第338話 早巻き、アキツシマ統一作戦遂行中(その1)
「ただいま帰ったのである!」
「あなた、お帰りなさい。先にお風呂にしますか? それともお食事にしますか?」
「夫君、遠征はいかがであった? 敵将の首はどれほど獲れたのだ?」
「フジコちゃん、そんなことを聞く奥さんはいないよ!」
「そうなのか? ルル。しかし、我らは貴族の妻となるのだ。時に、そういう言葉のやり取りもあるはず」
「いや、今のヘルムート王国は戦乱とは無縁である。隣の帝国で発生した内乱も終結しており、まずお主らが生きている間に、そんな会話は必要ないと思うのである」
「アキツシマ島とは違うのか……。それで、反抗した領民を何人磔にしたのだ?」
「フジコちゃん! 旦那様に対する質問が怖いよ!」
「しかしだな、ルル。上に立つ者として、その土地を安定して統治するため、時に非情な決断を迫られる必要があるのだ。夫君役の導師殿、貴殿もそうであろう?」
「某は、法衣貴族である……」
「悪さをした家臣を鞭打ちにしたり、悪さがすぎれば首を刎ねることもあるのでは?」
「そんなこと、したことないのである……」
「見た目に反して優しいのだな。素手で首を引き千切りそうに見えるのだが……」
「……」
「なあ、ホソカワ殿。あれはなにをしているんだ?」
「おままごとです」
「雪が教えたそうです」
「教えたのは確かですが、どうも私の考えているおままごととは、違う方向に向っているような気がしてなりません」
「大分脱線していないか? 俺はちょっと怖いんだが……」
「私も怖いですよ」
米沢城の中庭において、ルルと藤子が暇そうな導師を夫役にしておままごとをしていた。
ルルはともかく、藤子は物心つく頃から伊達家の次期当主として振る舞ってきたので女の子としての常識に疎く、それを心配した雪が、二人にアキツシマ島の伝統的な女の子の遊び『おままごと』を教えたのだ。
ところが実際にやらせてみると、どうも藤子の言動には問題があるような……。
同じく時間が空いたので、雪に淹れてもらった茶を飲んでいるブランタークさんは、藤子の言動に少し引いていた。
「この島って、領主が反抗する領民を磔にするのか?」
「私やお涼様はしていませんよ」
ブランタークさんの問いを、雪は全力で否定した。
実際、しているようにはまったく見えないからな。
「雪には必要ないものな」
「はい、お館様はわかってくださいますか」
そう言いながら、俺に対しにっこりと笑う雪。
雪は名門細川家最後の直系のため幼少の頃から英才教育を受けており、本人も才能があったので、秋津洲領では善政を敷いていた。
雪も涼子も贅多な生活を望まなかったから税も高くなかったし、彼女には地質学の知識もあって、豊富な地下水が湧き出る御所も発見している。
御所の地下水の存在は、次第に井戸や湧き水が枯渇するこの島において、唯一の例外だったそうだ。
ここを見つけた彼女は、立場が危うい涼子を連れて島の最北部へと逃げ、零細領主としての居場所を確保したわけだ。
「(ローデリヒに匹敵する才人だな……)他の領地では、反抗する領民たちが磔になったりするのか?」
「よほど残忍な領主でもなければ……。代を経るに従ってそういう領主が出ない保障もないので確実にないとは言えません。ですが、普通は追放で済ませますね。他の領地に住もうにも、どんな理由で前の領地を追い出されたのかは調べられますから、まず受け入れてもらえません。この島で、誰も管理していない水源なんてまずありませんから、実質死罪と同じですけど」
「水がないと死ぬからな」
「ええ……」
領地を追放された時点で生きていけないので、わざわざ殺す必要はないというわけか。
血みどろの戦乱とまではいえないが、水が確保できないと死んでしまう環境は厳しいな。
「ホソカワ殿、伊達家はどうなんだ?」
「あそこの領地で一揆が発生したなんて話を聞いたことがありません。伊達領も比較的裕福な領地ですし、統治も安定していますから」
「あのチビっ子は、随分と発言が物騒だな」
「あえてそう言うことで、『非情な発言をする俺、すげえ格好いい』と思っているのかも」
なにしろ藤子は、五歳なのに厨二病だからな。
間違いなく、人を殺したことなんてないだろうから。
「そうよね、目に竜が封印されているとか言っていたし」
「そうそう。結局、黒い炎の竜だけで、紅蓮は関係なかったけど」
「単に語呂がよかっただけだと思う」
「そんなところだよなぁ……。もしかすると、あの黒い炎の竜が紅蓮の炎を吐く前に旦那に倒されてしまったかもしれないけど」
