episode72 ポーション作製
「二人ともおはよう」
「……む?」
翌朝、目覚めるとベッドの隣に立ったルミナが俺達のことを見下ろしていた。
どうやら、彼女が起こしに来てくれたらしい。
「ルミナさん、おはよー」
「おはよう。……それで、何の用だ?」
わざわざ起こしに来たということは、何か用があるということだろう。ひとまず、用件を聞いてみる。
「二人とも錬成魔法の技量も上がってきたから、店の商品を作るのを手伝ってもらおうと思って」
「良いのか?」
「ええ。今のあなた達の技量なら問題無いわ」
以前は技量不足で商品の作製はさせてもらえなかったが、錬成魔法の技量が上がったことでその許可が下りたようだ。
「分かった。では、後で手伝わせてもらう。シオンもそれで良いか?」
「うん。良いよ」
「それじゃあ朝食が済んだら地下に来てくれる?」
「ああ」
「分かったよ」
そして、全員で揃って朝食を済ませた後は『
「ミィナとリーサはこれを作ってくれるかしら?」
地下に来たところで、ルミナはミィナとリーサに作製する物を纏めたリストを渡した。
「分かりました」
「分かったわ」
リストを渡された二人は早速、作業に入る。
「エリュとシオンはこれを作ってくれるかしら?」
そして、俺達にもリストが渡される。
早速、内容を確認してみると、リストにはポーション類の物が記載されていた。
「今回作る物はポーションか」
「ええ、そうよ」
「ポーション類は作ったことが無いが大丈夫なのか?」
ルミナから錬成魔法を学んで装備品は作って来たが、まだポーション類は作ったことが無い。
「大丈夫よ。新しいポーションを開発するとなると素材に関しての知識が必要になるけど、レシピ通りに作るのであれば難しくは無いわ」
「そうか」
「と言うことで、まずは私の店で販売している治癒ポーションを作ってもらうわ」
ルミナはそう言って治癒ポーションのレシピと製法が書かれた紙を渡して来る。
「……意外と工程が多いな」
内容を確認してみると、工程が意外と複雑で長かった。
てっきり、素材を纏めて入れて混ぜて終わりかと思っていたが、そうではなかったようだ。
「だね。それとルミナさん、今"私の店で"って言ったけど、他のところだと違うレシピなの?」
「そうなるわね」
「何でレシピがそれぞれで違うの?」
「同じポーションでもレシピや製法によって性能に差が出るということではないか?」
シオンのその質問に対して、俺が推測して出した答えを返す。
「その通りよ、エリュ。同じ素材を使ったとしても製法によって完成品の性能は変わって来るわ」
「そうなんだ。と言うか、よく分かったねエリュ」
「まあこのぐらいは製法を見れば予想は付く」
わざわざ様々な製法が用いられていることから、そのぐらいのことは簡単に推測できる。別に大したことは無い。
「……もしかして、エリュは製法のことを理解できてるの?」
「そうだな……完全に予想になるが、例えばこの魔力圧縮過程は薬草の成分を抽出する工程で、普通に魔力を込めて抽出するよりも多くの成分を抽出できるのではないか? 他にはこの触媒を用いた混合過程では反応の促進を行うことにより……」
「あー……うん。分かったからもう良いよ」
「む……」
シオンに説明をするが、面倒になったのか途中で切られてしまった。
「エリュは予習済みなのかしら?」
「いや、先程も言った通りただの予想だ。その製法から推測しただけだ」
錬成魔法に関してのことを学んではいたが、装備品の作製についてを学んでいたので、ポーションに関してはまだノータッチだ。
まあそろそろ触れようとは思っていたがな。
「そうなのね。推測だけでここまで当てるなんて中々やるわね」
どうやら、俺の予想は当たっていたらしい。
「……まあな」
「それと、一つ約束して欲しいのだけど、各種レシピは口外しないでくれるかしら?」
