第117話 ネオニッポンバシ編●夢の世界で遊ぶのだ

 バはバノバナナ~~~~バ~はバニラのば~


 バスケットボ~ル~~~~☆


 ば~は晩御飯~~~~~☆☆


 ば~~~~はバッテンいやなのね~~~~☆



 ば~~~~は爆発だ~~~~~☆



 ば~~~~はバトルのばのば~~~~☆



 ば~~~は万歳だ~~~~☆



 ば~~~はバイバイ、バインダバイんだバンッ!!!


 ばばばばっばばばば婆ちゃんすげえ~~~よなのん☆


 抜刀抜群な場近いな万能な物よバスをバスから運びばしばし挽回しようじゃないか。


 なのんなのんなのなのなのなのんなのん!!!!!


 バナナは何回でも食べれるのん!!!!!


 バナナはナナナの並じゃない生き物なのん!!!!!




「あの~~~ナナナさん……うるさいですよここ電車の中ですよ~」


「そうともいう」


「おいおいナナナの歌は絶好調だないつもながら」


「ナナナちゃんは昔からナナカちゃんと一緒で歌を歌うのが大好きだよね……」


「かりみん……もちろんそうだよ、うちはこういうバラエティな歌がいつもささやくんだ頭の中でだが」


「ナナカは代理で説明すると……ナナカ的にはもう少しエキセントリックなバイタリティある感動ソングが好きですが……」


「ルナは結構好きだぞ!!!」


「うんとまあいいと思いますよマキは好きですが……」


 グランドごりらマキマキおじお兄さんもレスリング部の部活が日曜日は休みなのでついてきた。


 まあもちろんオタク仲間だからであるからだ。


「さあてネオニホンバシで何するんや?? 冥土か? それともユーホーチャッチするあれか? まさかネオ秋葉原みたいなぼったくりユーホーもあるんか??」


「むしろ本家のほうでしょぼったくりユーホーはたぶん……ネオニホンバシではないですよ……」


 カリミヤさんがそう説明する。


「俺も来てよかったのか……」


「俺もこういうオタクの街は好きだからって言うか一応俺もオタクだしちょっとは」


 王堂君と拓郎君がついてきていた。


 なおサナさんも何故か同行している。


「だってコブタちゃんが一人でネオニホンバシいってね……風俗のお姉さんに篭絡されたりしないかと考えただけで悲しくなるから……そんなことないと思うけどね……念のために」


「サナ……お前結構拓郎のこと思ってないか? まあいいけどさ……」


 タケルがなんか納得するけどサナに対しては普通の対応だった。


「あのね……! タケル君は知らないと思うけど……うちのコブタ君、結構ひ弱で簡単に女に騙されるのよ……だから私が管理しているのよわかりますタケル君!? 誤解がないように言うけど全然恋愛感情とかこのコブタちゃんにはいっさいぽっきり無いと思うのよ……たぶん」


 嘘だなとナナナは思っていた。


 サナは拓郎に明確な支配欲と下僕にしたいという歪んだ恋愛感情が存在するとナナナは予想していたというかほぼあるよサナねぇ……歪んでるね……うちの中でもかなり特殊だけど……サナは……まだ七星神眼の中の星神眼にも目覚めてないひよっこのくせにだけど……


 そんなことを思っていたら電車はネオニホンバシに到着しそうになる。


「うわ~~~~なんですかここ……? 自然と科学の交差する街ですか……? いたるところに木と花と草と水場があるし……高いビルが途轍もなく並んでいて……緑化が凄まじく進んでいます……!! 凄く楽しそうな街ですね!」


 ユキトは初めて来るネオニッポンバシに感動していた。


 そして駅で降りる。


 みんなでネオニッポンバシの電気街とオタク街ロードのほうに行く。


 なお目印はタイトウのゲーセンがあるところが本家だが……


 ここではナム湖と世ガとタイトウが同じ場所に3つあるし。


 他にもここ学園都市だけの企業でサンライトとヨルムンガンドとテラが主導している。


 サンライトは文字通り太陽さんと月光さんが協賛して作ったオタク向けのゲームセンターを稼働している企業。


 ヨルムンガンドはナナナちゃんのひいひいおじいさまの七星暗斎(ななほしあんざい)さんが作った企業。オタク向けのゲームを作っているし……しかも暗斎さんは出版社も立ち上げている。


