第32話「何でお前がここに居るんだよ!!正直甘く見てたよ……」



「さて、ここみたいだ……やっと着いた」


「ああ、まさかこんなに交通の便が悪いとはな……山奥の秘境を甘く見ていた」


「だからケチらずにタクシー捕まえとけば良かったのよ~!! あぁ~疲れた~!! 母さんにお金、多めに貰って来たんでしょ?」


 俺達は当選した旅行券と言う名の秘境へのチケットを使って山の集団キャンプ場までやって来た。そしてそこから定期便のバスを待つかタクシーなどを拾うか考えていたらエリ姉さんが開口一番歩いて行こうと行って山登りをして来たのだ……二時間もかけて。何度ユリ姉さんが俺の魔法に頼ろうと言ってもエリ姉さんが譲らなかった。


「しかしユリ姉ぇ、お陰でこんなに美味しい空気と素晴らしい自然を目にする事が出来たじゃないかっ!!」


 こう言うところはスポ根で達成感が人を強くするとか言っちゃってるから困りものだ。本当にヤバい状況になったら俺も使う気だったし、ユリ姉さんの荷物は俺が全て持っているから一番苦労したのは俺なんだけどね?見るとペンションが三つ程並んでいて俺達の泊まるのは一番左のものみたいだ。


「じゃあ二人とも早く荷物置きに――――」


「あ~~!! もうっ!! 遅いよ~!! 待ったよ? カ~イ?」


「な、何でお前がここに居るんだよ!! ルリ!?」


 そこに居たのは完全にオフな筈なのになぜか俺の見た事の無いアイドル衣装でバッチリポーズを決めている俺の親友のルリこと風美瑠理香だった。ちなみにアイドル状態では縮めてローマ字表記にしているので『RUKA』となる。


「あぁ、これ八月のライブの新衣装だよ? どう? 可愛い?」


「ああっ!! いつも通り可愛いよっ!! それとネタバレするんじゃねえよ!! こっちはファンだぞ!! 楽しみ半減したじゃねえかっ!?」


「うん、一番はカイに見て欲しかったから、来ちゃった……」


 クッソ、RUKA状態では無駄に可愛いから困るんだよ!!この推しは……落ち着け元勇者快利、見た目もよく見たら黒髪状態じゃないから普段の状態に衣装を着ただけだ。つまりコスプレみたいなもんだ……可愛い……ダメだ。推しの前では俺はここまで無力だと言うのか……。


「瑠理香。そもそもなぜここに? 明らかに待ち構えていたかのような対応だが?」


「そうよ瑠理香……てか車有るじゃない!! 私たちは歩いて来たのに……同じ場所に来るなら乗せてよ~」


「だってぇ……カイにそれとなく探り入れたのに誘ってくれなかったから……」


 そう言ってアイスブルーの瞳でこちらをジト目で見て来るルリの発言を聞いて俺はここ数日の間の電話やアプリでの連絡の内容を思い出していた。



 ◇



 福引の特賞と三等とその他ポケットティッシュを持ち帰った俺とエリ姉さんは冷房の効いた部屋でゴロゴロしていたメイド姿のユリ姉さんに福引の話をすると狂喜乱舞した。それに驚いた母さんもやって来て、その晩は四人で肉じゃがを止めて当てた30キロの米を使ってカレーになった。


「空いてる方のお米から使うべきなんだけどなぁ……二つも空けるのは……」


「良いじゃないの!? カレーなら私が作れるし!! いつものお米より良い物よ!! 魚沼産よっ!!」


「良いではないか!! 快利!! たまにはなっ!!」


「そうよ~!! 快くん、今夜はカレーパーティーよ~!!」


 と、その夜はなぜか女性陣に押される形で始まってしまった。ちなみにパーティーとは言うけどカレーを作っただけである。そして後片付けを母さんやエリ姉さんに任せて俺とユリ姉さんが二階に上がろうとするとポロが近寄ってきた……ユリ姉さんの方に……。


「ん? どうした~? ご飯は、さっきあげたでしょ? ダメよ。食べ過ぎは……ね? 快利?」


「そうだぞ? 俺はポロのためを思ってだな――――」


 そう言うとポロは「へっ」って顔をしたかと思うとエリ姉さんの方に尻尾を振って行ってしまった。


「そんな……ポロぉ……」


「あ~、まあ最近は私がドッグフードあげてるからね。散歩はあの二人だし……」


「ううっ……犬のくせに三日で恩を忘れやがって……今度すり寄って来ても、もう遅いからなっ!!」


「ふふっ、快利が言うと色んな意味で怖そうね。そうだ、快利『もう遅い』系のラノベとか読む?」


 それを丁重に断ると頭をポンと撫でられて、いつもとは逆に、ある意味で正常な姉と弟と言う普通の関係になって慰められて部屋に戻るとスマホに通知が入っていた。確認をするとそれはルリからだった。


