第84話「戦の鉄則それは始まる前に全て終わっていること」
◇
「でもマイマスター・カイリが元の世界ではあんなにコミュ障だったとは意外でしたよ。向こうでは英雄だったのに、ふふっ」
「うるせ、俺は基本は陰キャなんだよ……だからさ、お前とセリカとルリには感謝してるんだ……」
「なら今度の連休のデートは気合を入れて下さいませマイマスター?」
「お、おう、頑張るぞ?」
文化祭の前日、俺とモニカは二人で魔術を使い内装を整えた。さすが親父の用意した資材で教室はどこから見てもメイド喫茶のような内装になっていた。
「しかし床も天井も、それに教卓まで出して良かったんですか?」
「大丈夫だろ工藤せんせが上手くやるさ」
今は内装の準備と言って男女共に教室から出て行ってもらっているが、先ほどセリカとルリに連絡したから戻って来るだろう。
「マイマスター、元四天王とも話したんですが魔力の残滓を感じました。やはりブラッドでしょうか?」
「分からないが残りは奴だけだ。この世界で餌になるのは俺くらいだし、いつ仕掛けて来るか分からない。だからモニカのメイド服も強化するから後で貸してくれ」
「マイマスターが付与を……是非ともお願いします!! なんなら今この場で脱ぎますっ!!」
脱ごうとするモニカを止めていたらメイド隊がタイミングよく戻って来てルリが発狂してセリカに止めてもらったり、そんな事をしていたら男子と工藤先生も戻り様変わりした教室を茫然として見ていた。
「こ、これは……」
「教室の面影が欠片も残ってないんだが……ここで帰りのHRをするのか」
「なんか凄い!! 本当に私達のクラスなのっ!?」
そら内装だけで数百万かかってるからな、ただ組み立ては俺とモニカだから人件費がタダだからそこら辺は俺の金塊貯金と親父と母さんが上手い事やってくれた。
「このシャンデリアとか少しやり過ぎなんじゃ?」
「いいえ瑠理香、これでも小さいですわ!! もっと豪華なものでも私はいいと思いますわ!!」
これは母さんと慧花が予算と相談して選んでくれたんだよな。プリズムとかクリスタルとか言ってたけど要はガラス製らしい。
「セリカさんの要求だと教室の半分以上がシャンデリアになるね……」
「そうだよセリちゃん何でも豪華にし過ぎ~」
「うるさいですわね。豪華なのは貴族の嗜みですわ!!」
「貴族って何言ってんのよセリカ~」
なんか俺よりクラスに馴染んでないかセリカとモニカ、いつの間に……。
「そりゃカイと違って二人は女子とは一緒に特訓してたから仲良くもなるよ。女子は皆お喋り好きだし」
「そんなもんか、それでルリはどう思う?」
「どうって……二人にもカイにも友達が増えて嬉しいよ、そりゃ他の女子と仲良くされるのは嫌だけどさ」
「いや、この内装のことだったんだけど……」
「あっ!? そ、そっちは……う~ん、光の色が少し白すぎるかな? もう少し優しい色の方が好き……かも」
なるほどな、後で決を取って照明の色は俺が魔術でどうにでもするから問題無い。
「そっか、ルリ……参考にさせてもらうよ。あと気になったことは有るか?」
「えっと、後は――――」
俺はいつものようにルリをからかえなかった。実行委員を通してクラスと俺との間で動いてくれたのは助かったし昔のように気遣ってくれた。その姿は俺の記憶の中にある中学の頃のままだった。
(だから俺は昨日、RUKAとルリが重なって見えたのか別人じゃなくて)
「カイ? どうしたの?」
「あっ、悪い、何でも無い。じゃあ次はこっちを見てくれ」
その後も原形をとどめない教室を案内するが明らかにスペースが広い。着替えのロッカーに調理場と休憩室と普通では有り得ない広さだ。
「いや快利。これ明らかに……」
「細かい事は気にするな金田、いいな?」
これは俺の結界魔法の一種で異空間と教室を繋げているのだ。つまりドアを開けたらそこは異空間だ。そしてうちのクラス全員には空間転移の耐性バフをかけたので行き来が可能になっている。
「それより例の作戦を開始するから皆、集まってくれ!!」
そして俺たちはスマホを構えカメラを起動した。とある作戦のための撮影会だ。メイド服を着たモニカやセリカそれにメイド隊の撮影した。これにて事前の策は全て終了で明日はいよいよ本番だ。
◇
ついに我が校の文化祭が幕を上げた。そして開店一〇分にも関わらず既に教室の前には長蛇の列が出来ていた。
「す、凄いよカイ~!! 今チラっと廊下見たけど大変だよ!!」
「だろうな、事前のSNSの宣伝は効いたようだな。一般客が入れ食い状態だ」
