第17話 護衛と浅はかな罠 後編

 七日後。ウェスが店じまいする頃に顔を出した。


「護衛の件だ。ヘイからどのくらい聞いている?」


「明日に要人が来るから、片方が公爵の護衛。去るまでもう片方が相手の監視」


「それだけ知ってれば問題ない。報酬は三日で最低金貨二枚だ。拘束期間的には妥当だろう? しっかりヘイが話をつけていった。お前と違って細かい内容と共にな。何で最低二枚かというと不測の事態があった場合も言ってきた。少しは奴を見習え」


 ウェスは少しだけ渋い顔をしている、いったいどんな話し合いで、料金を決めたんだろうか? 


「了解。明日朝には公爵邸でいいのか?」


「あぁ、昼間にルチル入りの予定だからな、余裕を持って入ってくれ」


「了解。朝食が終わるくらいでいいな。ヘイは知っているんだろ?」


「あぁ、問題はない」


 ウェスはそれだけを言って出て行った。なんで朝食後に来ないんだ? 奴は奴で忙しいんだろうか? 夜中や寝る前の落ち着いた頃が来やすいんだろうか? まぁ、寝てる時に来られるよりはいい。



「喧嘩しないように」


 翌日になり、朝食を済ませて出かける時にグリチネに注意された。


「今回は依頼主だ。多分平気だろ」


 左の口角だけをあげて笑い、俺は宿を出た。そして上級区に入る頃には、ヘイとなぜか合流した。


「やあ、おはよう」


「あぁ、おはよう」


「スピナがかわいい女の子だったら、その辺のパン屋でパンを買ってきて、くわえたまま体当たりするんだけどなー」


 なんでいきなりこんな話になるんだろうか?


「ショルダータックルで、カウンターかましてやるわ」


 俺はとりあえず、ぶつかってくるのがヘイと仮定して返した。


「おっと、偶然ぶつかった女の子の手にはナイフが」


「そんな転校生嫌だな。もう少し良い感じの出会い方が好きだな」


「もう使い尽くされたネタだから、スパイスをね」


 そんなスパイスはいらないんだけどなー。


「転校生は暗殺者?」


「転校生は鉄砲玉? まぁどっちも嫌だけどね。けど、きっつい女生徒会長が幼なじみで、実は自宅が隣で、勉強を教えてくれて、二人っきりの時はもの凄く優しくて甘えてくるとか」


「ギャップ萌えか。ある意味幻想だな。俺はその手のゲームではスレンダーを優先してた記憶がある。眼鏡も好きだな」


「あ……。うん。グリチネさん胸小さいもんね。どこかに眼鏡ないの?」


 ヘイは何かを察したかの様に、飽きれた感じで返してきた。


「眼鏡はもうこの世界にはあるんだよ。けど瓶底みたいなのしかないんだよ。それにグリチネは目がいいんだ……」


 片方だけな……。


「伊達眼鏡は?」


「眼鏡の度で輪郭が歪んでるのがいいんだよ。わかんない? それがないと駄目だね」


「あ、うん……。そうだね」


 ヘイは触れちゃいけないと思ったのか、それ以上は乗ってこなかった。まぁある意味譲れない条件だからな!


「ってか、度の合ってない物とか、フレームがな……。グリチネには縁なし楕円が似合うと思う」


「知らないよ……。ごめん振っておいてなんだけど、もう止めよう」


「あぁ……そうだな」


 二人で盛り上がり、とりあえず自然鎮火。そして、二人とも公爵の屋敷に着くが……。なんか俺が破壊したからか、プチリフォームされている。妙に綺麗だし、窓も増えている。切っ掛けができてよかったと思おう。


