第43話「だってすぐ終わらせるって言ったよね?元勇者はやはりチートだった」



 私の弟が目の前でいきなり消えた。異世界から来たと言う二人組が強引に連れ去られた。私は目の前で弟が拉致されたのにその場で放心していた。五分くらい放心していたらしい私たちの意識を戻したのは妹の絵梨花の声だった。


「ユリ姉ぇ!! 皆もしっかり!!」


「あ、うん……でも快利が……」


 見ると最後に言葉を交わしていた妹が真っ先に立ち直り私に声をかけていた。さっきまで快利がいたから動きが鈍くなっていたが男が居なくなったからかアクティブに、いつものカッコいい妹に戻っている。


「カイ……あの女ども、今度会ったら、ただじゃおかないから……」


「瑠理香……あんた怖過ぎよ」


 そしてもう一人、一応は現役アイドルなのに、とても地上波ではお見せ出来ない形相で地面にウィッグを叩きつけてるのは私の弟が好き過ぎて暴走した女子だ。親友として快利とは一番仲が良いのは彼女だと思う。ただ恋愛関係としては見れないと弟は言っていた色々と不憫な子だ。


「瑠理香!! それに二人とも大丈夫なの!? さっきのは……それにあの三人は本当に消えたの!?」


「さすがに驚いたわ。これどうするのよ?」


 少し離れた場所に居た三人も慌ててこちらに駆け寄って来て居なくなった三人以外は無事なのを確認して一安心した。しかし旅行三日目にして最大の大事件が起きてしまった。誘拐、失踪事件だ。快利は大丈夫なのか? いや大丈夫だろう、あの子は七年もの間ずっと異世界で戦って来た強い子だ。私を危険な目から何度も助けてくれたし、瑠理香も助けた弟なら大丈夫だとは思う、それでも心配だ。


「なぁに、心配はいらないさ、それにあいつはスケベだから私が一緒に風呂に入ろうと言ったから、すぐに帰ってくるさ」


「さっすがエリ姉さん。俺の事分かってる~!! じゃ露天風呂行こう!! 大丈夫!! 水着でもOK派だから俺!!」


「そうそう、こんな……感じ、で……え?」


 絵梨花が固まっていた。いつの間にか私の妹の横には少し傷の付いた白銀の鎧と同じ白銀の聖剣と反対の手にはエメラルドグリーンの刀を両手に持っているが居た。そう、が居た。


「えっと、快利……なのよね?」


「そうだよ、って言っても俺の主観時間では半年後なんだけどね? 過去改変するのもメンドイから半年後から直接この過去の時間軸に戻って来たんだよ。疲れた~」


 ナニヲイッテルノ?この義弟、それよりも驚いたのは背の高さや顔付きだった。数分前まで残っていた少年のような面影は鳴りを潜めて顔付きは精悍になり、背は170センチ弱だったのが今は見上げる程で10センチは伸びているように見えた。


「カイ? あ、そう言えばライブ会場で見た七年後に似てるかも……カッコいい」


「あ、ルリも、ただいま。いやぁ、あいつら厄介だったけど世界樹とか言うのに刺さってた、この刀引っこ抜いて結界破ったりしてからは一週間でケリ付いたよ」


 そう言って二人と話している快利がこっちに気付いたのか目線を向けた。不覚にも私までドキッとしていた。ついさっきまで話していた少年ではなく、すっかり大きくなった義弟に私は目が離せなくなっていた。



 ◇



 俺が向こうの世界でやった事は全盛期の力を取り戻すのに三ヵ月、真・超魔王セレーナを倒すのに一週間の修行、おバカ二人を躾けたのは三時間、世界の裏側にあった世界樹とか呼ばれるデカイ木の麓に行って、世界樹の力を封印をしていた刀、『世界のための楔色合いはワサビ』を引っこ抜くのに一ヵ月かかった。

 そして大魔王と超魔王の結界を破るのに一ヵ月、その後さらに一週間で魔王二人をセリーナと共同で倒して王様や第三王子ホモの隙を突いて俺はこっちの世界に帰って来た。


「とまあ、そんな訳で力も全部戻ったし、背も半年で七年後に近付いたし、それと真超魔王の転送魔法とか他の魔王の重力魔術とか色々覚えて盗んで来たから七年後よりも強くなったしね」


「そう、なのね……それにしても身長伸びたわね?」


「う~ん、でもあと少し伸びたと思うよ? 十八歳の時が一番伸びたから俺って、それよりユリ姉さん、ただいま~」


 なんかユリ姉さんが前みたいに目線を合わせてくれない。近付くけど何か二歩下がられる。確か転移直前のこの時は二人の男性恐怖症の事を知ってすぐの時、背が伸びたから違う人間だと認識されてるのかも。


