ソードワールド2.5リプレイ「途切れ暦とルフラン島」

第5話:南天の実は難を捨つ

5-1:プリプレイ

第5話である。

前回、ループから帰還し、再びループを行ったPCたち。

しかし川岸に現れたのはリコリスではなく、ナンディナと名乗る司祭であった。

果たして、位相のズレた繰り返しによって事態はどう進むのか。

それでは、早速プリプレイから始めていこう。

GM : それでは、準備ができている人から順に成長報告をお願いいたします！

リズ : リズです。マギテック5レベルになって、念願の「魔法制御」を取りました。ショットガンバレットが火を噴きますよ。

リズは遂に戦闘特技、魔法制御を取得。これにより、強力な範囲攻撃を好き放題撃てるようになった。いやほんと強い。許してほしい。

アル : アルです。スカウトが3から5になりました。これでトレジャーハントを習得！　戦利品も先制もまかせてください！……ところでぼくいつの間にかすっごい成長してるんですけど、どうしてなんです……？　装備も立派になってますし……(1話終了時点ではレベル2とかだったため)

アルは堅実な成長。トレジャーハントにより、パーティのお財布も一層潤うことだろう。実際えらい。

ソレル : ループ直後から周りのみんなが心配なソレルだよ。技能はライダーが4→5、プリースト（ルフラン）が1→2に成長。修得騎芸は【人馬一体】。これで空いた片手にバックラーを持って回避を頑張る！

ソレルも堅実な成長。毎度言っているかもしれないが、ソレルの回避能力は尋常ではない。ほんと勘弁してほしい。

シエル : ループでしんどいシエルです。セージが4に上がりました。以上です。

シエルは元気出してほしい。

GM : それでは、はじめていきましょう。よろしくお願いします。

全員 : よろしくお願いします！

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――二回目の可能性再生は、既に、かつてと少し異なる様相を呈している。

彼岸花の名を持つ銀の髪の青年は影もなく、

君たちの傍に立つのは、南天の名を持つ金の髪の青年。

三ツ輪の聖印と、日輪の聖印を前に、

今、ルフラン島での本当の物語が始まる。

これまで君たちがいたのは、物語の裏側。

さあ。物語の表側を覗いてみよう。

SW2.5CP「途切れ暦とルフラン島」

第5話『南天の実は難を捨つ』

ひとり、またひとりと。消え行くは誰の面影か。

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