 10分前――【電話何時から大丈夫?】


      【いつでもOK】


 すると既読が付くと同時に通話が来た。俺はすぐに来た連絡に少し頬を緩ませながら通話ボタンを押した。


『カイ!! 八月のライブだけど私の関係者用のチケット取れたから送るねっ!!』


「いやいや開口一番それはダメだろ。俺も抽選申し込むし――――『外れたら来れなくなるんだよ!! 私、カイが来てくれないと……』


 これはマズイ……ルリの今の声のトーンは泣きそうな時のだ!!ファンの矜持よりも大事な推しで親友の子の気持ちだ。それに俺にとってもライブチケットの予約や料金が浮くのは大きい。その分グッズにお金が割けるからな!!


「行きます!! 行かせて頂きます!! いや~チケットありがとうっ!!」


『うん。その後は打ち上げなんだけど私達は未成年だから最初だけ顔出して後はすぐに帰らなきゃいけないんだ……だから一緒に帰れないかな?』


「それは良いけど……ライブって八月だろ? まだ先なんじゃ?」


『そうなんだけどぉ……カイ? 何か私に言う事無いかな?』


 なんだコイツ?またイジメ再始動か?いや、それは無いな、どさくさに紛れてルリは告白して来たしな。少なくとも俺の事は嫌いじゃない……と思う。だけど一歩間違えたらルリは暴走するからなぁ……でも思い当たる事なんて無い。


「特に無い……けど?」


『そう……ううん。良いの!! それで今度の新曲なんだけど……』


「サラッとファンに内情を教えないように!! ルリはアイドルとして自覚が足りねえからな? RUKAの時はあんなキリッとしてるのに……」


『ふ~ん……そんなにRUKAが良いんだ……へ~……』


 あ、これは地雷ですね……忘れてた。最近は普通に過ごしてたけどルリの奴は自分が自分で嫌いってヤバい子だった。何とかその辺りは克服させたいな、腐っても俺の大事な親友だし……でも告られたからな……勢いとは言えさ。そりゃルリは可愛いし俺はRUKA推しだけどさ。


「俺にとってはルリは大事な人だよ。あとRUKAさんは恩人で憧れ……だったんだよなぁ……とにかく、最近はずっと言ってるけど俺は二人とも大事なんだよ」


『分かってるよ……でも長年カイに見てもらって無かった時間は本当に……辛かったんだよ?』


「分かったよ。でも俺は特に隠し事は無いぞ? 本当にさ。じゃあ今日は寝るから。また明日、今度は俺から電話するからな!!」


『う、うん。ゴメンね。カイ。明日も電話待ってるから』



 ◇



 ――――翌日


『カイ? 海と山ならどっちが好き?』


「海だな!! 水着見れるから!?」


『ふ~ん……でも、山とか温泉とか秘境とか行きたくない?』


「いや、俺は行くなら海だな!!」



 ――――さらに翌日


『カイ、旅行とか行くなら?』


「う~ん……特に無いかな……海かプール、とにかく水着姿の女の――――」


『そっか……うん……』



 ――――旅行前日


『え? カイ?』


「ああ、明日から家族旅行なんだ。旅先は山の中だから、もしかしたらスマホ繋がらないかも知れないから。じゃ!!」


『えっ!? カイ待って!!』――――ピッ。


 こんな感じでぞんざいに扱われたアイドル兼親友は考えた。避けられているのでは?もしくは少しだけ重かったかな?しかし実際は家族旅行なのだから瑠理香は対象外と意外と冷静な対応だった快利。しかしこれで火がついたのは瑠理香の方だった。即座にマネージャー、つまり自分の母にスマホで連絡する。


『あ、母さん、予定通りにお願い。私も皆と行く……うん。友達とは現地で合流するから、えっ!? か、彼氏とかじゃないよ!! まだ予定だから、でもいずれは……今はまだ、大丈夫っ!!』


 何が大丈夫だか分からないが既に暴走している微ヤンデレの瑠理香だった。そして彼女は快利と絵梨花が福引を当てた日にその光景を後ろから追跡して見ていた。本人としてはいいタイミングで偶然の出会いを演出したかったのだが出るタイミングを完全に見失っていた。


「カイが悪いんだよ。旅行の事、内緒になんてするから……」


 そもそも彼女の休日は快利の家の付近をうろつき偶然を装い神社で話しかけるのが中二の夏休みからの日課だった。そして毎年さり気なくストーキング行為に近い待ち伏せをしていたのだ。


「それにサプライズは大事なスパイスだって恋愛評論家の人も言ってたし……あえて黙って現地で言おう!!」


 そんな頭が良い感じでお花畑のまま風美瑠理香は使える手を全て使用し快利たちの泊まるペンションの隣を借りていた。このために彼女の母は東奔西走し、メンバーは振り回されていたのだが、普段の彼女に助けられがちだった三人は特に反対できず今日と言う日を迎える事になったのだ。



