奴隷売買の世界
https://kakuyomu.jp/works/16816452218537897016/episodes/16816452219167614790
「ねぇ、もう一度、聞くわ。きっと私の耳がおかしくなっていると思うから。最初から確認するわよ。ああ、信じられないけど、可愛いマリーナとは思えないけど。もしかしたら、地面から雪がふるかも。あのね、吟遊詩人を買い取りに行ったと。これ、聞き間違いじゃないわよね」
⇒長文の会話文の是非について。正直ここまで説明くさいと読み手も面食らう可能性があるかなと。話自体は前話の内容をそのまま書いているだけですし。
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これまでの流れを汲むと正直、今回は要約しようと思えばかなり省けますね。
それをあえて一話にした意図が見えにくいのです。
グルヴィアの長台詞もあって、文字数稼ぎに見えなくもない。
連載小説として書いて字数合わせをしているので、致し方ない部分もあるにはあります。
しかし長編小説に仕立て直すのであれば、この話をこの密度で書く必要がどれほどあるのか。
選考さんから「水増し」に見られないか。そこが少し不安ですね。
内容としては、グルヴィアに経緯を話す、母の宝石を預ける、その宝石でユーセイの見受けに向かわせる。
たったこれだけです。
そして分量のウエイトは「グルヴィアに経緯を話す」が重いんですよね。
もし話を前に進ませたいのなら、「その宝石でユーセイの見受けに向かわせる」に比重がないといけません。ここが手薄いのでどうしても、グルヴィアの行きあたりばったりな手段に映ってしまうのです。
長編小説にリライトするのなら、「グルヴィアに経緯を話す」はほとんど省くくらいしないと難しいかな。それで浮いた分量で「見受けに向かわせる」流れをより丁寧に表現する。
これでバランスはとれるはずですよ。
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