第62話 バウマイスター準男爵家諸侯軍編成事情(後編)

「バウマイスター準男爵家諸侯軍ですか?」


「僕も急すぎる話だと思ったし、正直なところ大丈夫かなって思ったんだけど、これを編成しないと色々と面倒なことになるんだ」




 ヴェルが王国からの命令により、王都郊外の軍駐屯地へと連れ去られた翌日。

 朝食の席で、エーリッヒさんが話を切り出してきた。

 その内容は、私たちを中心に諸侯軍を編成するというものであった。


「突然な話ですね」


「本当に急なんだけど、編成しないと収まりがつかなくてね」


 そう言いながらエーリッヒさんがリビングのカーテンを開けると、私たちが居候をしているブラント騎士爵邸の外には多くの人たちが集まっていた。


「仕官希望者ですか?」


「いや、そちらはほとんどいない」


 ここ数日で、私たちの存在が広まったせいだとエーリッヒさんが説明してくれた。

 一部例外を除いて、押し掛け仕官行為や、妾押し掛け行為は激減している。

 その代わりに、今度は『陣借り』希望者が増えたそうだ。


「陣借りですか?」


 初めて聞く言葉なので、私は思わず首を傾げてしまう。


「まずは、ヴェルがどんな用件で王国政府に呼ばれたのかだけど……」


 これは、エーリッヒさんの寄親であるルックナー財務卿やモンジェラ子爵から連絡がきたそうだ。

 王国で一番偉い人が、王都に近い魔物の領域を開放すべく、そこを支配する老属性竜の退治をヴェルにも命じた。

 他のメンバーは、王国筆頭魔導師に、ヴェルと同じく巻き込まれたブランターク様のようだ。

 何気に、あの人もツイていない部分があると思う。


「三人で属性竜を討ち。その後、王国軍と冒険者有志で統率がとれなくなった魔物を殲滅していく作戦のようだね」


 作戦に参加する主力は、王国軍王都駐留軍から選ばれた精鋭だとエーリッヒさんが教えてくれた。

 残りは冒険者ギルドに募集を出し、自信のある冒険者たちのみが参加することになったそうだ。


「なにかが足りないと思わないかい?」


「そういえば……」


 ここ二百年以上も戦争はなかったけど、王国が戦争をする際には、王国軍の他に指名された貴族が諸侯軍を編成して参加するのが普通だった。


「そう。王都周辺にも所領を持つ貴族たちはいるのに、なぜか彼らには動員命令がこなかった。理由はわかるかな?」


「ええと……。戦功を挙げた際に渡す褒賞のせいですか?」


「正解だよ」


 王国が広大な穀倉地帯を直轄地として得るために、今回の作戦は決行される。

 もしその作戦に多くの貴族たちが参戦して、それぞれに戦功を挙げてしまったら。

 褒美として領地を与えることも、考慮しなければならないというわけ。


「王国軍にも貴族たちはいるけど、当主以外か、当主でも法衣貴族ばかりだしね」


 法衣貴族なら、戦功に対する褒美は勲章と昇進と金銭で済ますことが可能だから。

 元々貴族としてよりも、王国軍人として出陣する名目の方が高いから、それで問題はないみたい。

 もし貴族でない人が大きな功績を挙げたら、一代限りの階位(八位~十位)を与えるか、法衣貴族への襲爵で済ませられるからだ。

 冒険者に至っては、最初から倒した分だけの出来高払いなのでそういう問題はないようね。


「でも、本来の所領から離れた飛び地なんて欲しいのかね?」


「次男に弟にと。他の一族に相続させてしまえばいいからね。領地の分割なら、王国政府はその貴族が損をすると考えるから反対はしないのさ」


「なるほど。俺の実家の領地なんて、分割したらなくなってしまうからな。気がつかなかった」


「エルヴィン、それは僕とヴェルの実家も……分け与える土地は多いのか。いらないけどね」


 エルの疑問に、エーリッヒさんは淀みなく答えていた。

 なるほど。

 継承争いの緩和と一族の発展という点から考えても、悪くない考え方ではあるわけね。

 