「久しいなスピナ。あの時は世話になった」


「いえ、それほどでもございません」


 屋敷に入って開口一番で皮肉か、嫌われてんなー俺。まぁいいさ。


「じゃ、俺は敵国の要人が寝泊まりする、ゲストハウスが見える場所に陣取って監視。スピナが公爵様の護衛。おーけー?」


「あぁ、問題ない」


「何かあったら――」


 ヘイは左手の端末をコンコンと叩いた。


「了解」


 俺が返事をすると、ヘイはそのまま屋敷から出ていった。なので俺は、いつもの装備にするか迷ったが、物々しい格好で立ってるだけで信頼とかなくなりそうなので、タキシードを選び、いつもの自動拳銃のmk23を選択し、予定表を読んで後をついて回るだけだ。



『ずいぶんと豪華な馬車で、指定されたゲストハウスに敵国貴族のロセット到着、以後目標Aとする』


「『了解』。客人が到着したようです」


「あぁ、わかった。よほどの事がない限り報告は控えろ」


 俺は書類仕事をしていたメディアスに報告をする。なんか傲慢なイメージしかなかったけど、仕事はしっかりとしているみたいだ。


「了解しました」


 その後は食事や友人と思われる貴族同士のお茶会に同席し、部屋の隅で窓の外を警戒したり、MAPで人の動きを追っていたが、問題はなかった。


『目標A。窓際で着替え中。これは任務、コレハニンム。仕方がないんだ』


 変な通信が入ったが、無視しておいた。


『入浴したのか全裸だ。メイドに着替えを手伝ってもらってるぞ!』


 しばらくしてまた通信が入ったが、本当にどうでも良い。通信をミュートにしたいが、何かあったらやばいので切れない。ほんとーにどうでもいいわ。ってかスクリーンショット S S を撮って送ってこないだけマシか。


 そして夜になり、メディアスの横の部屋で夜を明かす事になるが、窓とドアに許可をもらって細工をさせてもらった。



 トラップは無意味だったが、とりあえず護衛ができてれば問題はない。


『目標A、ゲストハウスを出てそちらに向かった。ウェスの部下が後を追っているので、以降そちらに監視と護衛を引き継ぐ』


「『了解』。相手が準備された家屋を出て、こちらに向かっております。一応予定通りです」


「わかった、こちらの準備は整っている。せいぜい優雅に出迎えてやろう」


 メディアスは書類の束を持ち、トレイの様な物に乗せると、それをメイドに渡し、俺が初めて通された部屋に向かった。


 血痕は消えている、カーペットも変わっている。メイドさんが気合いを入れて掃除かな? 本当にごめんなさい。



 そして門が開いたとメイドが報告しに来たので、一緒に正面玄関に向かい、ドアが開いたのでメディアスが出迎えているが、正直止めて欲しい。暗殺の情報が来てるのに、軽率な事をしないで下さい。


 ってか男女関係なしに、第一子が世継ぎになるって話は本当なんだな。どこかに女王とかが政権握ってるところでもあるのかな?


 俺は自動拳銃を抜き、スライドを半分引いて弾が装填されてる事を確認し、引き金に指をかけずに左手で右手首を握ってホテルマンの様に立ち、一挙一動に注意を払いつつ、周りにいるお供にも気を配る。もちろん、こちら側と向こう側のメイドさんや兵士も同じだ。こっちをかなり警戒している。


「ようこそ、遠路はるばる――」


 なんか挨拶をしているが、正直興味がない。全員が見える角に移動し、監視をするが、なんか相手も似たような雰囲気だ、こちらを監視している。


 その後は応接室に入って、お互いにテーブル越しに色々やっているが、メイドさんがお茶を淹れに来たり、兵士が直立不動の姿勢からくる緊張をほぐすのに、少し動いただけでも警戒してしまう。右手の人差し指がつりそうだ……。