俺は今回の件を相談した時に資材や食材のこと以外にも親父と母さんの二人に様々なアドバイスをもらっていた。
――――今から一週間前
「なるほどな、つまりどんな手を使っても勝ちたいと、そう言うことか?」
「ああ、金が足りなきゃ金塊出すし他にもアイテムとか色々出すから」
そう言って何個かアイテムの貴金属、主に指輪などを出すと目を輝かせたのは母さんだった。
「あら快くん。これ綺麗、お母さんこれ欲しいわ~」
「うん良いよ。それ魔法無効の指輪だから付けてるだけでも安心だよ」
「ありがとう快くん。最近は誰かさんがアクセサリーの一つも贈ってくれないから、お母さん嬉しいわ~」
そう言って指輪を付けてそれを親父に見せる母さん。そして目を背ける親父を見て察した。
「ゴホン、快利、じゃあ勝つための秘策というか業績アップの方法から簡単なワンポイント講座までレクチャーをしよう、夕子?」
「はい、あなた……失礼、社長。資料はこちらに快くんも目を通してね?」
母さんに渡された資料には色々あったけど一介の高校生で元勇者には難し過ぎた。宣伝戦略、イメージ戦略、コンプライアンス問題など正直分からない。
「親父、ぜんぜん分からない……」
「そうか。じゃあお前にはこっちだ。夕子、渡してやってくれ」
「はいはい。だから言ったじゃない、快くんは元勇者様でもビジネス方面はまだ難しいですよ~って」
さっき渡された資料と違って今度はコピー用紙三枚がホチキスで留められただけのものだが分かりやすかった。
「
「つまりネットでのPRだな。本当はお前に一から企業戦略やビジネスの鉄則を教えようと思ったんだが……」
「昇一さんね、快くんから話を聞いてから仕事の合間を縫って『快利には色々と俺のスキルを教えてやらなきゃ』って大張り切りだったのよ?」
「ゆっ、夕子……余計なこと言うな……まあ流石にまだ早かったな。悪いな」
そう言って俺の資料を回収しようとするけど俺はその分厚い資料をそのまま離さないで、学生カバンに入れた。
「何かに使えると思うしさ……色々と考えてくれてサンキュ親父」
「そっ、そうか。じゃあ取っておけ。では話に戻るが快利も企業のSNSやホームページは見た事あるだろ?」
そこから聞いた話は最近流行りのSNSで宣伝をするという話だった。そのまま親父と母さんから簡単なネット戦略を伝授された俺は皆に作戦を話し昨日までの間に情報を小出しにしていた。
――――現在
「昨日から一気に投稿したメイド隊の写真が効いたな」
「私のは二つだけなんだけどね、バレちゃうとマズいから」
「ルリは久しぶりにカラコン入れてるのか。俺にはそっちの方が馴染み有るな」
さすがにルリの正体がバレると危険だから前のカラコンを入れてアイスブルーの瞳も隠してもらった。
「すげえ!! 昨日まではクラスの人間しかフォローして無かったのに写真出したら一気にフォローとか増えたし拡散とイイネも急増だ」
「ただネーミングセンスが悪いと言われていますわ快利?」
「確かに『何でも喫茶・元勇者』はねぇ……」
「さて、まだまだお客さんが並んでるからメイド隊は頑張ってくれ!!」
俺が言うとルリとセリカは接客に、金田は調理に戻って行った。そして元勇者の俺は受付と言う名の迎撃任務に戻る。恐らくあと十分もしたら来るであろう人間たちへの対処のためだ。
◇
そしてその時は来た。俺の予想より遅くて一時間後で三名の男女が鼻息も荒くやって来た。
「どう言う事だよっ!! 秋山ぁ!!」
「すいません先輩、まず並んで下さい横入りはダメですよ。あっ、次のお客様どうぞ中へ当店のウェイターがご案内します」
そして出て来たのはセリカとメイド隊の一人で優雅な一礼をすると大学生風の三人組を連れて行った。
「すっ、凄いですぞっ!! 本物のメイドのようです会長!!」
「あっ、ああ……金髪の子はもしやヴィクトリア朝時代の――――」
そして開かれたドアの中は教室とは完全に別空間のキラキラした空間だった。実際に一部は異空間だから物理的にも別空間なのだが、チラ見せした内部を見た行列の客は大喜びで歓声を上げていた。
「おっ、お前っ!! 話が違うじゃないかメイド喫茶は諦めたって!!」
「はい、だからここは『何でも喫茶』なんですけど?」
「どう見てもメイド服じゃないかっ!! メイド喫茶だろ!!」
「いえいえ、メイド服って黒くてカチューシャ付いてるアレですよね? うちのウェイターは基本的にブルーの制服です。リーダーは黒とピンクですけど、偶然です」
