番外編 良い夫婦の日 4

◆バセット夫妻と従者夫妻


「アリス、これは僕がやるよ」

「う、うん。兄さまお願い」


 アリスはそう言って大人しく口金をノアに渡した。アリスはお菓子を作るのは得意だが、どうにもこういう飾り付けなどの繊細な部分は苦手だ。


「お嬢様は雑いんですよ。これなんて、はみ出してるの次元ではありませんよ」


 そう言ってキリが指差したのはまな板の上に広がったマロンクリームだ。最早どこに本体があるのかも謎である。


「うぅ……なんかね、細かい事すると震えるんだよね。こう、ブルブルって」

「震える幅が尋常じゃなさ過ぎると言ってるんです」

「まぁまぁキリ。見た目はとにかく味は相当美味しいよ。やっぱり僕のアリスは天才だね」


 作り方は分かっていても上手くいかない。それがお菓子だ。そういう意味では、見た目はともかく味は完璧に再現するアリスのお菓子の腕前はなかなかのものである。


 ノアは昔よく煮詰まった時に食べたコンビニのモンブランを思い出して笑った。早朝だろうが深夜だろうが関係ない。甘いものが食べたくて仕方ない時によく買いに行ったのを覚えている。


「まぁ、味は確かに美味しいです。栗の味もちゃんとするし、まさか栗でこんなケーキが出来上がるとは思ってもいませんでした」

「そうでしょう、そうでしょう! で、ミアさんは?」

「ミアさんは追加の栗をアーロさん達と一緒に取りに行ってくれています」

「あの高枝切り鋏は作っておいて良かったよね。あれなら誰も木に登らなくていいんだから」


 アリスはノアとは違って今でもアリス工房のアイデアマンだ。


 というのも、ノアもあの世界の便利グッズを沢山覚えているけれど、どれもこれも当たり前にありすぎたのと、特に普段不便に思わないとうのが邪魔をして何も思いつかないのだ。アリスに言われて初めて、ああ確かに! となる訳である。


 だからといってあちらの世界の物を全て再現しようとは思わない。この世界はこの世界で発展すべきだと思うからだ。それはアリスもそう思うようで、アリスが思いつくのはいつも、ちょっとだけ便利な物に留まっている。


「本当はミアさんにそんな事はさせたくないのですが……」


 ミアには普通に暮らしていてほしい。決してアリスのようになってほしくはないキリだ。ところがそんなキリの思いとは裏腹に最近ミアはどんどんアリスのお手伝いをするようになっている。はっきり言っていい迷惑である。


 けれどアリスのお手伝いをしている時のミアも楽しそうで声を出してよく笑っているので、それはそれで嬉しい気もして困ったものだ。


「でも今回は自分からミアさんが言い出してくれたんだもん! それぐらいモンブランが美味しかったって事だよね!」


 モンブランを食べて相変わらず美味しすぎて腰を抜かしたミアは、涙目で震えながらアリスの肩を掴んで言った。これは量産出来ますか? と。


 栗さえあればいくらでも、と答えると丁度いいタイミングでやってきたアーロとホープキンス、そしてアーサー達を連れて自ら高枝切り鋏を担いで森に入ったのだ。ミアがあんな事をするのはバセット領に来てから初めての事である。


「でもそろそろ迎えに行った方が良いかもね。むじき日が暮れるよ」

「そうですね。俺は迎えに行ってきます。ノア様、ここをお願いしても?」

「もちろん。気をつけてね」

「気をつけてね~!」

「はい」


 アリスとノアに笑顔で送り出されたキリは頷いて屋敷を出た。何気ない事だが、出かける前や別れ際に、気をつけて、と言われるのが好きだ。何だか気にかけてもらえているようで無性に嬉しくなる。


 森に入ってしばらくすると、小川が流れている。そこを超えた辺りから何やら悲鳴が聞こえてきてキリが足を早めると、そこには何故か木によじ登ろうとしているエリザベスとそれを止めるアーロ達が居た。