「あれ? でもヴェルは貴族枠での参加だよね?」


 ルイーゼが疑問を口にした。

 王国の法で、未成年者が魔物の領域に入ることは禁止とされている。

 今回、未成年者であるヴェルが動員されたのは、貴族が戦争で借り出される際に当主が何歳でも問題はないという法の穴を突かれたからだ。


「そう、ヴェルは貴族の枠で参加しているのさ」


 貴族が動員されるわけだから、当然その貴族が兵を率いても構わないわけね。

 

「相手が属性竜だから、当然諸侯軍は別行動だろうけどね」


「だよねぇ。せっかく兵を集めても、竜のブレスで消し炭にされたら意味ないから」


 当主は最前線で属性竜と戦い、諸侯軍は後方で魔物と戦う。

 そういう役割分担になるそうだ。


「王宮筆頭魔導師様は男爵だけど、彼は陛下の個人的な親友で一番信用されている家臣だそうだ。当然、陛下の意図は読むはず」


 空気を読まないで、男爵でもある彼が堂々と諸侯軍を編成して繰り出してくる。

 という可能性はないらしい。

 少なくとも、エーリッヒさんの寄親であるルックナー財務卿は、彼が軍勢を集めている事実を確認をしていないそうだ。


「王宮筆頭魔導師様は法衣貴族だからね。そう簡単に軍を編成可能な兵士たちなんて揃えられないさ」


 これは、ブランターク様の派遣要請に答えたブライヒレーダー辺境伯様も同様であった。

 王都に屋敷は維持しているのだけど、人員は数名の常駐家臣と警護の兵士に、そして屋敷を維持する使用人のみ。

 これでは、諸侯軍など編成できるわけないわ。

 王国側としても、ブライヒレーダー辺境伯様に諸侯軍など出されても困るだけだろうし、だからブランターク様だけを借りたみたい。

 

「ブライヒレーダー辺境伯様の諸侯軍に参加を認めると、他の辺境伯たちがうるさいいからね」


 『うちも!』となるのは、当然の結末とも言えた。


「それで、最後に残ったのがヴェルなんですね」


 陛下は、ヴェルに単身で来いとは一言も言わなかったそうだ。

 となると、ヴェルだけは軍勢を率いてもいいという解釈も可能とも言える。

 準男爵になったばかりでの突然の出陣命令で、まだ家の体裁など整えてはいないと高を括ったのか?

 それとも、わざとなのかしら?