「ああ、分かっている」
「分かったよ」
「それじゃあ早速やってみましょうか。必要な物はこの箱に纏めておいたわ」
そう言うと、ルミナは空間魔法で各辺が一メートルほどの大きさの木箱を取り出した。
「……これは時間が掛かりそうだな」
「だね」
蓋を開けて中身を確認してみると、各種素材が箱一杯に詰め込まれていた。
これだけの量を作るとなると、かなり時間が掛かりそうだ。
「錬成の難易度が低い物は纏めて作るから、そんなに時間は掛からないわ。今回は一回で五十瓶分作ってもらうわ」
「そうか」
それならそんなに時間は掛からなそうだな。
「難易度が低い物は纏めて作るって言ったけど、難易度が高い物は纏めては作らないの?」
「ええ、そうよ。効果の高いポーションの作製は基本的には難易度が高いから、一回に作る量を減らして錬成の精度を高めて作るわ」
「そうなんだ」
複雑な工程などで精度が求められる場合は量を減らして作るようだ。
まあ確かに量が多いと制御が難しくなるからな。そうするのも当然か。
「それじゃあそろそろ作りましょうか。その資料に書いてある通りに作ればできるはずだけど、あなた達はポーションの作製は初めてだから私が見ておくわね」
「ああ。助かる」
そして、資料を見ながらポーションの作製を始めた。
まずは釜に魔法水を七割ほど入れて、網のような物に入れた五十瓶分のヒーリング草という薬草を釜に入れる。
「資料に書かれているのは一瓶分か」
資料に書かれているのは一瓶分の材料なので、その五十倍の量を入れる。
資料には一定の温度と湿度で乾燥させたヒーリング草を使うと書いてあるが、乾燥の過程は既に終えてあるようなので気にする必要は無さそうだ。
「ヒーリング草に魔力を集約させて魔力を圧縮して、周りから圧力を掛けると良いわ」
「ああ」
「分かったよ」
今回は魔力圧縮という方法で抽出をするようだ。
後から知ったことだが、魔力圧縮というのは魔力を圧縮させて周りから圧力を掛けることで成分を抽出する方法だ。
魔力を込めながら圧力を掛けることで、普通に圧力を掛けるよりも成分を抽出しやすいとのことらしい。
そして、言われた通りに魔力を込めて成分を抽出していく。
「こんなところか?」
少ししたところで魔力を込めるのを止める。
「ええ、それで大丈夫よ。そのヒーリング草はもう必要無いから釜から出しておいて」
「ああ」
「シオンも終わった?」
「今終わったよ」
「それじゃあヒーリング草を取り出してくれる?」
「分かったよ」
成分を抽出し終わった後のヒーリング草は必要無いので、釜から取り出す。
「ひとまず、それは加熱した状態のまま一旦置いておいて、次の工程に移りましょうか」
「そうだな」
「だね」
とりあえず、この工程は終わったので、次の工程に移ることにした。
次の工程はマナツリーの実を溶かした液体の作製だ。
マナツリーとはその実に魔力を蓄える性質を持った木だ。
マナツリーは普通に自然に存在している木だが、今回使っているのは錬成魔法用に品種改良された物から取れた実だ。
そちらの方がより多くの魔力を含んでいて、品質も良いらしいからな。
「マナツリーの実は破砕してから溶かすわ。こっちの小さい釜を使って」
「分かった」
「分かったよ」
大きな釜を使う必要も無いので、今回は直径五十センチメートルほどの大きさの釜を使う。
「釜に入れてから破砕するのか?」
「ええ、そうよ。実を割ると中に蓄えた魔力が噴出して霧散しちゃうから、釜に入れてから破砕する必要があるわ」
「なるほどな」
外で割ると、その分の魔力が無駄になるということか。
「今度は木の実も溶かすんだね」
「そうよ。木の実自体にも魔力が籠っていて、その成分も必要になるから溶かす必要があるわ」