 途中で昼休憩が入るが、もちろん俺は食べずに全員を見張る。


 俺は応接室の置物だ……。自分に言い聞かせよう。


 そして夕方には全ての話し合いが終わり、握手をして女性貴族が帰って行き、ひとまず一安心だ。


『会合が終わった、目標Aはゲストハウスに帰る』


『了解。監視を引き継ぐ』


 盛大にため息を吐き、銃をホルスターに戻し、気を利かしてくれたメイドが軽食を持ってきてくれた。


「はぁ……一区切りついた」


『こちらゲストハウス前。馬車は来ていないが、門番の兵士が殺され、入れ替わり、大量のビスマス兵の格好をした奴が敷地内に入った。確認をとってくれ』


 俺はもう一度盛大にため息を吐いた。そしてメディアスにその事を伝えると顔色が変わった。


「狙いは私ではない! この街で自国貴族を暗殺し、再び難癖を付けるつもりだ。筋書きは講和交渉の失敗による殺しだ! 何が何でも守れ!」


 俺はその事をヘイに伝えると、短い返事だけが聞こえ、ウェスがメディアスの護衛を俺に頼むと、全速力で部屋を出てその辺にいる兵士に声をかけて、自分だけ先に屋敷を出て行った。


 俺は急いでメディアスを窓から引きはがし、部屋の隅に行くように指示し、強化アーマーに装備を変更する。盾にいつもの自動拳銃を持ち、辺りの警戒を強化し、ヘイにそっちにウェスが行った事を伝えた。


「一応厳戒態勢を取らせていただきます」


「そっちの仕事だ、問題はない」


「余裕のある一言ありがとうございます。おいそこの兵士、屋根に上がって敵がいないか見てこい。お前はテーブルを倒してここの角にもってこい」


「二階の方が安全なのでは?」


「逃げ道をなくしてどうするんだ! 公爵様を窓から放り出す事になるぞ? いいからテーブルもってこい!」


『門番を排除。敷地内に入った兵士数名を残し全て排除。次は馬車の車輪を門の近くで撃って、足止めして時間を稼ぐつもりだ。安全の為に馬車から出ないかを聞いてくれ』


 同じ視界内に入れた方が、護衛も攻撃もしやすいからだろうか?


「『こちら応接室にて防衛中。未だ襲撃なし、引き続き警戒する』。襲撃や、馬車が移動中に壊れた場合は、安全の為に馬車内に籠りますか?」


「あぁ、周りには護衛。分厚い木材は矢は通さないから、基本は籠もる事になっている」


『防衛面で籠もる事を確認。不測の事態の場合は護衛が馬車を守る、怪しい動きを見せたら殺せ』


『了解。ゲストハウス内は全員敵国側だ。生かしてある兵士に近付いたら殺す』


 指示した兵士がテーブルを倒し、こちらに押すように持ってきて、屋根の確認をしに行った兵士も異常はないと言ってきた。


「窓際と出入り口に立って進入者を警戒しろ。過剰過ぎでも、やり過ぎって事はないぞ。誰かに伝えて窓の外にも兵を立たせろ!」



『馬車の車輪を撃ち、走れなくなったので護衛が周りを警戒。内二人が怪しい動きを見せたので膝を打ち抜いた。その五分後にウェスが来て目標Aに状況報告中』


『了解。こちら襲撃者なし。過剰に防衛したが杞憂に終わって欲しい』


『ウェスが目標Aと、生かしておいた襲撃者をつれて屋敷の方に戻った。引き続きゲストハウスを見張り、追撃者がいれば処理する。頃合いを見てそちらに戻る』


「『了解。ウェスが戻るまで警戒に当たる』。とりあえずウェスが状況を説明し、こちらに向かっているそうです。馬車に付いていた護衛二人が、怪しい動きを見せたので一時的に動けなくさせました」


「ふん。護衛の全員が裏切らなくてよかった。私の時は最高で八人ほどいたぞ」


「嫌われてるのか襲われ慣れてますね。だから今でも冷静なんですね」


「あぁ。うちの兵士を一人で虐殺した奴が護衛だからな。心強い」


「毒も吐ける余裕持ちなら、心労も平気ですね」


「門や象徴である盾を壊された経験があれば、誰だって強くなれるさ。あれは貴族としてへこむぞ?」


「あの時はお互い悪かったって事で水に流しませんか? 背中からねちねち言われると、手が滑りそうです」


「その口調ならまだ平気だろ? あの時は口が悪かったからな。まぁ、水に流そう。あの時はすまなかったな」


「こちらこそ申し訳ありませんでした」


 とりあえず形だけの和解は済み、ウェスが大量の護衛と共に、襲撃者も連れて帰ってきたので、強化アーマーのままホールに向かうが、生かされた襲撃者四人の両膝が全て撃ち抜かれている。


「止血をして地下に連れていけ」


 ウェスが怒声を揚げているが、俺は聞き慣れているので別段変な感じはしないが、使用人達はかなり驚いている。


 けどの程度の距離から監視していたかは不明だけど、どんな腕してるんだよ。


「暗殺の情報が入っていたから警戒していたが、まさかそちらが狙われるとは思ってもいませんでした」


「私がルチルで殺されれば、攻め込む口実が出来て帝国が喜びますからね。最初から講和を結ぶ気などなかったのでしょう。もしよろしければこのまま亡命させて頂けないかしら?」


「残されたご家族は?」


「両親は病死、まだ子供も恋仲の男性もおりません。経費削減の為に使用人も最低限でした。屋敷に残っている使用人は、すでに殺されている可能性が高いですね」


 使用人は使い捨て……。貴族ってこんなもんなのかな?


「ただ、信用できる者だけを連れて来たのは幸いでした」


 アラバスターから来たロセットは、にっこりと笑っていた。余裕だな……。貴族は誰かに裏切られる事前提で過ごしてるの? けど護衛二人が裏切ったけどな。



 そして三十分ほど護衛をしていたら、ヘイが戻ってきた。手には狙撃銃のVSS、背中には対物狙撃銃のOVS-032と消化斧。後者は当たったら確実に部位が吹き飛ぶ物を選んでやがる……。


