第19話 カクヨムコン歴代応募作品講評会
「カクヨム小説創作オンライン講座2020」の第一弾。「カクヨムコン歴代応募作品講評会」。見ました? 三十作品。全七回あるそうですよ。
リンク先
https://kakuyomu.jp/info/entry/wc6_rev_vol1
読んでみて下され。特に「改善すると良くなりそうな点」を。
一部を引用させて頂きます。
引用 ここから*****
「能力や生い立ち以外で、他に負けない主人公の個性を考えて」
「読者を引き寄せるフックとして、物語全体を通しての最終目的や、主人公の宿敵を作って」
「オチを起爆させるネタ(伏線含む)は「冒頭部」に仕込むべき」
「読者がキャラを好きになるため不可欠な心情劇」
「エンタメにおいて最重視すべきは「説明」ならぬ「ドラマ」」
「キャラをくっきり描き出し、読者を納得させるのではなくわくわくさせる」
「セリフは(中略)物事の機微や距離感、キャラが互いに伝え合えない胸の内までもを表わすことはできません」
「「魅せる小事」を描くことを心がけて」
「説明等は地の文章に任せ、セリフへはそれに託すべきものだけを詰め込む」
引用 ここまで*****
地の文ではなく、会話で状況を説明する作品が多かったのでしょうか。
セリフって、本音だけじゃないですものね。嘘もあるし、照れや嫉妬や虚勢もある。キャラの心情の全てをセリフで書くことは出来ないんですよね。
フックとして物語全体を通しての最終目的を作る。これ、ラストシーンが明確でないと出来ないことですね。小さな事件が重なって物語が進行し、最終目標にたどり着くわけで。根底にはずっと、この最終目標が流れているわけで。けっこう計画的に構築していかないと出来ないような気がする。
オチを起爆させるネタは冒頭部に仕込む。これも書き出した時には既にラストシーンが明確に出来てないと出来ない。むしろラストシーンを先に書くって人もいたなあ。
読者にキャラを好きになってもらうのに必要な心情劇。これはほんと頷きます。
共感できる部分はほんと欲しい。憧れる、カッコイイも欲しいけど、弱い部分、ダメダメな部分もね。
エンタメは説明ではなくドラマ! ああ。ほんとごもっとも。
納得させるのではなく、わくわくさせる! 耳じゃない、目が痛い。
魅せる小事。これ大事ですね。なるべく一話ごとに小さな事件が欲しいし、一話の最後には次への引きが欲しい。漫画やアニメの連載と同じですね。メリハリ大事。
読み手としては首もげそうなくらいコクコク頷き、書き手としてはグサグサ来たな。うん。確かに、冒頭からの様々な伏線がするすると回収されていって、ラストシーンと作品テーマに美しく繋がって終わる作品は好きだ。
この講評会。第二回は、十月二十九日の予定だそうで。明日やん。
ちょっと注目しておこうっと。
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