「黒い炎でできた竜が、紅蓮の炎は吐けないと思うわよ」
「それもそうか。ユキさん、あたいもお茶」
ひと仕事終えたイーナ、ルイーゼ、ヴィルマ、カチヤが休憩がてらお茶を飲みに来た。
エリーゼがバウマイスター伯爵家飴の政策である無料治療で忙しいため、みんな彼女と同じくらいお茶を淹れるのが上手な雪に、お茶を貰いに来ることが多くなったからだ。
雪は料理も上手なので、その多才ぶりはエリーゼに匹敵するかもしれない。
「『おままごと』か。懐かしいの」
さらに、出稼ぎ兼夏休みを外国ですごすため、この島に来ている魔王様も、今日の分の宿題が終わったようで姿を見せた。
魔王様はお茶を飲みながら、ルルと藤子と導師がおこなっているおままごとを見ている。
「魔族の国にも、おままごとはあるのですか?」
「昔からあるな。ただ、ちょっと人間のとは違うぞ」
「違う?」
おままごとなんて、誰がやっても同じように思えるんだが……。
「少しやってみよう。導師殿」
「陛下が、某の奥さん役であるか」
「然り、ただし……」
こうして魔王様監修の元で魔族のおままごとが始まったのだが、確かに人間のそれとは大きな違いがあった。
「某が、家で陛下を出迎えるのであるか?」
「陛下ではない。妻だぞ」
「わかりました、なのである」
もうおままごとに入っているので、魔王様が自分を陛下と呼んだ導師に注意した。
たとえ遊びでも、ちゃんとやらないとな。
魔王様が教えてくれる、魔族流のおままごとが始まった。
まず、妻が夫を出迎えるのではなく、夫が家に帰ってきた妻を出迎えた。
本当なら小道具である割烹着ぽい服装に着替えるのだが、導師が着ると破れるのでそのままの格好だ。
「そうだ。妻が家にいて男性を出迎えるという価値観自体が古いと、女権論者たちから強く批判をされてな。あいつらはうるさいから、逆にした方が楽という結論に至ったわけじゃ」
「調子が狂うのである……おかえりなのである! 飯が食いたいのである!」
「アウトだ! 導師!」
「どうしてであるか?」
家に帰ってきた妻役の魔王様にご飯を要求した導師は、魔王様から駄目出しをされた。
「妻が食事の支度を一手に引き受けるなど、古い考え方だと女権論者たちがうるさいのでな」
「……食事はできているのである」
「似合わねえなぁ……」
導師が主夫役って……と、ブランタークさんも心底嫌そうな表情を浮かべていた。
俺も、毎日導師が作る飯を食わされたら堪ったものじゃない。
「すまぬの。最近は残業が多くて……いや、労働基準法では残業ではないのか。政治家め、企業に媚びてなにが裁量労働制度だ。サービス残業を隠しているだけではないか。かといって、文句を言えばクビだからな。今の会社を辞めても、次の転職先が見つかる保証もなく……生きていくのは辛いの」
「……某、魔族でなくてよかったのである」
どっちも経験している身としては、なんとも言えなかった。
どっちの世界にも、一長一短があるからなぁ……。
「魔族も、俺たちと同じで大変だな」
「ぶぅーーー、つまんない」
藤子は魔族の生活に同情し、ルルはこの一見変わったおままごとに文句を言う。
遊びなのに世知辛いのはどうかと思うので、ルルは間違っていないんだよなぁ……。
ヘルムート王国、アキツシマ島、魔族。
異文化コミュニケーションの難しさを、俺達は目の当たりにするのであった。
「北部の開発は順調だな」
「あたり前じゃ。大して広くもない島の一部地域にこれだけの魔法使いが集まっているのじゃから」
アキツシマ島北部の中心都市米沢にある米沢城の執務室において、俺は報告書を読んでいた。
バウマイスター伯爵領本領の開発もあるが、多くの魔法使いがいるのでローテーションで回し、計画は予定よりも大分早く進んでいる。
俺は、開発予定場所に必要な数の魔法使いを『瞬間移動』で送り迎えするのがメインの仕事になっていた。
この『瞬間移動』の魔法は、とにかく使える者が少ない。
なぜか魔法では圧倒的に優位なはずの魔族には、一人も使える者がいなかった。
昔の魔族には使えた者がいたと聞くので、今の魔族の間では幻の魔法扱いだそうだ。
もっとも、今の魔族の技術ならば移動手段には事欠かないのでそこまで困っていないようだが。
「さすがに、魔王様とモールたちはこの島限定だけど」
リンガイア大陸に連れて行くと面倒なことになるので、この島にしか連れて来ていない。
「しかし、魔族たちが持参した種子は優れておるの」
農業法人を経営している魔王様は、北部の農業開発に大きく貢献している。