「目標Aは?」


「亡命を予定。今後の予定は不明。とりあえず、優雅にお茶を飲んでいる余裕はある」


「明日の予定は?」


「不明。ウェスの指示待ち」


 要点だけ聞いてきたヘイは、装備を自動拳銃と短機関銃に変更して身軽になったので、俺も似たような装備にしてタキシードに戻した。


「やっぱりヘイは変態だな。距離はわからないが、四人の膝を八カ所ぶち抜くなんて」


「戦闘機の、キャノピーの人間を撃ち抜くより簡単だよ。むしろ護衛の兵士の膝の方が難しかったよ。角度的にね」


「比較対照が違い過ぎるんだが?」


「んー。旗取りで百キルするよりは簡単」


 俺は溜め息しか出なかった。どっちもやった事がない。ってかヘイは短機関銃の扱いも上手かったな。


「おい二人とも、予定変更だ。事態が落ち着くまで護衛続行だ。今からロセットを王都に連れて行くか、ここに残るか決める」


 少しだけ雑談をしていたら、ウェスから追加の任務が入った。


「二交代制かな? 俺は視認性の良い昼間でいいかな?」


「あぁ、問題ない」


「決まったな? なら早速今から動いてくれ」


「わかった。俺は夜まで仮眠する、空き部屋のベッドを貸してくれ」


 とりあえず、夜に娼館に行きたいだけじゃね? って言葉を飲み込み仮眠する事にした。



 十日ほど経ち、特に襲撃らしい襲撃はなかったし、ロセットさんはルチルに残る事に決めたらしい。


 その十日の間に一度だけ宿屋に帰り、グリチネに訳を話してから、ずっと泊まり込みをしていた。


 ってかメディアスといい雰囲気すぎて、夜の部屋の前の護衛が嫌になる。


 似たような境遇で生き残っちゃったし、位はちがえど両方貴族、しかも敵国同士ってスパイスが利いてるらしい。


「二人とも吊り橋効果なのか知らないけど、イチャイチャしすぎですげーイライラするんだけど」


「まだマシだろ。こっちは情事中でも廊下で護衛だぞ?」


 交代するわずかな時間に、愚痴の言い合いが十日続いた。本当辛かった。濁して言うなら、耳栓を支給して欲しいくらいだ。二人とも盛り上がり過ぎだよ……。



「十日間ご苦労だった。とりあえずビスマスの国王に手紙を送り、返事が来たら後日一時的に登城する事になるだろう。朝から夕方にかけての護衛中にヘイと話し合ったが、報酬は金貨一枚上乗せだ、二人で一日大銀貨一枚だ、襲撃があったらもう少し増えていたけどな。報酬はお前に渡すことになっている」


「問題はない。そっちも情報収集お疲れさん。帰って寝るわ」


 俺は金貨三枚を受け取って宿屋に帰り、体内時計が昼夜逆転しているが、直すのは明日からでいいと決めつけ、グリチネに覇気のない挨拶をして、部屋まで戻って寝る事にした。


 枕には薄い藤色の髪の毛と、寝具には薄い香り……。こういうのを見たり感じたりすると、長期間戻らないのは少し気が引けるなぁ。



 部屋のドアが鳴り、ノックされている事に気がつくまで少しかかったが、とりあえず返事をするとヘイが入ってきた。


 午後一時……今から起きて夜中にもう一度寝れば、体内時計は戻るか?


「就寝中すまない。頃合いを見て、六時間は寝れたと思い起こしに来た。汚い話しで悪いが、報酬の精算を頼む」


「いや、問題ねぇ。テーブルの上の布袋を開けてくれ」


「うわー、大金が無造作に置かれてるー。日本だったら、クッキーの箱の中に三百万だね」


「妙に想像しやすい例えをありがとう。待ってろ、今細かいのを出す」


 俺はサイドテーブルの小さな引き出しから別な布袋を出し、大銀貨を五枚取り出した。


「俺が金貨二枚、ポケットマネーから大銀貨五枚をおつりとして渡す。これでいいいな」


「問題ない」


 ヘイはそう言って大銀貨一枚を受け取り、銀貨五枚を出してきた。


「前に借りていた残りだ。利子はどうする?」


「いらねぇよ。そこまでがめつくない」


「助かる。金銭の貸し借りは、本当は借用書を書きたいくらいだ」


「……確かにな。けどもう良いだろ、これで貸し借りなしだ」


「あぁ、そうだな。あ、スピナってさ大きな買い物とかしてる? ため込むだけため込んでたら、経済回んないよ?」


「知ってる。後で使い道考えておくわ」


 まだ少しだけ眠い体を無理矢理覚醒させ、勢いよく延びをする。


「とりあえず下で飯食ってくるわ」


「ある程度いい感じになってるんだから、ここを引き払っていい所に行ったら?」


「一人で回せる事前提で気楽にやりたいんだろ。前に少しそんな話をしたら、そう言われた。お得意さんもいるしな」


「あー、一人で回せる事前提ね……。んじゃ俺は、昼間から娼館にいってくるよ」


「おう。嫉妬深い男には気をつけろよ。じゃないとウェスの胃に穴が開くぞ?」


「事前に女性が申告してくれれば、気をつけられるんだけどねー」


 ヘイが軽く手を上げたので、俺も手を軽く上げると、ウキウキと出て行った。金貨を一日で溶かしそうな勢いだ……。


 ってか娼館のドアノブに、毎回爆弾引っ掛けてるのかな? それこそ用心深すぎるわ。スナイパーの性なんかなぁ……。



 そして夜中に、グリチネが部屋のベッドに忍び込んできた。十日くらい帰って来てなかったからな。


 こういうところは可愛いんだけどなぁ……。過去に何かあったか知りたくもないし、聞きたくもないけど、煽りくらいは軽く流して欲しいね。





――後書きの様な物――


あまり出てこないと思いますが、目標Aだと今後出た時に不便なので一応名前を付けました。

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