テキーラ・ウルフが死んだ。

作者 宮塚恵一

70

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★★★ Excellent!!!

ヒーロー、ヴィラン、マフィアが乱立する世界に、いかなる組織にも組せず中立の立場を貫く殺し屋がいる。その中立性ゆえに彼はどこからの依頼であろうと臆せず引き受け、受けた仕事は必ずや成し遂げるのだ。
今回の依頼はヴィランの大物が殺害されたことに端を発した復讐劇。
故人テキーラ・ウルフを殺した犯人はいったいどこの勢力に潜んでいるのか?

今の時代にはなかなか珍しい美学をもった一匹狼が、私の心を鷲掴みにしました。
主人公は一応異能を持っているのですが、あまり戦闘向けとはいえず、力任せで正面衝突はいどます情報収集と頭脳で勝負する探偵タイプであることも、好印象です。ヒーローものとミステリーは意外にも相性がよいことは、元ネタであろうバットマンが既に証明しているのですのから。

華やかなヒーローバトルのみならず、推理とアウトローの空気を楽しみたいのならば読んでおくべき作品です。
DCコミックスがお好きであれば、是非!

★★★ Excellent!!!

スーパーヒーローが活躍する時代の物語。
広域指定暴力団銀狼組組長テキーラ・ウルフが死んだ。主人公マナヒコは、ウルフの孫娘ウルフガールから犯人特定と暗殺を依頼される。
男より逞しそうなウルフガール、軽妙なやりとりの中に野性味をぷんぷん臭わせる主人公マナヒコ。
これから、どのようなハードボイルドの風を吹かせるのか、期待十分。
お薦め作品です。