 そこで最初の陣借りに戻るのだけど、貴族の子弟や浪人たちなどが一時的にバウマイスター準男爵家軍に籍を置き、そこで活躍をして経歴に箔を付けるか感状を書いてもらう。

 これが、陣借りと呼ばれる制度であった。

 制度というのは、相応しくないかもしれないわね。

 王国側とて、動員された貴族たちの諸侯軍が少ないと戦力にならないので、半ば黙認されているというのが正しい解釈みたい。


「陣を借りる側は、員数合わせに協力する見返りに、戦功と名誉と褒賞をいただくってわけだ」


 今回のケースでは、陣を借りた者たちが魔物を狩って報酬を得つつ、どの程度の戦功(討伐数)を立てたのかを、感状にして出してもらう。

 大活躍をすれば、将来バウマイスター準男爵家が新たに家臣を集める際に優先権を得られ、他家に仕官する際にも、紹介状と共に感状は有効な採用ポイントとなる。

 逆に、バウマイスター準男爵家側のメリットは、少なくとも軍勢の数で恥をかかないで済むという点だ。

 動員中の食住の面倒はバウマイスター準男爵家持ちだけど、武具などは陣借りする側が自前で準備するのが決まりで、戦死、戦傷した際も一度の見舞い金で済む。

 安めに軍勢の数を揃えるという点において、これほど便利な制度はないってことね。


「ですが、諸侯軍を編成するって言われても……」


 冒険者としての将来を期待されているとはいえ、十二歳の少年少女三人に、ベテランも多い陣借り希望者をメインにした軍の編成と運営などまず不可能ね。

 困っていると、エーリッヒさんが助け舟を出してくれたというわけ。


「そこで僕の出番らしいね。寄親たちに言われたさ」


 竜殺しの英雄にして、準男爵家を立ち上げて初の動員。

 ここでヴェルに恥をかかせるのは、同じ王国貴族としてどうなのか?