「うん……なんか色々と、えっと……おかえり?」


「少し大きくなっただけなんだけど……やっぱり怖いかな?」


「違うから、大きくなって少し凛々しくなったって言うか……その、男らしくなったから驚いただけよ!!」


 なんだ容姿が変わった事に驚いただけか……そうしたら安心して急に腹が減って来た。ああ、そう言えば向こうの式典をやってる間に因果律操作魔法をコッソリ使って逃げて来たんだ。飯食いそびれたのを思い出した瞬間に俺の腹の虫が盛大に鳴った。


「あはは……ちょっとお腹空いちゃって……ペンションの中に具材とかあったら自分で何か作る――――「私が作る。カレーでいい? 今はそれしか作れないから」


「いいの? ユリ姉さん?」


「ええ、一段落付いた時はカレーでしょ? 待ってなさい、あんた好みの甘口作ってあげるからね?」


 そう言うとユリ姉さんがペンションに戻って行く。どうしようかと思っていたらルリとエリ姉さんと綾華さんと南美ちゃんが一斉にやって来た。モテ期か? やはり俺はハーレム系主人公なのか!? そこで聞かれたのは向こうでの出来事で、俺の体感で半年前の事と異世界組二人についてだった。


「ああ、あいつらは世界樹に吊るして来たよ。三日間は地上500mで吊るされてんだろうな~それ以外にもカエル地獄とか色々して来たから」


「そっか、戻って来たら私が徹底的に潰そうと思ってたんだ……私のカイを無理やり……ユルサナイ」


「ルリ、落ち着けって本当に変わってなくて良かったのか悪かったのか心配になるな……でも大丈夫だ。もうどこにも行かないからな?」


 取り合えずルリは頭撫でておけば大丈夫と思ってポンポンと撫でると抱き着こうとして鎧に頭をぶつけていた。


「痛いぃ……」


「落ち着いてな? 武装解除っと……はぁ、鎧も久しぶりに脱いだ」


「わお、シックスパックになってるじゃ~ん秋山君」


 姉二人の悲鳴と南美ちゃん言われて気付いたけど、そうだった鎧の下はパンツ一丁だった。一応は武装展開した時にシャツらしきものは出るんだけど服着ない時の謎のサービスだとガイドは言っていた。


「カイ、こんなに凄いんだ……ふへへ、いずれ私も……」


「快利……取り合えず着替えを、それにしても凄い鍛えたんだな、半年でそうなったのか?」


 男性嫌い&トラウマ持ちのエリ姉さんも気になったのか近寄って来るくらいには俺の肉体は立派になっていたらしい。


「ああ、ま、向こうで色々有ったからね。後は一応は俺、戻って来た時点でそこそこ腹筋割れてたからね?」


 そう言って即応式万能箱どこでもボックスから学校指定のジャージを取り出して着る。向こうでの休日はこれを着て過ごしていたのだが明らかに小さくなっていてハーフパンツのようになってしまっていた。


「快利くん。つまりあなたは半年後から戻ったのよね? でも正直、あなたが居なくなって五分しか経ってないのよこっちは」


「なるべく近くの時間に戻ったんですけどねえ……あれ? エマさんは?」


「母さんなら由梨花さんと一緒にペンションに行ったよ。ご飯一緒に用意するって」


 やっぱり悪い気がするから俺も手伝いに、と思ったらルリに全力で止められた。見ると真剣な目でこっちを見て来る。


「カイは半年も戦って来たんでしょ? じゃあ休まなきゃ!! そのさ、ご飯出来るまでの間、歌おっか?」


「よっしゃあ!! 待って半被とペンライト用意するから――――「あ、その……ファンとしてじゃなくて一人の男の子として聞いて欲しい、私の歌、ダメ……かな?」


「分かった。んじゃ現実に戻った記念でルリの歌、聞かせてくれ」


 その後、カレーが出来るまでルリが歌ってくれたので俺は半年の勇者生活を終え、明日からは今度こそ、今度こそ、俺の人生はヌルゲーライフになるはずだ。だって今の俺は全盛期の力にさらに聖剣と神刀も手に入れたから問題は何も無いはず。


「快利~!! カレー少し水っぽくて失敗したけど出来たわよ~!!」


「姉さん!! はちみつ入れ過ぎたでしょ!? でも楽しみ!!」


 カレーが出来たからと呼びに来た姉さんに前から気になってた事を言うがどうやらルリ達用のカレーはエマさんが作ってたらしい。ちなみに我が家のカレーは他の四人には甘過ぎたようだ。でもこれでいい、俺のカレーは帰って来た時と小さい頃に食べたカレーはこれだったから。



