115日目「はふ〜。」
「はふ〜。」
僕の部屋に入るなりそう言いながら、ベッドで足を伸ばしながら、ネット小説を読んでいた僕の上に
「疲れたのよ、、、。」
「疲れるねぇ〜。」
社会人は
要するに忙しい。
だから僕もすでにオフだ。
紗奈は僕の上でもぞもぞ意味なく動く。
正直に言おう!
柔らかいしあったかいし、ソワソワドキドキするのだ!
そして、僕の太もも辺りでくたっと力尽きる。
「
「な◯うからやって来た小説。」
「あー、あれね。」
紗奈も結構好きな小説だったので驚いたようだ。
「◯ク◯ムが誕生祭してるわね、、、。
疲れているから、惑わされないようにしないといけないわ。」
「伏せ字を何故普段と逆にしたの?
あと惑わされたりするものなの?」
僕の言葉に反応する様に紗奈はガバッと顔を上げた。
「当然よ!疲れている時は正常な判断が出来ないのに、お祭りと聞けば無理をしたくなるじゃない!」
あぶない!!
僕も疲れているんだ。
そんな時に紗奈の顔が近づいたら!!
迷わず唇を奪っておいた。
もきゅもきゅ、ついでにもごもご、もっきゅもっきゅ、ついーっと。
くたっと僕の足の上で紗奈は力尽きる。
「とにかく、あれよ。
疲れてる時ほどランキングとか順位とか気になるけど、そもそも、読んでくれる人が居るだけで十分なのよ。
慌てて質を落とさないようにだけは気をつけるわ、、、。」
「でも紗奈。
少なくとも、僕らがイチャイチャしてるのを
紗奈は警戒する様にこちらを見ながら訴える。
「こ、細かいことは良いのよ。」
「、、、それもそうだね。」
僕は紗奈の両脇に腕を差し込み、持ち上げるように紗奈を引っ張り挙げ、身体全体を僕の上に乗せる。
「はれ?」
「、、、細かいことは良いから良いから。」
僕は紗奈の口に、もきゅっと口を重ねる。
いただきまーす。
もきゅもきゅもきゅもきゅ、、、。
紗奈は僕にいただかれました。
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