まほらま
貴方の今を殺し、私は我儘を通し
今彼方の 未来を殺して生きています
ひとみひとえがひとつがいに
その片の
肺で 灰で 肥やしで膨らます
その命を呑み込み
私たちはふくみあえた
胎動のよう 拍を拵え
レクイエムを「つや」にしまって
うれしたのし喪えし 情と烙を
少しの時を巻き戻す。
走馬灯 故.
清々しいほどに畜生道を
書き出しただけの羽で
なにを湿めそうが、
その明かりに惹かれるばかりに
いのちを減らしては、いのりを肥やす。
骨と皮に
ひっついた因果が
浮ついて魅せる其の姿を、
自分で包み挙げて ひとつの世界に、
いただくは、あなたのキミが、
生まれては落ちる。線香花火
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