先程のヒーリング草とは違って、抽出だけして終わりというわけでは無いようだ。
「それで、どう砕けば良いんだ?」
それは分かったが、肝心なやり方をまだ聞いていない。
「鉱石を砕くのと同じよ。一気に魔力を込めれば良いわ」
「分かった」
「分かったよ」
鉱石を砕くのと同じであるならば問題無いな。
四割ほどの魔法水と必要量のマナツリーの実を入れて、いつものように一気に魔力を込めて実を砕く。
そして、そのまま魔力を込め続けて、実を全て溶かした。
「できたみたいね」
「ああ」
「うん」
「それじゃあ最後の工程に移りましょうか。これを使って」
そう言って三センチメートルほどの大きさのクリスタルのような透明な物体を渡して来る。
「これが資料に書かれている触媒か?」
「そうよ。マナツリーの実を溶かした液体をヒーリング草の成分を抽出した液体に加えて、その触媒を入れてから混ぜ合わせると良いわ」
「分かった」
「分かったよ」
早速、釜に付いている取っ手の部分を持って液体を移す。
釜自体は加熱されて熱くなっているが、取っ手の部分は熱を通さない素材でできているので火傷することは無い。
そして、移し終わったところで触媒となるクリスタルを入れて、魔力を込めながら混ぜ合わせた。
「これで良いか?」
完成したところでルミナに出来を見てもらう。
「バッチリね。それを瓶に移したら終わりよ」
治癒ポーションは問題無くできていたようだ。
早速、完成品を瓶に移していく。
「これは素材を入れていた箱に入れれば良いか?」
「いえ、完成品はあっちの箱よ」
ルミナが指し示したのはミィナの隣に置かれていた箱だった。
どうやら、あの箱が商品を入れておく箱のようだ。
「分かった」
近くにあった適当な大きさの箱に入れて持って行き、指定された箱に移す。
箱に移しながらついでにミィナの様子を見てみるが、錬成に集中しているようだったので、声は掛けないでおいた。
「シオンは……今瓶に移し始めたところか」
戻って来ると、シオンはちょうど治癒ポーションを完成させたところのようだった。
「そうだよー」
「手伝おうか?」
「うん。お願い」
先に終わって手が空いているのでシオンを手伝うことにした。
完成した治癒ポーションを瓶に入れていき、終わったところで先程と同じように指定された箱に入れた。
「とりあえず、最初の品は終わったな」
「だね」
「次はそうだな……魔力回復ポーションを作るか」
まだポーションの作製に慣れているわけではないので、資料を見て難易度が低そうな物を選ぶ。
「それが良さそうだね。でも、その前にルミナさん、ちょっと良いかな?」
魔力回復ポーションの作製に移ろうとしたが、シオンがルミナに何か用があるらしい。
「何かしら?」
「難易度の高いポーションの錬成ってどんな感じなの? 見せてもらっても良い?」
用というのは難易度の高いポーションの錬成を見てみたいというものだった。
確かに、それは少し見てみたい気はするな。
「良いわよ。ちょうど作ろうと思っていた物があるから、それを見せてあげるわ。ちょっと準備をするから待ってて」
そう言うと、車輪の付いた棚を使って必要な器具を取ってから一番複雑な魔法陣が描かれている場所に向かい、空間魔法で素材が入っていると思われる木箱を取り出した。
そして、車輪の付いた棚に素材を置いていき、ある程度置いたところで車輪を固定した。
「二人とも良いわよ」
呼ばれたところでルミナの元へと向かう。
「いろんな器具があるね」
「そうだな」
今までに使ったことの無い器具がたくさん用意されていて、素材も見たことの無い物が多かった。
それはそうとして、だ。
「釜は必要無いのか?」
用意された器具の中にはいつもなら錬成魔法で使うはずの釜が無かった。
「必要無いわ。と言うか、そもそも釜は作製難易度の低い物を作るときに使う量産向けの物だから、こういうときには使わないわ」
