第3話 連絡

夜の7時をすぎてしばらくたった頃、母親は一人で怒っていた。


この家のルールで、夜の7時以降に帰る時は連絡しなくてはならない。しかし、長女から何の連絡も来ないのだ。最後の連絡は友達とハンバーガーを食べに行くという昼頃に送られてきたものだった。


ハンバーガーは夜ご飯なのか、家でも夜ご飯を食べるのか、迎えに行った方がいいのか、今どこにいるのか、何も分からないまま一人で悶々としているのは嫌だったので、スマホでメッセージを送った。


「いつ帰ってくるの?怒」


返信はすぐに来た。


ピロンッ




「私家にいるよ?」

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