 という建て前の元、ルックナー財務卿やモンジェラ子爵が、ブライヒレーダー辺境伯様を差し置いて恩を売るための策なのは、今さら言うまでもないわ。


「名目上の代将は、従士長であるエルヴィン君に任せるとして」


 このバウマイスター準男爵家諸侯軍は、出征期間中は主将であるヴェルとは合流できないみたい。

 そこでエルを代将として、私とルイーゼも諸侯軍の幹部に名を連ねる。

 エーリッヒさんが、陣借り者たちとの契約交渉、必要な資金や物資の管理、王宮や役所などへ提出する必要な書類などの作成と。

 数多ある事務的なお仕事を、すべてやってくれるみたい。


「僕の名目は、バウマイスター準男爵家諸侯軍の参謀と副将扱いかな? 腕っ節はまるで駄目だから、後方支援専門ということでよろしくね」


 もうすでに、ヴェルの元を尋ねて必要な資金も貰っているそうだ。

 さすがはエーリッヒさん。


「ですがエーリッヒさんは、ブラント騎士爵家の当主では?」


 同じ貴族同士なので、一方の下に入ってしまうのは問題のような気がしたのだ。


「僕はまだ跡取りだから大丈夫。爵位はまだ義父が持っているから」


 それなら問題はないけど、多分このために結婚後に行われる予定であった爵位継承を遅らせたのであろう。

 主に、ルックナー財務卿からの要請だと思うけど。

 貴族の爵位継承は、現の当主が生きている間でも死後でもどちらでもいいみたい。

 ただ、中央の法衣貴族は生前継承が大半で、領地持ち貴族は死後継承が大半。

 なぜ違いがあるのかわからないけど、ただ昔からそうだからとしか言いようがなかった。

 法衣貴族は役職持ちが多いので、その役職を自分が老齢でこなせなくなる前に後継者に譲る、という理由というか説が存在しているって聞いたくらい。

 なお、生前に後継者に当主の座を譲ったあとも、先代も隠居前の爵位と同じ扱いを受ける。

 年金が出ないけど、公の場での扱いが、たとえばルートガー様だと騎士爵位持ちと同じ扱いになるわけね。

 一種の名誉爵位だと思うと、わかり易いのかもしれない。

 『引退したジジイをぞんざいに扱うな!』という、年寄りの本音も見え隠れもするけど。


「では、問題ないですね」 


「『うわっ、なんて面倒な! エーリッヒ兄さん、報酬は弾みます!』って言っていたね。うん、結婚直後で物入りなのでありがたい」


 当然、エーリッヒさん一人では回らない。

 そこで、ルックナー財務卿とモンジェラ子爵が出てくるわけだ。


 彼らが紹介する、財務閥に所属する貴族の子弟に。

 エーリッヒさんの職場の後輩たちなども、休職して後方支援で手助けをするみたいね。


「休職ですか? 大丈夫でしょうか?」


「全然問題ないから。むしろ戦功が付くからありがたがられる」


 休職の許可を出すのは、ルックナー財務卿とモンジェラ子爵なので文句など出るわけがない。

 休職中の給料は出ないけど、それはエーリッヒさんがヴェルから預かった予算で戦陣手当て込みで出す予定で収入は増える。

 職場の査定は、いくら財務系の役人でも貴族なので戦場経験があった方がいいに決まっているわ。

 長くても月単位でしかない休職など、出世の不利になるはずもなかった。


「希望者が多くてね。先輩を断るのは大変だったよ」


 自分が実質ナンバー2になる諸侯軍に、職場の先輩が部下で入るとやり難い。

 そんな理由で、エーリッヒさんは助っ人をすべて後輩で固めたそうだ。

 ルックナー財務卿やモンジェラ子爵が寄越す人材は、最初から言い含められているので問題はないみたい。


「あとは、ブライヒレーダー辺境伯様だけど……」


 ここで一人も出さない選択肢などまずあり得ず、王都の屋敷から後方支援担当の家臣、三名の文官、屋敷の警備隊長と十五名のベテラン警備兵、自分たちで雇った陣借り者二十名ほどを寄越すそうだ。

 ちなみに、費用は全額ブライヒレーダー辺境伯家が負担する。

 その理由は、ヴェルをお抱え魔法使いにできなかったけど、寄子には確実にしたいから。

 そのため、隙あらば狙っているルックナー財務卿とモンジェラ子爵を牽制するためであった。


「ブライヒレーダー辺境伯様、気合を出して助っ人を出したね」


 エーリッヒさんがバウマイスター準男爵家諸侯軍を編成すると聞くと、私とルイーゼは相談をして、すぐに彼女をブライヒレーダー辺境伯家別邸に使いとして出している。

 その身体能力のすべてを駆使して急ぎ戻ったルイーゼの成果が、一家としては最大の助っ人なのだから、よほどヴェルを寄子として確保したいのであろう。


「そういえば、エルは?」


「陣借り者の面接」


 面接とはいえ、陣借り者などは強くなければ使い道がない。

 エルと手合わせをして、残り二人の指揮官と普通に面接を行う。

 ちなみに、その二人の指揮官とはエーリッヒさんが助っ人を頼んだ二人のお兄さんたちであった。

 