そう言って俺は中からアプリで通知が入ったから次の客を通す。今度はモニカと二名のメイド、いやウェイターが出て来て別な客を案内して行った。
「やっべSNSの写真加工してんのかと思ったらガチで可愛いじゃん」
「お客様、とっとと席に着いて下さいませ、それではおもてなしが出来ません」
待てモニカ、客の首根っこ掴んで引きずって行くな丁寧に扱ってくれ。
「あっ、何かこれはこれでいいかもぉ~。へへっ」
「そう言えばお前の彼女って女王様クラブで夜の仕事してたな」
えぇ……そんな特殊な客も来るのかインターネットいやSNS恐ろしい集客力だ。
「二名様ご案内で~す。と、俺も忙しいので先輩も用が有るなら並んで下さい」
「いい加減にしろよ俺たちは先輩だぞ!!」
後ろにいる男女二名も「そーだそーだ」と騒いでいる。こんなに遅くそれも始まってから戦を仕掛けるなんて、戦いってのは始まる前に勝敗はほぼ決している。だから俺は最後通牒をしてやることにした先輩だしね。
「はぁ、つまり先輩達は客じゃないんですね?」
「当たり前だ、俺たちはお前を問い正しに――――「つまりクレーマーか、黒服さ~んお願いしま~す」
俺が教室に向かって叫ぶと教室の中から屈強な黒服のグラサンをかけた二人組が出て来た。この人らは親父の会社の系列の警備会社の人で文化祭期間の三日間で俺が雇った人達だ。
「はい。子供なので対応は軽くで済まさせて頂きます」
「よろしくお願いしま~す」
「なっ、なんだよ!! 大人が何の用なんだよ!!」
しかし無言の黒服の二人組に威圧されると三人は「ヒッ」と腰を抜かしそうになるがリーダー格だけは震えながらまだ声を上げている。
「ぼっ、ぼぼぼぼ僕たちは正統な――――」
「せんぱぁ~い、並ぶなら早くして下さい。客じゃないなら迷惑なんで、ほら、早く帰って最高の思い出作りしなきゃ、ね?」
「おっ、おまっ、お前ぇ~!! 最初からこうするつもりで!!」
「さあ? でも先輩覚えといた方がいいですよ。戦いってのは始まる前の準備が大事なんですよ。先輩方の頭でもご理解出来ましたか?」
俺に掴みかかる前に黒服二人に先輩男子は抑えつけられてしまった。もう二人も簡単に捕まるリーダーを見て戦意喪失し逃げ出そうとするがアッサリ捕まっていた。
「では秋山さん私達は彼らを然る場へ連れて行きます」
「はい。では、かすが……いえミスターKそしてミスターTも三人をお願いします」
それだけ言うと黒服の二人は三人を連行して行った。そしてタイミング良く今度はルリとメイド隊二人が出て来て行列のお客を案内して行く。まだまだ列は途切れそうもなくて嬉しい悲鳴が教室内からは聞こえた。
◇
それから数時間後、ただでさえ忙しかったのに昼になると一気に忙しくなる。俺は用意しておいた数々の料理が次々と消耗されていくのに焦りを感じ新しく作った異空間でスキルを駆使して料理を作りまくっていた。
「マイマスター!! 次の料理を!!」
「下ごしらえ終わってるからそれを頼む。たこ焼きとか粉物は男子に、メイド隊も何人かはクレープの盛り付けを指示してくれ!!」
「かしこまりました。次はセリカ様か瑠理香さんが来ますので、失礼致します」
俺が今し方用意した料理を冷凍系の魔法をかけて持って行くモニカ。解凍はセリカの炎や熱系の魔法や魔術が有効だから二人にごまかしてもらって調理頼んだ。
「食材はまだまだ有るから、余裕だけど人の入りが思った以上だ。メイド隊の疲労が気になる所だな」
そして今度はセリカが来たから二人で教室に戻ると大変な事になっていた。いくらメイドの心得を習得してもしょせんは素人の学生だけでは限界が有った。
「これは……何とかモニカが回復魔法をかけて時間稼ぎしてる感じか……じゃあ俺も回復魔法を!!」
俺は回復魔法をクラスメイト全員にかけた後に状況判断を迫られた。そしてまだ終了時間まで三十分以上有る時間だが店じまいするのを決定した。
「ありがとうございました。本日ご入店出来なかった方にはこちらの優先入場券をお持ち下さい。明日以降優先で入店手続きさせて頂きま~す」
「時間や諸注意、その他質問などはSNSでご質問下さ~い」
最後に俺とルリが二人で廊下に並んでくれていたお客さんにお詫びとお礼を言って何とか帰ってもらい一段落ついて教室に戻ると皆が疲れ切っていた。
「文化祭とはこんなにも大変なんですね秋山さん」
「ミスターK、俺らの場合は少し特殊なんで」
「なるほど、私の頃や息子の文化祭と比べてしまいました」
割と寡黙な人で親父に紹介されたこの人は普段は民間の要人警護をしていてSPのようなものと説明を受けていた。