新しい土地を開墾し、土壌も魔法で劇的に改良している。
数日おきにモールたち以外の魔族もやって来て、彼らは農民たちに栽培方法のマニュアルを配り、現地で直接指導した。
彼らは、魔王様が会長になる前から自給自足で農業を行っており、農業のプロなのだそうだ。
穀物や野菜の種子、果物の苗木なども売ってくれた。
最初テレーゼは、それは国家機密なのではないかと心配していたが、彼らはなにも心配していなかった。
「これは長年による品種改良によって改良が進んだ種子ですが、我々の国ではもうほとんど普及していませんから」
「味もよく、収穫量も多いのであろう?」
「大手企業が提供する一代種には負けます。こんな古い品種の種子を持ち出しても、彼らはなにも言いませんよ。家庭農園で楽しむ人が、ホームセンターで安く買う種ですから」
一代種というのは、地球でいうところのF1種であろう。
味がよく、大量に収穫でき、病気や環境の変化にも強くて育てやすく、儲かりやすい品種のことだ。
だが、その効果は一代のみ。
収穫した種子で栽培しても、次世代以降はその効果が薄くなってしまう。
それにしても、魔族の国にも穀物メジャーのような連中が存在するのか。
日本の農業がいまいちな原因の一つに、欧米の穀物メジャーにF1種の市場を握られているという理由もあると聞いていたからな。
ただ、リンガイア大陸での普及は難しいはず。
普通の農民が、種子、化学肥料、農薬、除草剤などを常に購入できるとは思わないからだ。
「この地で普及させるのは、比較的栽培が楽な古い品種の方がいいでしょう。うちも、企業が経営する合成肥料、合成忌避剤使用の農業に苦言を呈し、原種に近い品種を、有機肥料、天然由来の忌避剤を少量だけ使用する作物というコンセプトで販売していますから。大規模にはできませんが、一定数のファンがいるのでよく売れていますよ」
本当、魔族の国は日本によく似ているな。
効率第一の大手経営の農場に対し、昔の栽培方法で対抗する小規模農業か。
「なるほど。無理にそちらの最新技術を導入しても失敗しそうだな」
購入するものが多くてコストがかかるので、それを提供する企業ばかり儲かる。
結果大規模に耕作する必要があるが、もし豊作すぎて価格が下がれば大赤字。
大規模にやれば、必ず農業が儲かるなんて幻想だ。
むしろ、種、苗、肥料、農薬、農機具を製造販売している企業の方が儲かるはずなのだから。
「第一、交渉が纏まってもいないのに、種子や合成肥料は購入できないからな」
国同士の交渉がすぐに纏まるなんて幻想なのだ。
帝国も交渉に加わった結果、それぞれ様々な勢力に足を引っ張られ、なかなか交渉が進まない。
そして彼らは気がついた。
別にすぐに交渉が纏まらなくても、それで普段の生活に変化がないことをだ。
下手に焦って不平等条約を結べば、政敵に叩かれて今の地位を失ってしまう。
慎重を期した結果、交渉は長期化していた。
「私にも影響はないですね」
農業指導に来ている若い魔族も、政府の交渉にあまり興味がなさそうだ。
所属している会社としては商売繁盛だし、自分も遠隔地手当てが貰えるから、個人的には嬉しいはずだけど。
「よくよく考えてみたら、交渉が纏まってからでもここに来れますからね」
魔族の国ではとっくに陳腐化した農業技術の普及なので、外国に持って行っても誰かに咎められるはずもないわけだ。
これが最新技術なら、持ち出しに大きな制限がかかるのであろうが。
「では、私はまだ指導がありますので」
若い魔族は、報告を終えると現場に戻っていく。
それにしても、優秀な魔族だな。
少し前まで無職だったのが信じられない。
「魔族とい種族は、淡々としておるの」
「世界征服を目論むよりはいいじゃない」
「それもそうよな」
「お館様!」
「ヴェンデリン様!」
テレーゼと話をしていたら、いつもは勉学や魔法の修練をやらせている藤子とルルが入ってきた。
「バウマイスター伯爵、差し入れだぞ」
二人と一緒に、ケーキらしき箱を持った魔王様も一緒だ。
確かあの箱は、『瞬間移動』で連れてきた時にも持っていたな。
「差し入れ?」
「そうだ。無事に会社も経営が軌道に乗り、余のお小遣いも増えたのだ」
魔王様は農業法人の会長であるが、普段は学業優先なのであまり仕事はない。
成人するまでお飾りなので、報酬はお小遣い制だとライラさんから聞いていた。
「王が小遣い制とな?」
「ヘルムート王国の陛下は小遣い制だぞ」
小遣い制というか、個人的に使える歳費が決まっているだけだが。