 ◇



 そして俺は今、露天風呂に居た。今回は海パン、つまりは水着を着て俺は男湯に居た。何で水着を着ているのか?それはもちろん決まっている。ガラガラと音がして後ろを向くと三人の美少女が居た。


「カイ~!! お待たせ!! お姉さん達連れて来たよ!!」


「ありがとルリ、すっかり言い忘れてたけど……似合ってるよ水着」


 半年前、本人は数時間前に着ていた青いビキニだ。俺の姉二人が大き過ぎるだけでルリもスタイルはかなり良くて目に毒というか眼福だった。


「うん。少し恥ずかしいけど嬉しい……それじゃ由梨花さんと絵梨花さんも早く!! 何のためのリハビリなんですか~?」


 そう言って後ろの未だにタオルを巻いている二人は促され、おずおずと近づいて来た。たぶん二人とも昨日の水着を下に着ているんだと思うけどタオルで隠しきれてない胸が揺れてる。


「絶景だ……うん半年頑張って来て良かった……とは行かないか」


 やっぱり二人とも固まっている。う~ん俺の読みではエリ姉さんのトラウマレベルは高いけどユリ姉さんは大丈夫だと思ってた。ユリ姉さんの方は顔は真っ赤で血色は良いから大丈夫そうには見えたんだけどな。


「ではでは『トラウマは恐れるなら慣れろ』作戦開始しま~す」


「あのね……快利、これさ、一歩間違えたら私はともかく絵梨花が」


「そもそも俺も帰って来て数日は周りの女性陣&異世界組のせいで女性不信になってたんだからね? 転移前だって完全にトラウマだったんだよ?」


 それを言った瞬間に三人が同時に静かになる。自覚はあったようで良かった。そうなんです。そもそも俺は異世界でも、こっちでも女難の相とかトラウマとか言うレベルを越えていたのを気合で何とかしてたからね?


「それはちゃんと謝ったし――――」


「謝れば済む問題かなぁ? そもそもトラウマ植え付けられたなら被害者の気持ち分からないかなぁ~? ユ・リ・ね・え・さん?」


「うっ、それは本当に悪かったわよ――――「ま、ユリ姉さんを虐めるのはこれくらいにして、真面目な話で日常生活に支障をきたすレベルだから二人とも」


 エリ姉さんは上手く日常生活の中で上手くごまかしてたけど、いつか必ずボロが出そうだし、ユリ姉さんはイベサーの件でさらに男が苦手になってそう。さらに母さん由来の男運の悪さとか他にも悪い女友達にまで引っかかる始末。だから俺は考えていた異世界で魔王を片手間に倒しながら姉さん達のトラウマの解消法を、そこで思いついたのが『トラウマは恐れるなら慣れろ』作戦だ。


「つまり二人は俺を男として見るからダメなんだよ。弟として見れば問題無い!! だいたいさぁ……前は俺のこと「おかえり」って抱きしめてくれたじゃん? あれで良いんだよ?」


「あの時は、快利に傷跡を見られて無いからで……」


「そうよ、それにあんたは弟だけど義理なんだし――――「そう言う精神だからダメなんです!! 邪な気持ちを捨て家族と一緒にいる。それだけを考えるのです」


 そう、やましい気持ちなんて持たずに家族として一緒に裸の付き合いをする、そこに義理など関係無い。荒療治だけど、それくらいしないと今の二人のトラウマは治らない。これが俺の考えた完璧な計画だ。


「ふ~ん、そっかぁ……カイ? 今なら許してあげるから本当の事を言ってね? 3・2・1、はい」


「水着の美少女と混浴がしたかっただけですっ!! 姉さん達の弱みに付け込もうとしましたぁ!! でも悔いは無い!!」

 

 さすがルリ、完璧なタイミングで俺の動きを誘導しやがった。今もキチンとアイコンタクトして来たし、二人でよく放課後マジックしてたから目で合図くらいは出来る。そうだよな、キチンとルリとも向きあってれば、すれ違う事も無かった。だから、やっぱり俺がしっかりしなくちゃダメだ。


「はぁ、正直に言えば良いのに……私ならいつでも大丈夫なのに、お義姉さんたちと違ってね?」


 そう言うとルリは後ろの二人をチラリと見ると一緒に入ろうと言って俺の手を引いてそのまま湯船の中まで連行して行き、チャポンと風呂に入ると再度振り返り後ろの二人を見ていた。


「お風呂に一緒に入るの初めてだね……修学旅行行けなかったから新鮮だなぁ」


「いやルリ、修学旅行だって男女別だったからな?」


「知ってるよ~!! でも、そう言う意味ならこっちの方がラッキーだったかも」


 そんな事を話しながら俺はルリを見ると頷くのを確認して更なる行動に打って出る。大丈夫、本人に許可は取ったから。


「やっぱり、ルリと一緒に露天風呂は癒されるな~最高だぁ~」


(カイ、もっと演技上手くしなきゃダメだよ? ほらほら~)


(いや、ルリ流石にマズイって男の生理現象発動するから、マジで!!)