「そうだったのか」
今までは釜しか使ったことが無かったが、それは簡単な錬成しかして来なかったからのようだ。
「器具や工程の説明はやりながらするわ」
「ああ。頼む」
そして、ルミナは魔法陣を起動して錬成を始めた。
最初に使う器具は高さ四十センチメートルほどの透明な双四角錐の器具のようだった。
上側の四角錐の面の内の二つには液体を入れるためと思われる枝が付いているが、その口は閉じられているので何も入れることはできない。
また、頂点の部分は取り外して素材を直接入れられるようになっている。
それを魔法陣の中心に置かれている刻印術式の刻まれた台座のような物の中心に置くと、十五センチメートルほどの高さの位置で浮いた。
そして、そのまま上部の頂点部分を取り外すと、魔法水と透明なクリスタルを入れた。
「そのクリスタルは何なんだ?」
「これは錬成魔法で作った魔力を蓄えることのできるクリスタルよ。ここから魔力を抽出して魔力濃度の高い魔法水を作るわ」
どうやら、難易度の高い錬成となると、普段使っている通常の魔法水よりも魔力濃度の高い魔法水が必要になるようだ。
「その魔力濃度の高い魔法水は保存していないのか?」
普通の魔法水のように事前に作って保存しておけば毎回作る必要は無い。
時間があるときに作って保存しておいた方が効率が良いはずだ。
「魔法水はある一定の魔力濃度までしか安定しないのよ。それ以上の魔力濃度だと自然と少しずつ魔力が抜けて行ってしまうわ」
「つまり、保存しておくことができないのか」
「保存する方法はあるけど、面倒だからその都度作った方が良いわ」
一応、保存する方法自体は存在しているらしい。
「さて、魔力濃度の高い魔法水はできたから、次の工程に移るわね」
と、そんな話をしている間に魔力濃度の高い魔法水と作り終えていたようだ。
上部の頂点部分を外して、クリスタルを取り出して片付ける。
「今度は三つの工程を進めていくから付いて来てね」
そう言うと、棚にあった二つの器具を手に取った。
一つは今使っている物と同じ器具だ。
もう一つは今使っている器具と同じ形状だが、下部の頂点部分の十センチメートルほどの部分が区切られている。
そして、それらの器具を両隣にある魔法陣の上に浮かせる。
「まずはさっき作った魔法水にルーンドレイクの角とマナリリスの花を入れるわ」
青白い角と瓶の中で透明な液体に浸けられた輝く球体のような物を入れると、魔法陣を起動して加熱し始める。
「そして、破砕して魔力を込めながら混ぜて溶かすわ。魔力を込めて混ぜ合わせる工程は補助用の道具だけでできるから、特に何かする必要は無いわね」
魔力を込めて素材を細かく砕くと、器具が回転し始める。
そして、その状態のまま隣の魔法陣に浮かせていた下部が区切られた器具と入れ換えた。
「次は天空の花と緋界の花から必要な成分だけを抽出するわ」
次に下部が区切られた器具に透明な液体を入れて、そこに輝くように白い花と燃えるように紅い花を加えた。
見たところ、前者が天空の花、後者が緋界の花だろう。
そして、そこに魔力を込めて成分の抽出を始めた。
「こんなところかしらね」
それから少ししたところで魔力を込めるのを止めて、瓶に入った少し青みがかった液体を注いだ。
そして、隣の魔法陣に浮かせているまだ使っていない器具と入れ換える。
「抽出は終わったのか?」
「いえ、まだよ。このまま魔力を加えながら加熱して、成分が分離するのを待つわ」
「そうか」
まだ終わってはいないが、後は待つだけの状態のようだ。
「次は滅毒竜の毒液を使うわ」
そう言って手に取ったのは、紫黒色の少し粘性のある液体が入った瓶だった。
「……大丈夫なのか?」
その名前からして明らかに危険な物で、どう考えてもポーションの材料にして良い物ではない。
