ子とやらの逆の膝も砕いてやる。


「止めろ、止めてくれ!」


 半狂乱で男が叫ぶ。


「ターニャはそう言わなかったか? 俺には悲鳴をあげていたように聞こえたけどな」


 続けて、今度は無事な鎖骨を砕く。


「――いい加減にしとけよ、コラァ!」


 見ていた男の片割れがナイフを抜いて突っ込んできた。大した腕じゃない。前蹴りで腰だめに構えたナイフを蹴り上げ、そのままもう一度足を振り上げて顎を砕く。男は白目を剥き、そのまま意識を失って崩れ落ちた。


 それを見届けた俺はターニャに向き直る。服は無惨に破かれ、下着も剥がされて――


 怯えて体を隠そうとするターニャを起こしてやり、俺は上着を脱いで羽織らせる。そこでようやくターニャは俺に気付いたようだった。俺にはっしとしがみつき、


「――私、私……」


「もう大丈夫だ、連中には何もさせない」


「どうしてここに……?」


「……君に飯を奢りたくて。悲鳴が聞こえたからかけつけたんだ。間に合わなくてごめん」


 泣きじゃくる彼女の頭を撫でてやる。彼女の張り詰めた顔が少しだけ緩んで――




 ――そして、ターニャは俺を突き飛ばした。




 何が起きたかわからなかった。抗議しようと彼女を見ると、晒された胸に仄暗い孔が空いていた。血風――銃声は後から聞こえてきたように感じた。


 振り返ると、残った男が銃を構えていた。雨の匂いに硝煙のそれが混じる。


 俺を庇って撃たれたターニャはそのまま背中から地面に倒れた。雨が彼女の肌を打つ。その雨に濡れた地面がみるみるうちに真っ赤に染まっていった。


「ターニャ……おい、ターニャ!」


 駆け寄って呼びかける。目を閉じていた彼女は俺の声に応えるようにうっすらと目を開け、微かに微笑み――




 ――そして、その目から光が失われた。




「――良かったな、女に庇われて――次はてめえだ、新入り」


 声。撃鉄を起こす音。


 俺はターニャの瞼を下ろしてやり、ゆっくりと立ち上がった。振り返る。


「――! てめえ、その目はなんだ……?」


 男が俺の聖痕スティグマに反応するが、どうでもいい。男が引き金を引く前にシリンダ―ごと銃を掴んで捻り上げ、取り上げる。


 そのまま銃口を男の口にねじ込み、発砲。頭の後ろ半分が吹き飛ぶ。そいつの口から銃を抜いて撃鉄を起こし、今度は顎を砕いてやった男の頭を撃つ。


 残り三発――それはターニャを組み伏せていた最初の男の頭に全て撃ち込んだ。大口径の銃の威力で男たちの首から上は目も当てられないことになっていたが、それで俺の気が晴れることはないし、ターニャはもう二度と目を開けない。


「――ぁぁぁああああっ!」


 行き場のない想いがこみ上げてきて、俺は叫んで銃を地面に叩きつけた。




   ◇ ◇ ◇




「――ヘイ、どうした兄弟? 顔が暗いぜ、フラれた女でも思い出したか?」


 彼女のことを思い出していると、顔に出てしまったのかマックスがそんなことを言う。


「……そんなところだ」


「マジかよ、兄弟みたいな奴でも女にフラれるのか……」


「さっき言ったろ。特別モテた覚えなんかないよ」


「そうなのか? じゃあ今度俺の行きつけの娼館につれてってやるよ。そこに教え子に手を出してクビになったって元女教師がいてよぉ。そいつ、線の細い少年がタイプなんだと。兄弟なら絶対惚れられるぜ」


「勘弁しろよ。絶対お前が奢ってもらいたいだけだろ」


「まぁまぁ――ところでもう一杯頼んでいいか?」


「好きにしろよ……」


 悪びれた様子もなくそう言うマックスに、俺は呆れながらそう返した。




 ターニャ――時々は彼女のことを思い出そう。守りたいものを、失わない為に。

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