「私だってね! 若い頃はそれはもうやんちゃなリズって有名だったんだから!」

「それは知っている。君がお転婆だった事はよく知っているからこんな所でそれを発揮しようとしないでくれ!」

「そうだよリズ! 言っておくがお前は自分で思ってるより、もう若くはないんだよ!」

「兄さん嫌い! よいしょっ! よいしょっ! アリスに出来るのよ⁉ 母親の私が出来ないなんて、そんな事あるはずないものっ!」

「リズさん、アリス様は特別ですから! 無茶はいけません!」

「いいえ行くわ! 見ていて皆! 私の勇姿を! その目に焼き付けて!」


 言いながらエリザベスは一生懸命木に張り付いているが、さっきからほんの数センチも動いていない。


「エリザベス様、これは言おうかどうしようか迷っていたのですが……」

「何⁉ ジャックさん! よいしょっ!」

「先程から進んでいないどころか、ずり落ちてやしませんか……」

「ジャック! 言っちゃ駄目だよそれは! いくらリズが滑稽だからって、それだけは言っちゃいけない!」

「まぁでもジャックさんの言う通り、リサ、多分君の尻はもう少しで大地とキスするぞ」


 言い方を大分選んだアーロに周りは全員感心したような顔をしているが、いかんせんエリザベスだけはそれを信じようとしない。こういう所はやはりアリスの母親だ。


「そんな事ないっ! 私はもうちょっとでてっぺんに辿り着く!」

「リズ様……分かりました! そこまで仰るなら私は応援します! 大丈夫! やれる! 上まで行ける!」

「ミアさん! ありがとう! よいしょっよいしょっ!」


 ここらへんでキリはもう耐えられなくなった。


「一体何をしているのですか、大の大人が揃いも揃って恥ずかしい」

「キ、キリ!」

「キリさん! どうしてここに?」

「なかなか戻って来ないので迎えに来たのです。そろそろ日が暮れますよ。母さんも、戻りますよ」

「キリ、もうちょっと! もうちょっとなのよ!」

「いいえ、もうちょっとではありません。あなたには日が暮れても明日になっても一週間経っても一生かかってもこの木は登れません」

「ひ、酷くない? 一生かけたら良い所までは行くと思うんだけど」

「いいえ、無理です。何故ならこの木を登るには俺とノア様でもそれなりの道具を用意しなければ登れないからです。お嬢様ぐらいですよ、こんなツルツルの木を靴脱いだだけで登れるのは。あれは足の裏にスパイクがついているのです。もしくは猫のように出し入れ可能な爪があるとしか思えません」

「キ、キリさん何もそこまで言わなくても」

「そしてミアさん、あなたも何故ドレスが汚れているのでしょう? まさか登ったりしてませんよね?」


 真顔でミアを見下ろしてくるキリにミアはゴクリと息を呑んで頷いた。


「こ、これはその……少しはしゃいでしまって……」

「見事に転んだのです。それはもう見事なこけっぷりでした」


 言い淀んだミアの代わりにジャックが答えた。それを聞いてようやく木から下りてきたエリザベスが笑いを堪えている。


「あれは見事だったわね! 一瞬ちょっと浮いたものね!」

「リサ、君はもっと酷い事を沢山していただろう?」

「ア、アーロはちょっと黙ってて! でも大丈夫。ちゃんと手当もした……ってキリ⁉」


 エリザベスが言い終わる前にキリはミアを抱き上げて早足で歩き出した。


「キ、キリさん大丈夫です! 本当にちょっと転んだだけなので!」

「いいえ、いけません。念の為このまま医者に診てもらいます。あ、皆さんもほどほどの所で戻ってくださいね。お嬢様が暇になってモンブランを食べ尽くす前に」


 それだけ言って、呆気に取られる栗捜索隊を残してキリはミアを抱いたまま駆け出した。

 