 ◇


 今までの行動、具体的に約一週間前から今までの出来事と計画をドヤ顔で話す俺のクラスメイトで親友のアイドルが可愛い顔してアホな事を言っていた。どうしよう、この子思った以上に危なかった。


「ふふん!! どうよ!! カイ!!」


「正直甘く見てたよ……思った以上に重症……だったんだな、ルリ」


「えっ!? そこなのっ!? 私、少しは重い自覚とか有るけどそこまで心配してもらわなくても大丈夫だよ!!」


「自覚あったのかよ……ま、来ちゃったもんは仕方ない……って……」


 俺たちがルリと話していると後ろの車から長身の女性が降りて来て更にペンションからは二人の少女が興味深げにこちらに近づいて来た。


「初めまして。えっと、今はこっちの方が良いかしらね。瑠理香の母の風美エマです。娘から色々と話は聞いています」


「は、はぁ。どうも秋山快利です。娘さんとはクラスメイトで……大事な友人です」


「え? 交際目前の友達以上恋人未満なんじゃないの?」


「おっ、お母さん!! そ、そう言うのはまだ少し先だからっ!!」


 なんかいきなり強烈なジャブでぶん殴って来るなこの人。そしてサラッと何を言ってるんだルリ……いや、一応は告白されたんだから保留してんのは俺な訳だし……う~む現実逃避したい。この人がルリのお母さんか、本当に外国人、確かスウェーデンの人だったよな。ルリの瞳の色はこの人の遺伝か……でも、会ったらバレたりしたんじゃないかな?


「うっわ、ルリ姉ぇがこんな落ち着き無い状態とか初めて見た~」


「確かに、リーダーは落ち着いてる事が多いから……同じ血筋でもここまで違うと思っていたけど、男を前にすると根本は一緒のようね?」


「AYAみたいに男っ気無さすぎるのもどうかと思いますけどね~?」


「アイドル業をしていくなら、むしろ二人の方が問題なんじゃないの?」


「え? もしかしてMIMIとAYA?」


 ペンションの方から出て来たのは、あの日、魔王との決戦の時に少しだけ見た残りのメンバーだった。言動はいつも通りだがルリと違って衣装を着ていない二人は何と言うか新鮮だった。


「カイ? どこ見てるの? 私を見なきゃダメだよね? これ次回の目玉なんだよ? 特別なんだよ~?」


「だからルリ、そうやって自分を安売りしないで、ファンから見たら今凄い状況だからなっ!? 少しは自分の希少性をだな……」


「私がこんな事するのはカイだけだからね? そこんとこ勘違いしないでよ!?」


 そう言って目の前で一回転して「可愛い?」と聞かれて即座に「世界で一番!!」と反応してしまった……くっそぉ、いつもの癖でつい反応してしまった。


「あっ!! どこかで見た事有ると思ったらルリ姉ぇが手を付けたファン!! 突発のライブにまで来て一人でコーレス全部やった挙句全力で踊り切った人だっ!!」


「あぁ……あの時のキモ……ね、熱心な人ね?」


「今、普通にキモいとか言いませんでしたかね? AYAさん?」


「わっ、私は凄い嬉しかったからね!? カイ!!」


 そんな感じで収拾がつかなくなった俺達に待ったをかけたのがルリのお母さんのエマさんで俺達に荷物を置いて来る提案をしてくれた。そしてペンションに入ってそれぞれの部屋に入って荷物を降ろしていると当たり前のようにルリが荷下ろしを手伝っていた。


「あのさ、ルリ普通に一緒に部屋に入ってこんな事は――――「やっぱり同じ作りなんだね。はい、これ虫除けスプレー使った方が良いよ?」


「そうなんだ。助かるよ……って、ルリ? 親御さんも居るんだしさ、さすがにマズいと思うんだが……」


「ううん。お母さんはここで一気に押し倒して来いって、仕事前に面倒ごとは片付けろって、隠蔽は昔から得意だから大丈夫らしいよ?」


 外堀を埋めようとすんじゃねえよ。この家族総がかりで襲い掛かって来る感じ、向こうの世界を思い出すな……貴族は大体こうだった。そう言えば貴族の面倒な女の子毒殺令嬢が居たな。