「とにかく寄せ集めだから、ある程度の指揮官は必要だよね」


 というわけで、王都の警備隊で十数名の兵士を指揮しているヴェルとエーリッヒさんお兄さんたち。

 三男のパウルさんと、四男のヘルムートさんであった。

 休職の問題も、今回の出兵にはエドガー軍務卿が絡んでいるので文句など出るわけがない。

 直属の上司にお伺いを立てたら『頑張って来い』と言われ、二十名ほどの貴族家出身の兵士たちを付けられたそうだ。

 彼らも、パウルさんやヘルムートさんと一緒に、陣借り者の面接の手伝いをしている。


「幸いにして、予算はヴェルからたっぷり出ている。期限までには、形にはなるかな」


「ヴェルは、いくら預けたんです?」


「白金貨百枚」


「ヴェルは、どこかの方面軍でも編成するのでしょうか?」


 バウマイスター準男爵家諸侯軍は、後方支援者も入れて五百名以内に収める予定になっている。

 諸侯軍と呼ばれてはいるけど、実質はバウマイスター準男爵家軍という器に、陣借り者たちと他家が助っ人を送っているだけなのだから当然ね。

 あまりに人数が多いと、『新興の準男爵風情が……』と騒ぐ貴族が出てくるし、集めた諸侯軍を統率できなければ、これも貴族としての資質を問われてしまう。

 だいたい、ヴェルから預けられた予算が多すぎるのよ。


「ちゃんと帳簿は付けているし、余ったら返せばいいよ。それに、陣借り者たちも安心して魔物を狩れるというものさ」


 ちゃんと活躍すれば褒賞をケチらない、素晴らしい貴族様だというアピールにもなるからだ。

 今回は魔物の討伐なので、褒賞は倒した魔物の数に比例する契約になっている。

 ないとは思うけど、沢山倒しすぎて褒賞が不足する事態はないという安心感にも繋がるわけね。


「準男爵で、五百名は多いですね」


 普通の法衣準男爵だと、三十名の諸侯軍編成でアップアップなのが現実だ。

 陣借り者を含めてこの数字なので、人を雇うととにかく金がかかることがよくわかる。

 領地持ちだと、領内の男手を動員可能なので、同じ爵位でももう一つ桁が上がるそうだけど。

 ただ、いくら無料で動員可能とはいえ、働き手として税を納める領民を徴用しすぎた結果、戦争後に借金だらけになる貴族も昔は多かったみたい。

 領内の田畑に手をかけられない分収穫が落ち、戦死、戦傷で人手も減るので当然ではあったのだけど。


「このくらいの数にしないと、参加できない人が多すぎて不満が出るんだ」


「まさに、寄り合い所帯……」


「諸派閥混成部隊だね。よく言ってだけど」


 エーリッヒさんの認識は、的を得ているとしか言いようがなかった。

 一族枠で、兄三人とその知己や部下たち。

 ヴェルの寄親を狙っているブライヒレーダー辺境伯様と、ルックナー財務卿やモンジェラ子爵様。

 エドガー軍務卿ですら、ヴェルの兄二人の休職を認めて助っ人まで送っているのだから。


「みんな、竜殺しの英雄と縁を繋ぎたいわけだね」


 陣借り者たちも、活躍して仕官狙いまではいかなくても、唯一動員された諸侯軍なので目立つという利点がある。

 そこで得た感状は、他の貴族が出す感状よりも効果があると思っているのであろう。

 この人数まで絞るのに、本当に手間がかかっているのよ。


「面倒な話ですね」


「ヴェルが一番そう思っていると思うよ。さて、人員は揃ったから役割分担を決める会議に、必要な食料などの物資も購入しておかないと。アルテリオさんに連絡を取るかな」


 実務は、エーリッヒさんが上手く回してくれるみたい。

 できることは手伝うけど、今の私たちは十二歳の子供でしかない。

 それでも、名目上はヴェルの三人しかいない正式な家臣である。


「必要な時に、偉そうに指定された場所に立っていてね。言い方が悪いけど」


 予想はしていたけど、お飾りということなのね。

 いきなり実務をすべて振られても困るから、文句はないのだけど。


「あと、もう一つ仕事があるんだ」


「もう一つって、なんですか?」


「怪我は治せるにしても、死なないでね。私と兄たち二人に、君たち三人は死ぬことが許されないから」


 対魔物ではあるが、これは戦争なのだ。

 当然、死者が出る可能性が高いわけだけど、エーリッヒさんと二人のお兄さんたちに、私たち三人は死ぬのは禁止らしい。


「可哀想だけど、死ぬのは陣借りしている人たちが先」


 上が詰っているので、彼らは命をかけて戦って評価を得る必要がある。

 その話をエーリッヒさんから聞いた時に、自分たちは相当に恵まれた環境にいるのだなと実感してしまう。


「今は、できることを精一杯にですか」


「そうだね。金勘定だけの僕が言うのもなんだけど……」


 それから数日後。

 大慌てで準備を終えたバウマイスター準男爵家諸侯軍五百七名は、王国軍パルケニア草原方面派遣軍と合流して戦場へと赴くのであった。


「チャンスだ。魔物を沢山討って、ヴェルに借りた金を」


「エルは、本陣で構えているのが仕事」


「魔物狩りてぇ!」


「ボクは?」


「前に出て活躍すると、陣借り者たちに嫌われるわよ。エーリッヒさん、パウルさん、ヘルムートさんの安全第一で」


「だよねぇ」


 私の仕事は相変わらず窘め役だけのような気もするけど、とにかくこの諸派閥混成軍こと、『各貴族の思惑一杯軍』は、なんとか無事に出発することができたのであった。

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