三人だけの二次会
朝礼での茶番があったが今日の授業は全部終わり、国東を連れて帰った
「遥ちゃん」
「なんだ?」
「鴻上さん一緒に来てるけどいいの?」
「ん?あぁ、今二人で俺の家に住んでる」
「は?なんで?」
「まぁ、ちと色々あって」
「色々ありました」
「普通は色々あっても一緒に住むのはおかしくない?」
「鴻上が家賃払えなくて、仕方なく俺の家に住ませてるだけ、無駄に部屋は多いからな」
「それでもじゃない?」
「いいんだよ」
そんな話をしながら歩いていると俺の家に着いた
「いつ見ても遥ちゃんの家大きいね、初めて見るけど」
「だろうな、人を呼んだ事ないし」
おい、やめろ鴻上私は?見たな顔をしながらこっち見てるのやめよ?後で話すからね?どうせそっちからくるんでしょ?知ってる
「ほれ、入れ」
「お邪魔しま」
「ただいま」
「ただいまです」
帰ってきてから、夕飯時まで話したり課題なんかもした、鴻上は夕飯を調理しているので国東と二人で話している
「お前、よく朝礼で結婚式の真似なんかできたな衣装も含め」
「あれね、衣装は俺が作った」
「作ったぁ⁉」
「うん、俺ちゃん手先器用だからね」
「器用なだけで出来ないだろ、一日じゃ、普通無理だ」
「それがね、実は衣装作ったりして小遣い稼いでるから試着って感じで」
「完成度すごいな、本物だと思ったぞ」
「まさか、ちょっと違うさ、でも中々の出来なのは認めるけど」
「てか、あんなので俺と鴻上の噂とか評価変わんのか?」
「ん?そりゃ勿論変わった変わった、もううなぎ上りよぉ」
「それって嘘ですよね?」
「な、何のことかな?鴻上ちゃん」
「だって、昨日放送で」
「はい、それ以上はダメ!!終わり!!この話終わり!!」
「私達の事を~」
「あーーーーーーーーー!!!!!」
ここまで取り乱す国東は初めて見た
「お前が帰った後で聞くか」
「やめといた方がいいよ!!」
「何でだ」
「あのお方が俺ちゃんを殺しちゃうからね」
「後で聞こっと」
「ほっとうにダメだから!!」
「ごはんのお時間です」
なんだかんだで、こいつが優しいの知っているし、友人関係に厚いは知っているだから聞かれたくない事だってあるだろう、まぁ、後で聞いて後で笑いの種にしてやろう。
鴻上もはじめは異常な出会いだったがたった二週間でここまで関係は進展した、それも国東の手伝いなんかがあったからだろう感謝はしている、多分この二人との関係は良好ままで居たい人物だ。
なんか知らないけど美少女に監禁されました。 果実Mk-2 @kaji2
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