「むっ、今、私以外の女の事を考えているような気がしたんだけど?」


「は? ああ、一応そうなるかな。向こうの世界の知り合いを思い出しただけだよ。さて、それでルリ? 何の用だ? 二人で話有るんだろ?」


「うん。それなんだけどさ……実は協力して欲しいって言うか……カイの事を上手く説明出来なくてさ」


 歯切れが悪い様子のルリに少し違和感を覚えて俺は先を促した。何となく嫌な予感がする。厄介事の気配がするぞ、俺は勇者だったからこう言うのには詳しいんだ。


「どう言う事?」


「あの時にAYAとか、お客さんを魔王が外に跳ばしたでしょ? 魔法?みたいな感じで、ほとんどのお客さんは事故って感じで行けたんだけどさ、AYAは魔王を間近で見てて、カイの事を勇者って呼んでたの全部覚えてるんだよね……」


「そう言えば意識があったな、なるほど、それで俺の事を話すか否かって事だな?」


「う、うん。お母さんには黙っていてくれてるけど今日キチンと説明するって言っちゃって……」


 そう言って窓の外を確認するとAYAさんはエマさんと話しながらもこちらのペンションを睨みつけている。なるほど、それで俺と引き合わせるタイミングを計っていたのか。


「それならスマホで言っておいてくれれば――――「だって言っちゃったら一緒に旅行とか来れないし、どっかの喫茶店で済ますでしょ? カイなら」


「あのさぁ……。ま、良いかルリと旅行に来るのも初めてだしな。修学旅行も一緒に行けなかったもんな?」


「うん。お土産の八つ橋美味しかったよ……ほんとカイはいつも私の事見ててくれたのに私はさ……」


「まあな、さてと実際どうするの? AYAさんには話した方が良いのか?」


 ま~たネガティブモードになりそうだから本題を片付けて行きましょう!!と、少し強引に話題を変えると思い出したようにルリが話し出す。


「私は誤魔化し切れないと思って、それでカイなら洗脳とか記憶消去とかそう言う危ない魔法とか使えそうだし、それで――――「自分とこのメンバーだろ!? そう言う扱いとかして大丈夫なのかよっ!?」


「うん。だって……カイに迷惑かかるなら仕方ないよね? AYAの記憶や認識くらいは……カイと私の邪魔になるなっ――――あいたっ!?」


 思わずルリにデコピンして黙らせる。この子は本当に、あぁ……こうして見ると可愛い事は可愛いが少し目も澱んでるし、色んな意味で目が離せなくなる。あ、元に戻った。やっぱり黒い事考えてると俺をイジメてた時みたいな顔になるんだなルリ。


「ルリ? 別に俺が勇者だった事は、なるべく隠したいけど基本的にはバレた時はそれまでって考えてるから大丈夫だよ?」


「でも、カイが元勇者だってバレたら国とか変な研究所に捕まって人体実験だよ!!アメリカとか中国がカイを狙って外交合戦だよ!! 第三次世界大戦だよ!?」


「……それ誰に言われた? ユリ姉さん辺り?」(有り得ないと断言出来ないのは怖いんだよなぁ……俺の肉体の秘密とか興味有りそうな機関とかは有りそうだけど)


「うん。由梨花さんが、カイは正体がバレたらFBIとCIAとKGBとMI6が狙って来るってスマホで言ってたよっ!? それで世界大戦って!!」


 あんのメイド姉ぇ……どこのまとめサイトの陰謀論のコメント読んだんだよ。それにKGBはもう無いだろソ連崩壊してんだから。ふぅ、後で説教だな!!でも実際のところ俺が世間にバレたらどうなんだろ?国に捕まってモルモットか?それとも監視付きの生活?確かにユリ姉さんの懸念も分からなくは無いかもな。


「ま、AYAさんの出方次第かな? 俺の正体を明かした場合、むしろ危険が有るのは彼女だしな、そうなったら加護も付与しないといけないからね」


「え? あれってカイの大事な人しか付けないんでしょ!? まさかAYAに気が有るの!? 一目惚れなの!? それとも実は推しは私じゃなくて……うっ」


「ああああ!! もうっ!! 俺の推しは最初からルリだから落ち着け!! となると、やっぱ記憶の改竄かぁ……精神系は危ないからな、暗示系なら行けるかな?」


 その後ルリと五分くらい話すが結論は出ず、取り合えずどこまで把握しているかを聞き出しその上で処理を決める事にする。彼女自身はそこまで周りに言わない人間のようだし今日まで黙っていた事も考慮してどうするか決めるしかない。


「正直甘く見てたよ……『Twilight Diva黄昏色の歌姫』のAYA。あんな状況なら無かった事にでもして永遠に黙ってるか幻覚かと思い込んで現実逃避するかと思ってたら、直接聞きに来るとは……」


「カイ……?」


「何でも無いよ。大丈夫、年下の小娘程度に負ける元勇者じゃねえからさ……」


 そう言ってポンとルリの頭を撫でると少し驚いた後に顔を真っ赤にして上目遣いでこっちを見て来る。そうそう、これが普通のリアクションだよな、やっぱ姉さん達がおかしいんだよなぁ……。


「カイは本当に……いきなりこう言う事するから……もう」

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