 耳元でひそひそ喋りながら体が近い近い、いくら姉さん達を煽るためでもマズいから柔らかい、凄いから。こちとら女日照りが続いて半年なんだから勘弁してくれ。


(そこは頑張ってね? ほら、お姉さん達チラチラ見てるよ~?)


(お? 本当だ。でもエリ姉さんはともかくユリ姉さんも反応してるのは驚きだな)


 そこは謎だった。エリ姉さんは俺的には半年前だけど俺に衝撃的な告白して一日経って無いから何とな~く分かる。だけどユリ姉さんは俺と姉弟に戻れただけだから、この戦法は効かないと思っていた。しかしルリが確信を持って俺に提案して来た時に効果は有るから信じて欲しいと言った。なら信じるしかない。


「あぁっ!! もうっ!! 瑠理香よ~く分かったわよ!! 快利を上手く使ったわね!! 乗ってあげるわよ!!」


「いや、しかしユリ姉ぇ、快利とのお風呂タイムは新婚生活の楽しみに取っておこうと考えて――――「その生活、今目の前で崩れかかってるのよ!! 行くわよ!!」


 そう言うとユリ姉さんとエリ姉さんも湯船に入ってきた。自室で二人で話した時は信じられなかったけどルリの予想通り、二人は最近はブラコン気味だから、よその女の子とお風呂に入っていたら絶対にジェラシーで簡単に釣れる。

 そう教えてくれたから俺は半信半疑その作戦を実行した。そして二人が少し俺達から離れた場所に入ってくる。二人とも少しビクビクしてるけど大丈夫そうだ。


「ど~よ。少しは、克服出来たでしょ……」


「はぁ、はぁ、何とか快利と一緒に居る事は出来るようだな……」


「それじゃ私、のぼせそうなんで先に上がりま~す。三人とも頑張って~!!」


 作戦通りにルリが俺から素早く離れると、ここまでは俺の部屋で二人で考えた通りの展開。ルリにはライブ後のデートを念押しされた後に、その時に色々二人きりで過ごしたいからと条件を付けられていた。それじゃあ家族会議の時間だな。



 ◇



「さてと、じゃあ二人とも大丈夫?」


「私は実はそこまで……あんたなら、快利なら大丈夫よ」


「ユリ姉ぇはもう大丈夫なのか……私は――――怖いんだ。あの男の影がチラつく」


 予想通り大丈夫なのはユリ姉さんで重症なのはエリ姉さんか……火傷を治した時くらいまで吹っ切れて俺を襲って来るくらいまでになれば大丈夫なんだけど、今の発言じゃ無理そうだ。


「ま、そこら辺話せるなら改めて教えてくれない?」


「ああ、昨日、お前にとっては半年前に私たち二人の父親が最低なのは話しただろ? お前の治してくれた火傷は、そいつに付けられた」


「正確にはあのクズが、私にヤカンの熱湯かけようとしたのを絵梨花が庇ってくれたの……それで私は怖くなって一人で逃げようとしたのよ。そしたら罰が当たったんでしょうね、後ろから残った熱湯浴びせられてお尻から太もも大火傷って感じよ」


 二人はそれを話している時に温泉に浸かっているのに少し震えていた。そして俺も震えていた、それはもちろん怒りによってだ。二人と初めて会った時、そしてパンツ事件の時、ユリ姉さんが中学に上がった時、エリ姉さんの男からの異様な視線への恐怖は全て根底にあったのが男への不信感と恐怖心だったんだ。


「ふ~ん、なるほど……それで? そいつ生きてんの? 俺が消すけど?」


「快利、いくら何でも冗談は……」


「俺はそれくらい出来るんだよ、そんなのとっくに越えてる」


 そう言った俺の言葉に少し不安そうな顔をするユリ姉さんに対してエリ姉さんは妙に納得して悲しそうな辛そうな顔をしていた。俺が戦争に参加していた事を事前に話していたから俺の言葉の意味を理解しているようだった。


「快利、お前にこれ以上、手を、汚させるわけには行かない……お前は今度こそ普通の高校生に……」


「ありがと、エリ姉さん……でも言ったよね? 俺はエリ姉さんを守りたいんだ。もちろんユリ姉さんもね? だからその程度何とも思わないんだよ」


「快利、あんた向こうの世界でまた何かあったの?」


 何も無かった、いや、いつも通り頼まれて半年もバカみたいに人助けしただけ、貰えたのは新しい力と神刀とか言う世界の法則を捻じ曲げるとか言うチート装備。そして大量の命を糧にした更なるレベルアップだけだった。

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