203日目「ダメね。やはり突き抜けていない作品に未来は無いわ。」

「ダメね。やはり突き抜けていない作品に未来は無いわ。」


紗奈はスマホを枕に安置し、その画面を座禅を組みながら眺めてそう言った。


僕はそれに対して椅子を回転させて尋ねる。

「どういうこと?」


紗奈がこいこいと手招きする。

なんだか嫌な予感がするけど、紗奈の隣に座ると、、、。

「こういうことよ!」

タオルケットを上から被せながら僕を押し倒しに来た。


「うわぁぁあああああ!?」


もきゅもきゅ、もぎゅもぎゅ、もっきゅもっきゅ、、、ウチュー。

わさわさ。


「ちょっ、ふ、颯太!?くすぐっつんっぐっ。」

もっきゅもっきゅ、、、。

ウチュー。


、、、、、、。


暫くお待ち下さい。


、、、、、、。


もきゅもきゅ。


襲い返しました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る