「あ、あの、自分は依頼主ですけど年下なんで敬語は……」
「どのような形でもあなたはクライアントですので問題ありません。それともお嫌ですか?」
それに曖昧に答えると寡黙な二人はまた黙って待機場所に戻って行く。そこでもう一度教室を見て今日はどうしてこうなったかを今更ながら考えていた。
「何でいきなり桁違いに忙しくなったんだろ」
「それは私が教えてやろう快利!!」
そこでグッタリする俺たちの前にエリ姉さんが現れた。自分のとこの出し物はどうしたんだろうか。
「そんなものは皆に任せて抜けて来た!! 私は快利が一番だからな!!」
そして抱き締められたエリ姉さん胸はいつもどおり大きくて柔らかかったです。それと皆の前でお姉ちゃんに甘やかされるのは恥ずかしい。
「エリ姉さん。皆の前だから止めてよ~」
「家族だから問題無い!! それより今日は頑張ったようだな。お陰で私たち三年は学年全体で意気消沈しているぞ」
いや自分達の学年がそれで良いのかなと思ったらエリ姉さんは問題無いと言って笑っていた。
「快利にも見せてやりたかったな屋外の模擬店のガラガラっぷりを、あんな光景この高校で初めて見た」
「それで絵梨花お姉様、どういう事なんですの?」
「私も気になります絵梨花姉さん」
セリカとモニカの疑問に頷くと俺に膝枕をして完全に横にさせると話し出した。どうして膝枕をしたかと聞けばユリ姉さんが俺にしてたのが羨ましかったそうだ。
「文化祭が始まって一時間もしたら外の模擬店はそこそこの客で賑わったんだがな、客が次々と「ここじゃねえぞ!! 偽物だ!!」とか言い出してな」
エリ姉さんの話では、その騒ぎの後にうちの喫茶店の客が下で別な来場者とかち合って場所を教えたらしい。
「その後、三年の客がここに流れてしまったんだ。私達も暇になってしまってな。何人かここにも遊びに来たらしい」
「そう言えば三年生もいっぱい来てましたわね。しつこい男子が居たのでミスターKに追い出して頂きました」
見ると教室の隅の待機場所で頷いている黒服のミスターKとT。今さらながら違和感バリバリだ。本来は俺が対処しようと思っていたが親父と母さんが俺が万が一にも元勇者の力で相手を怪我させたら危険と判断し考えた策だった。
「親父も母さんも過保護だな。半殺しで止めるのに……手加減は出来るのにさ」
俺がそう言うとモニカとセリカも今日は大人しかったと言われて安心していたらエリ姉さんとルリとクラスの一同は溜め息をついていた。
「義父さんと母さんは間違って無かったようだな」
「そうですね。カイの手加減は手加減じゃないし、セリモニもそこら辺はまだ分かってませんから」
エリ姉さんとルリが頷いているのを見て心外なと思っているが金田やメイド隊まで呆れた目で見て来るので俺は話題を変えた。
「それでエリ姉さん本当はどうして来たの?」
「ああ、忘れる所だった。生徒会からで明日の朝に緊急会議が有る。どうやら三年が快利を吊るし上げるための集会だそうだ」
それを聞いてざわめくクラスだが俺の心は落ち着いたままだった。予測の範囲内、いや異世界ならもっと早く動くから逆に拍子抜けだ。この後すぐ来いと言われると思っていたぐらいだ。
「楽しみだね。高校生ごときが俺を吊るし上げるとか笑える」
「いや快利、お前も高校生だからな?」
「え? あっ、ああ……なんか疲れたから変なこと言ったな~」
「大丈夫か? 今日はうちのクラスだけでも三人も貧血で倒れてんのに、お前まで倒れたら洒落にならない」
また貧血か、過労って……まあ女子は色々と有るからなと思っていたらエリ姉さんがいきなり爆弾発言をしやがった。
「やはりこのクラスもか、他学年でも女子に多いから恐らくは生理に関係しているとは思うのだが……だが私も普段は重い方だが今回はなぜか元気だ!!」
「エリ姉さん!! そう言うの言わないで!! ここ教室!!」
「ああ、すまないな。お姉ちゃんの周期は快利と二人だけの秘密だったな!!」
「そう言うのじゃないから!! とにかく女子も、それと男子も虚弱体質な奴は貧血に気を付けろ。あと明日のことは俺に任せてくれ!!」
それだけ言うと今日は解散となった。明日はさらに仕掛けて行くけどメイド隊が少し不安だ。モニカやセリカの言っていた体力不足がここまでなんて予想外だったが俺の杞憂は二日目にはアッサリ解決される事になるのだった。
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