第358話 358.エリザベス王妃様後ろからコッソリ忍び寄るのは止めてください!
<真也>
今のところ解っているのは、
リトリア王国の魔導士軍を担っていたジャクソン家
ナストレーア王国の魔導士軍を担っていたオールデス家
ドストル帝国の魔導士軍を担っていたエイシス家
コートレート聖王国の魔導士軍を主に担っていたキャンベル家
その4家共に繋がってはいたが、協力関係に近い繋がり方で結局は各家が独自にクーデターないし王家の乗っ取りを独自に行っていたって事が解っただけでも収穫は有ったと言える。
食事をしていたヘンリー国王はその食事の手を止め
「そうすれば、一番に注意しなければいけないのは2年前に政変の有ったコートレート聖王国になるのかの~
ジャクソン家が持ち込んだ兵器
そんな物を作る技術が確立されたとなれば、どう対処をしたら良いものか・・
婿殿、良い案は無いものかの~」
俺に聞いて来たんだが・・・
そうは言われても、あれを王都の中に持ち込まれ、発動されたら普通の方法じゃ防ぎようが無い・・
「あれを王都トリステインの中に持ち込まれて、王城に向かって砲撃されただけで王城は消滅するでしょうね~防ぐとしたらリトリア王国の中に持ち込まさないように検問強化するしか無いでしょうね」
「やはりの~じゃが検問強化してもその検問を巧妙に潜り抜ける方法は幾らでもあるしの~、これは困った問題じゃ」
そんな事を言ったヘンリー国王は困った表情をして上を向いて何か物思いに耽りだしている
ヘンリー国王の暗いそんな表情を無意識に見ていた俺の背中に
『ぽよ~~~ん』
『ぽよ~~~ん』
っと急に柔らかな感触が・・
そして後ろから
『ふにゅ~~~』
っと柔らかな体に包まれ、甘~~い香りが後ろから匂ってくる。
「真也さま~何か良い案は無いでしょうか~」
っとエリザベス王妃が言いながら俺の頬にエリザベス王妃の頬をスリスリしてきてビックリ
何時の間に?
『気配全くしなかったぞ?』
「エリザベス王妃様、何時の間に俺の後ろに回られたのですか?後ろからコッソリ忍び寄るのは心臓に悪いので止めてください!」
「うふふっ。成功して嬉しいですわ。性交はしていませんが・・・したいですね~してみますか?」
「エリザベス王妃様アリシャに殺されるので、冗談にでもそんな事は言わないでもらえると有難いです・・・」
エリザベス王妃はそんなアリシャに視線を合わせながら
「アリシャ、ちょっとくらい良いわよね~?半分っこしましょう」
って俺の頬をサワサワと撫でる
「お母様、私だってまだキスだけなのに、だ~~め~~で~~す~~」
「ケチ~~」
アリシャの言葉にエリザベス王妃『ケチ~』って・・
小さな子供じゃ無いんだから!!
「アリシャを揶揄うのも楽しいわ~あまり虐め過ぎると嫌われちゃうから降参ね~うふっ」
って言ってエリザベス王妃は去り際に
俺を抱き締めていた手を解きながら・・・
その手を俺の下半身のピーちゃんに
『サワサワ~』
っと・・・
アリシャからは見えない位置だったけど見つかったらヤバいので止めて下さい!!
ほんと・・
アリシャに見られなくって良かった・・
あり得ない位美少女なんだけど・・嫉妬めちゃ怖いんだから
8人の中で一番嫉妬激しいんじゃないのかな?
『独占欲が半端ない・・』
つづく・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます