第15話 明智光秀の城で自由を語る

 いちおうブラウザの再読み込みを何度かしましたが、三点リーダーが『…』だけになっているようなので、そちらも指摘しておきました。



でもって、保健所なんてないから、増え放題で…

 道にゴミを捨てるなんてありえないし、家庭ゴミは細かく分別しなきゃならないし…

⇒三点リーダーのルールですよ。


 じゃあ、そんなところで、天正元年(1573年)に戻るね。

⇒西暦を全角文字で。


 幻城といわれる坂本城がまだ木の香りがするって、そんな真新しい姿を見せて、私を招いているなんて。

⇒助詞「が」と助詞「を」の重複ですね。

 助詞「が」は「坂本城からまだ木の香りがするって。」「坂本城がまだ木の香りを発するって。」のいずれかで解消できます。

 助詞「を」ですが、この一文は並列の重文ではないので重複扱いになりますね。「そんな真新しい姿で私を招いているなんて。」で解決するのですが、リズムが気に入らないかもしれませんね。とりあえず前半を句点で切り離していますので、「そんな真新しい姿を見せて、」と「私を招いているなんて。」だけの文にしてあります。これなら並列に見えなくもないので、リズム重視なら許容範囲かもしれません。


 明智光秀の居城で、妻の煕子もいるはずで、この当時なら有名な細川ガラシャ夫人だって、まだ10歳で城を遊び場としている…

⇒ここも三点リーダーのルールですよ。


 私はぼう〜として、その場に立ち尽くした。

⇒これは「ぼうっとして」「ボーッとして」あたりですね。基本的に地の文で「〜」は使わないので。まぁアメの意識だから、アメが「ここは『ぼう〜として』だ」と言い張ればそれが通りはしますが。



 助詞の重複は慣れないかぎり続いてしまうものなので、書かれたご自身が見てもなかなか気づきづらいんですよね。

 その点はこちらが指摘していきますので、「どう改めたらよいか」だけ意識してください。数をこなせば「これが助詞の重複か」と理解できるようになりますよ。



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