 それから1時間後。皆はアリスが作ったモンブランを持ってホクホクしながらそれぞれの場所に帰って行った。


 そんな中、一息ついたアリス達はやっとゆっくりモンブランにありつけることが出来たのだが――。


「なるほどね~。それでミアさんはキリに抱っこされて帰ってきたんだぁ~」

「はひ……美味しい……」


 頬を押さえながらケーキを食べるミアを見てアリスが笑った。本来なら消毒だけで済みそうな怪我なのに、キリは医者に詰め寄ってかなり大袈裟な処置を無理やりさせたのだ。


 そんなキリはと言えば、やっぱりモンブランを頬張りながら憤っている。


「当然です。ノア様だって俺の立場ならそうしていたと思います」

「いや~アリスはまずそんな怪我しないから想像も出来ないんだけど。どっちかって言うと僕がミアさんと同じ目に遭いそうかなって」

「そうだよ! 私がキリの立場だったら兄さまは包帯でグルグル巻だよ! ミイラだよ!」

「いや、ミイラは止めて。アリス、ほら口にクリームついてるよ」

「ありがとう、兄さま!」


 アリスの口についたクリームを躊躇うことなく食べるノアにミアは赤面しているが、こんな事はもう子供の頃からなので誰も驚かない。


「そう言えばノア様、いい夫婦の答えは出ましたか?」


 モンブランを食べ終えたキリが言うと、ノアは困ったように肩を竦めて見せた。


「全く。そもそもいい夫婦の定義って何だろうって考えてたら思考の迷路に入っちゃってさ」

「俺もあれから考えていたのですが、いい夫婦とは、すなわち俺とミアさんのような夫婦の事を言うのでは?」


 真顔のキリに思わずアリスは噴き出した。隣でミアもあわあわしている。


「キ、キリさん突然何を⁉」

「ちょ、あんた本気で言ってる?」

「ええ、本気です。何か問題でも?」

「いやいや、うちでしょ? いい夫婦ってうちの事だよ」

「ノア様はともかく、お嬢様はいい嫁からは程遠いですよ」

「い、いい嫁からは程遠いかもしんないけど! そんな私が良いって兄さまいっつも言ってくれるもん!」

「そりゃ、面と向かってお前は嫁失格だなんて誰も言いません。いいですかお嬢様、俺は嫁の定義については何も望みません。ただ一緒に居てくれるだけで安らげる。それが俺が唯一ミアさんに求める事です。ですが、人間の定義は最低限求めたいです。特にあなたのような人の皮を被った謎生物と日々やりあっていると、特にそう思います」

「ぐぬぅぅぅ! 兄さま! 言い返してやって!」

「ここで僕に振るの? まぁつまり、皆どこの家も少なからず自分の所が一番いい夫婦だと思ってるよ。だって、でないと一緒になんていられないでしょ?」

「そ、そうですよキリさん。きっと、皆自分たちが一番いい夫婦だって思ってます」


 宥めるようなミアの口調にキリは小さく頷いてまじまじとアリスとノアを見た。


「そうですね。ノア様とお嬢様はある意味、いい夫婦だと思うので」

「ちょっとキリ、それは違う意味合いも含んでない?」


 半眼になったノアにキリは薄く笑う。


「それも引っくるめていい夫婦、なのではないでしょうか。まぁ、お嬢様にはまずいい人間になってほしいですが」

「きぃぃぃぃ! 殴っていい⁉ 一発だけ! 一発だけでいいから!」

「アリス、力で勝てても結局言葉でボコボコにされるんだから止めときな。まぁでもそうかもね。色んな夫婦がいる。どれも正解でどれも正解じゃない。それでいいんだろうね、きっと。ってアリス! もう三個目でしょ! 今日はもう終わり!」

「ぶー! 怒ったらお腹すくんだもん。兄さま、お腹減った……」


 怒りは思っているよりもずっと体力を使う行為だ。お腹が減ったアリスがじっとノアを見ると、最初は視線を合わせてくれていたノアは、ついに観念したのか無言でキッチンに向かった。


「いい夫婦とは」


 そんなノアの後ろ姿を見ながらキリが言うと、アリスはもう既にミアと違う話で盛り上がっている。


 結局全員でノアが作った夜食まで食べてキリとミアは屋敷を後にした。

 


 帰り道、キリがミアと手を繋いで月を見上げながら歩いていると、ふと途中でミアが立ち止まった。


「どうしたんです? まだ痛みますか?」

「いえ、そうじゃなくて……さっきはああ言いましたが、キリさんが私達が一番いい夫婦だって言ってくれた時……本当は凄く嬉しかったんです」

「急にどうしたんです?」

「私、キリさんって本当に凄いっていっつも思ってて、ずっと追いつけっこないんだろうな、なんて思ってたんです。でも……さっきキリさんがあんな風に言ってくれた時、アリス様じゃないですけど何か……このままの私でもいいのかもってやっと思えたと言いますか……すみません、上手く言えなくて」


 そう言って俯いたミアをキリが覗き込んできた。それに驚いてミアが思わず顔を上げると、珍しくキリが微笑んでいる。


「それは俺のセリフです。俺も常々ミアさんを凄いと思っています。さっきは俺たちがいい夫婦だって言う理由はあえて言いませんでしたが、俺は支え会えるのがいい夫婦だと思ってます。俺に足りない所はミアさんが。ミアさんに足りない所は俺が。二人で居てやっと一人。それが夫婦なんだろうと、そう思うのです。だから俺たちが一番いい夫婦だと言ったんですよ」

「足りなくていいんですか?」

「当然です。むしろ完璧な人間などこの世には居ません。もし居たとしても、それはとても寂しい事だと思います。誰かに埋めてもらう隙が無いのですから。だから俺は足りなくて良かった。そこにあてはまったのがミアさんで本当に良かったと、いつも思っているんですよ」


 キリの言葉を聞いてミアはコクリと頷いた。


「キリさんの言葉は優しいですね。最初はただ怖い人だと思ってたけど、いつかカイン様が仰ってたように、本当は凄く凄く優しい人なんだなって今はそう思います。愛してます、キリさん。これからもいい夫婦で居ましょうね」


