綺麗な終わりでした。
本質的な愛情とは、このようなことを言うのかも知れないと思いました。
欲望を廃して愛し合えば、このような終わりを迎えられるんだろうなって思いました。

地球最後の日。慌てて暴れまわっているのは人間だけ。確かに、そうなるでしょうね。

きっと二人なら、例えば果てしない距離を紡いで、気の遠くなるようなときの上を漕いで、星屑の舟の上で目を覚まして、お互い笑い合って「おはよう」って言うんでしょう。
それで、なんにもない暗闇の中を、星々のか細い光を遠くに見ながら、お互いのぬくもりを感じるのでしょう。
そのように思いました。

二人は、わからないようでいてわかっていて、短いようで長かった。
5分。
きっと二人には、永遠も5分も変わらないのでしょう。ただそこに愛があるから。二人には、それ以上も以下もないのでしょう。

ありがとうございました。

これ、好きです(*´ー｀*)