何なら、完全に「毒液」と言ってしまっているしな。
「このままだと当然使えないわ。だけど、この毒液の中には薬効成分が含まれているから、それだけを抽出するわ。かなり危険な物だから、念のため少し離れてくれるかしら?」
「分かった」
「分かったよ」
そして、俺達が離れたところで、器具に滅毒竜の毒液を注いだ。
さらに、そこに紫色の液体と緑色の液体と妖しく紫色に光る金属を入れると、魔力を込めて抽出を始めた。
「その液体と金属は何なんだ?」
「そうね……詳しく話しても今のあなた達にはまだ理解できないと思うから今は気にしないで。簡単に言うと成分の分離に必要な物よ」
「そうか」
まあ知識の無い俺達が聞いても分からなそうなので、今は気にしないことにするか。
「そろそろ良さそうね」
それからしばらくしたところで手に取ったのは白く細長い角だった。
「それは?」
「これは天喰らいの角をベースにして作った滅毒竜の毒液から薬効成分を取り出すための専用の道具よ」
器具の上部を開けると、角を入れて先端のあたりを毒液に浸す。
そして、そのまましばらく浸したところで角を取り出して、毒液に浸かっていた部分を洗浄した。
「薬効成分は取り出せたのか?」
「ええ。今はこの角の中にその成分が取り込まれているわ」
どうやら、無事に成分の抽出は終わったようだ。
「それで、その成分はどうやって取り出すんだ?」
「圧力を掛ければ良いわ」
そう言うと、棚から器具を手に取って角を入れた。
そして、魔力を込めて圧力を掛けると、そこから透明な液体が染み出て来た。
「これが薬効成分か?」
「そうよ。さて、その間に天空の花と緋界の花の必要な成分の分離が終わったみたいだから、一旦そっちに移りましょうか」
「む?」
そう言われて天空の花と緋界の花を入れた器具を見てみると、成分が綺麗に二層に分離していた。上層はオレンジ色、下層は水色だ。
「必要なのは下側の水色の方だからこれを取り出すわ」
「そのために下部が区切られているのか」
「そうよ。それじゃあ早速取り出すわね」
そして、ルミナが器具に手をかざすと、どういう原理なのかは分からないが下層の水色の液体が区切られた下部に移って行った。
「これで準備は完了ね。それじゃあ三つの液体を混ぜ合わせるわよ」
最初にルーンドレイクの角とマナリリスの花を入れた器具を見てみると、素材を溶かし終わっていた。
そして、それをメインの錬成場所である台座に戻す。
「ここに先程の二つの液体を入れて混ぜ合わせるわ」
その器具の口に二つの器具の下部の頂点を繋ぐと、そこから液体が注がれて行った。
器具の下部にも口にも穴は無かったはずだが、何故か液体が注がれて行っている。
そして、液体を入れ終わったところで、繋いでいた器具を外した。
そのまま器具を回転させて三種類の液体を混ぜ合わせる。
「器具を繋いで液体を注いでいたが、どういう原理なんだ?」
改めて見てみるが、器具の口や下部に穴は見当たらない。どういう原理なのかが気になるので、そのことについて少し聞いてみることにする。
「特定の術式を使うと穴が空くようになっているわ」
「そうなのか」
「器具の説明はあなた達が使う必要が出て来たら説明してあげるわ。……はい、これで完成よ」
と、そんな話をしている間にポーションが完成したらしい。
早速、完成した青いポーションを瓶に入れていく。
「やはり、難易度が高い錬成は工程が多いな」
「あなた達もその内できるようになるわ。それじゃあ頼んでおいた残りの物も作ってくれるかしら?」
「分かった」
「分かったよ」
そして、ルミナの錬成魔法を見終えたところで、リストを確認して頼まれていた商品の作製に手を付けた。
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