「帝国の皇帝も、使える歳費の額には制限があるぞ。無駄遣いをすると、議会で追及されることもある」
帝国の貴族議会、意外と仕事をしていたようだ。
内乱は防げなかったけど。
「テレーゼ殿、法人は余の臣下なれど、王たる余が無駄遣いをして傾けては意味がない。時に節制をするのも王である余の重要な仕事なのだ。とは申せ、余の小遣いは月に三万エーンにまで増えた。普段はなるべく貯蓄しておるが、たまにはみなに振る舞いも必要なのだ」
小学生が月にお小遣い日本円にして三万円は多いが、魔王様はちゃんと貯金しているそうだ。
それにしても、随分と微笑ましい魔王様である。
「その箱はケーキですね」
「バウマイスター伯爵は甘い物が好きだからな。これは、我が国でも有名なケーキ屋のケーキなのだ。みなも食べるがいい」
「わーーーい」
「ヴェンデリン、お主は心から嬉しそうじゃな」
だってテレーゼ、ケーキは美味しいから。
ちょうどオヤツの時間なので、みんなでケーキを食べることにした。
「やはりいい味じゃの。皇室御用達の店よりも美味しい」
テレーゼは前にも食べた魔族の国のケーキを食べ、再びその味のよさに驚いていた。
王都と帝都にある超一流店のケーキも美味しいが、やはり最高級品の料理とお菓子の味は魔族の方が上だ。
長年素材まで品種改良して研究を重ねているので、美味しくなって当然だけど。
魔族の国では安価な量産品でも、王国と帝国では最上級品レベルの味なんて品は沢山ある。
生活レベルが高い魔族は口が肥えており、人口減で競争も激しので、余計に切磋琢磨しているのであろう。
「このような綺麗なお菓子が存在するとは……」
実質的な代官として執務室に詰めている雪は、初めて見るケーキという食べ物に感動していた。
「美味しい……至福の時ですね。あとで涼子様にもお届けしていいですか?」
「構わぬぞ」
雪はうっとりとした表情を浮かべながらケーキを口に入れているが、涼子の分を確保するのも忘れなかった。
能力だけじゃなく、こういう気遣いができるので雪は凄いと思う。
「この島のお菓子事情ってどうなの?」
「甘味は、北部では贅沢品ですね」
「どうしてかな?」
この島はどの地域でも同じ亜熱帯であり、その気になればどこでもサトウキビが栽培できるからだ。
島でも標高が高い部分があり、そこは朝晩に冷えたりするそうだが。
「水不足で、なくても生きていけるサトウキビは後回しなのです。中央と南部では盛んに栽培されています。どちらの地域も水に余裕があるので」
中央は琵琶湖が、南部では湧き水が出る場所が多い。
両地域は農業生産が盛んで、特に南部は砂糖の有名な産地だそうだ。
ただ少し高いので、生産された砂糖の多くは経済的に恵まれている中央で消費されてしまう。
実は、北部地域は貧しい地域でもあったのだ。
「今は水に余裕ができたので、サトウキビ栽培は計画しております」
やはり雪も女性なので、甘い物は欲しいようだ。
それにしても、対応が早いな。
「甘い物はいい。心が落ち着くな」
「魔族の国とは豊かなのだな。俺も月に数度、饅頭や砂糖菓子が食べられるくらいだったぞ」
名門伊達家の姫君である藤子ですらそのような状態なので、やはりこの地域は貧しいな。
早く開発を進めて、生活を豊かにしないといけない。
そしてそれが上手く行けば、バウマイスター伯爵家と秋津洲家は領民達に支持されるというわけだ。
「ヴェンデリン様、美味しいですね」
雪や藤子と違い、魔法の才能はあっても年相応なルルは、鼻の頭に生クリームつけながら懸命にケーキを食べていた。
彼女がいた島ではサトウキビ栽培が盛んであったが、ケーキのような手間のかかったお菓子は存在しなかった。
彼女からすれば、オヤツの時間は最大の楽しみなのだ。
俺からしても、年相応で可愛らしいルルを見ていると心が癒される。
「ルル、鼻にクリームがついているぞ」
俺は、ルルの鼻についた生クリームを取ってあげる。
「ヴェンデリン様、ありがとうございます」
「うーーーん」
「魔王様、なにか?」
「まるで本当の親子みたいだな」
「そこまで年は離れていませんけど」
「そうですよ、魔王様。ルルは、ヴェンデリン様のお嫁さんなんです」
「ちなみに、俺もそうだぞ」
なぜか、俺の嫁になろうと懸命な幼女二人。
俺は、そういう問題は彼女たちが成人してからだと、スルー……先の延ばしにするであった。
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