 涙を浮かべて言ったミアに、キリはさらに微笑んで頷く。


「もちろんです。二人でようやく一人なのですから、離れる事は出来ません。俺も愛してますよ、ミアさん。あなただけが俺を埋めてくれるんです」


 手を繋いで帰路につくほんの少しの間の出来事だった。


 けれど、この夜のことはきっと一生忘れない。互いの言葉は互いの胸にしっかりと刻まれたのだから。

 


 アリスは意地汚くまだ鍋に残っていたノアの作った即席すいとんをこそげていた。そんなアリスの横でノアはせっせと洗い物をしている。


「アリス、いい加減鍋貸して。洗うから」

「はぁい」


 名残惜しそうなアリスを見てノアは笑った。意地汚いとかそういう事は不思議と一切思わない。放っておいたら鍋を舐めそうな勢いで美味しい美味しいと言って食べてくれるアリスだから、ノアはいつも何かを作るのだ。


「また作ってあげるから」

「うん! 約束だからね」

「はいはい、約束約束」


 そう言ってアリスの頭を手の甲で撫でたノアにアリスは笑顔で頷いて、ノアが洗った皿をせっせと拭いていく。深夜に何か食べたら必ず洗って元通りにしておくこと! これはバセット家の決まりだ。これを破ると翌日の朝食を抜かれるのである。


「兄さまは私の事、やっぱりいい嫁じゃないって思う?」


 キリに痛い所を突かれたアリスが言うと、ノアはきょとんとして首を傾げた。


「どうしたの、急に」

「だって、キリが……」


 しょんぼりと俯きながらカップを拭くアリスを見てノアは声を出して笑った。


「あのねアリス、キリにとってはそりゃアリスはいいお嫁さんじゃないかもしれない。でも、僕にとってはミアさんだっていいお嫁さんじゃないんだよ」

「どういう事? ミアさん料理はそりゃ出来ないけど、お裁縫上手だし家事得意だよ?」

「僕にとって良いお嫁さんって言うのは、家事が出来ることよりも逞しくて何が起きても絶対に心を折らないって事だから。僕はいつも最悪の事態を先に考えてしまって相手よりも先手を打とうとしてしまうんだ。だから敵も多いし、人もすぐに信用出来ない。でもアリスは違う。僕とは真反対なんだ。そこがね、僕にとってのいいお嫁さんの定義なんだよ。自分と同じような人間は側には居て欲しくない。勉強なんて出来なくていい。いつも笑って元気で居るほうが、数百倍難しい事だって僕は知ってるから。それを簡単にやってのけるアリスは、だから本当に凄いんだ」

「兄さま……そんな事言ってくれるの、兄さまぐらいだよ」

「ははは! 皆知ってるよ。あえて言わないだけでさ。ほら、アリス褒められうとすぐに調子に乗っちゃうから」

「ぶー!」


 そう言って笑うノアにアリスが頬を膨らませると、ノアはアリスを抱きしめて頭を撫でてくれる。


「キリだってああは言ったけど、アリスのそういう所は本当に尊敬してると思う。でないとあのキリがさ、こんな長年一緒に居てくれると思う?」

「思わない」

「でしょ? 何だかんだ言いながらキリはアリスに救われてる。それは僕もだよ。だからアリス、君はずっとそのままで居てね。誰が何を言ってきても、少なくとも僕はそんなアリスが好きなんだから」

「うん! 兄さまもそのままで居てね。これからもちゃんと私の手、握ってて。約束!」


 そう言ってアリスが小指を差し出すと、その小指にノアも自身の小指を絡めてきた。誰にも通じない指切りの歌を歌って小指を離そうとすると、ノアが離してくれない。


「兄さま?」

「アリス、愛してる。僕の可愛いアリス」

「うん。私も愛してる、ノア」


 アリスがそっと目を閉じると、ノアは軽くキスしてくれた。


「さて! それじゃあそろそろ寝ようか」

「うん!」


 スキップしながらアリスが廊下を歩いていると、隣でノアが笑った。


「どうしたの? 兄さま」

「いや、ほんとにアリスだけだよ。僕の心にこんなにも鍋のお焦げみたいにこびりついて離れないの」


 何をやっても取れない鍋のお焦げのようなアリス。ふと脳裏にさっき鍋を舐めようとしていたアリスを思い出して笑ってしまった。


「言い方! だったらそれは兄さまがちゃんと舐めてよね!」

「いいよ? いくらでも舐めてあげる。その代わりアリスはずーっと僕に舐め取られないように僕にこびりついててね」


 ニコッと笑ったノアを見てアリスは苦笑いを浮かべて頷いた。まさか鍋のお焦げに例えられるとは思っていなかったが、それでもアリスは一生しつこくノアの心にこびりついていられるようにしようと誓ったのだった。


 幼い頃のように手を繋いで寝室に入ると、誰も起こしてしまわないように二人は笑いながらゆっくり扉を閉めた。

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