 それがこの学園都市ではもっともポピュラーなやつでANZAIと言えばオタク向けの大衆向けのライトノベルを出している巨大企業の一つだ。


 それのグループと言うか分かれたと言うか出版社はスバルス文庫にMagma文庫にANZAIスマート文庫に月星ファンタジー文庫にハレー彗星文庫通称HS文庫にANZAIライトノベルが凄い文庫に……とまあかなりある。


 なお雷撃文庫はあのデンドウ君の親が経営していると本人から聞いた。

 かなり魔力が高そうな文庫でオーソドックスに売れる作品が多いのが雷撃文庫の特徴だ。


 あの人気んシリーズソードアフターストーリーとか魔術大学の全能生とか魔帝学園の不敵劣化超神星生は異世界で世界を統一するそうですとかが大人気だ。


 なお二神社とか秀円社文庫とか少年舎文庫とかもある皇旦社文庫も


 まあ秀円社とか少年舎とか皇旦社はマンガが主流だそっちのほうが強い。


 ライトノベルの分野ではまだかなり雷撃やANZAIには負けている。


 とまあこの学園都市でのライトノベルのありかたに少しだけ詳しくなっていた僕がいた。


 そんな時に一番最強のくじ引きを引きたいと願うカリミヤさんがいた。


 みんなで行くことに。


 そして一番最強のくじ引きパズ猫大感謝祭イルミナ編というものを見つけた。


 なんと仮実谷さんはパズ猫が好きで好きで物凄く課金もしているとか……


 最高のゲームだと恵吾している。


 そして彼は好きなキャラは和広あるが今回特賞にあのイルミナのフィギュアとイルミナの描きおろし幻獣神人カードにイルミナの夢と希望が詰まった魔導書セットがあった。


「カリミヤさんそんなに興奮しなくても……」


「だってあのイルミナの三点セットだぞ~~~~~こんなの欲しいに決まってるじゃないか………………いや本当に本島と書いてマジと読むくらい欲しいのだが」


「しかしなんか高くないですか……当たり四つくらいしかないのに空くじではないがイルミナのティッシュとイルミナの魔導書風ノートとイルミナのしおりとか微妙な物しかないし……」


「何を言う……スカくじですら貴重なのだぞ少年ユキト君!!!」


 とまあそんなカリミヤさんが有り金使って一回千円の一番くじを引きまくっている。


 ティッシュティッシュしおりしおりノートノートノートノートしおりティッシュティッシュ…………と永遠に引いている。


 そしてついにB賞のイルミナのイラスト額縁の絵というものが当たった。


 そしてさらに引くとC賞も当たった。


 イルミナの魔導杖実寸サイズだと……!?


 でもおもちゃだな完全に……


 そしてD賞も当てる。


 イルミナの友達エミルちゃんのコーヒーカップ特注品が当たった。


 なかなかよさげなコーヒーカップだった。


 どうでもいいがこの世界のパズ猫はパズル&ドラ猫(にゃん)というタイトルだ。


 伝説のドラ猫と友達になってパズルをといて遊んで敵を倒すパズルアクションRPGだが……そんなパズ猫をみんなで遊ぼうと提案したい。


 なお僕は無課金だ。


 こんなのに一か月2、3マンもかけると家計が火の海になるから……なおカリミヤさんは廃課金のようだが……大丈夫かこの人……


 さてついに仮実谷さんはA賞と言う名の特賞を手にした。


 なお持ちきれないのでナナナちゃんの異次元バックに入れてもらった……部室に飾るとカリミヤさんは言っていた部の同好会の所持になるのかよ……まあいいか。


 しかしこのパズニャンはなんか不思議だ全部ボイスがついていて……3Dなのに容量小さくてなんか魔法の技術でも使われてるかのように感じる。


 なお運営元はアンゾーというこれまた暗斉さんナナナちゃんのひいひいお爺さんがかかわっているから……なんかありそうだな。


 さてと今度はこっちに行ってみるかとタケルさんが言っていたのでユーホーチャっキャーに行くことにした。

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