トリキの錬金術師 〜元・アラサーOLは異世界で居酒屋営業目指します!〜

作者 南雲 皋

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★★★ Excellent!!!

記憶のない状態で錬金術師に助けられ
修行の末に錬金術師となったフローリア。
階段を転げ落ち、思い出した前世は日本人だった。
ここまで読んで異世界テンプレかと思うことなかれ。
新たに錬金術師となった元日本人。
焼き鳥好きのアラサーOLだったことから
異世界での焼き鳥やチェーン展開を夢見て
「トリキの錬金術師」と名乗ることに!
いや、この〇〇の錬金術師の〇〇の部分の自由度よ…
いいのかこれでと胸の中でツッコミ吹き荒れるが
スピーディーな展開にいつの間にか南雲ワールドの真ん中に!
続きがとっても気になる作品です!

★★★ Excellent!!!

焼き鳥をこよなく愛する、錬金術より焼き鳥優先の錬金術師フローリア。
居酒屋開店に奮闘するも、周りは変人ばかり!でも本人も負けてない!
常識的なのは奴隷だけ!?
笑いの連続で、楽しく読めます。一風変わった錬金術師の冒険と挑戦を、覗いてみませんか(*´ω`*)

★★★ Excellent!!!

トリキはあのトリキです。
タイトルからもあらすじからも滲み出るハイテンション、読んでみてもハイテンション。
そして数話読んで気付きます、『あ、これ面白いやつじゃん』と。

異世界転生なので出てくるのは異世界生物と異世界調味料。
とりあえず調味料やら何やらの名称が好き。語感が良くて言いたくなる。
しかしちょっと困るのは異世界生物。魔物も含まれているはずなのに、脳内で再生される映像はピンクの生肉。
一口サイズのお肉がぽんぽんぽんっと串に刺さって、油を垂らしながら火に炙られる――そう、焼き鳥です。

あっちにも焼き鳥、こっちにも焼き鳥。もう随所に焼き鳥。お腹空く。
私のトリキ経験は1回だけのはずなのに、ちゃんと違和感なく焼き鳥です。

異世界転生苦手? ――大丈夫、焼き鳥です。
トリキを知らない? ――大丈夫、焼き鳥です。

さあ、貴方も焼き鳥の魅力を再確認しましょう。
(※焼き鳥しか言ってないので内容は他の方のレビューを参考にしてください)

★★★ Excellent!!!

錬金術師のおじいちゃんに育てられたフローリアは、階段から転げ落ちた拍子に前世の記憶を取り戻す。
そこから始まるのは、(なぜか)焼き鳥をめぐるドタバタ冒険劇なのでした。

難しいことは考えないで読めて、軽やかに笑わされているうちに、登場人物たちのことが大好きになっていました。
笑って、お腹がすいて、読んだあとはちょっと元気になれる、そんなお話です。

二章でまた彼女たちに会える日を楽しみにしています!

★★★ Excellent!!!

とある錬金術師に拾われ、自身も錬金術師となった主人公。
些細な切っ掛けで前世の記憶を思い出した主人公は、前世で好きだった焼き鳥を異世界でも広めるべく旅立つのだった。

思いついたが吉日とばかりに早速旅立つのだが、まず焼き鳥を再現する所から始めねばならないため、道すがら目につく動物も植物も魔物も時には無機物も片っ端から口に放り込んでいく主人公。もちろん耐毒は万全だし食材情報メモ作りも抜かり無し。
序盤からぶち込まれる主人公の焼き鳥への情熱描写に読者は悟る。主人公の狂人っぷりと共に「あ、これ面白いやつだ」という事を。

様々な出会いを経つつなんだかんだと再現メニューも豊富になっていくのだが、メニューが出来る度に食べる&食べさせるシーンがとても良い。
思い出の味が再現できた喜びや未知の美味しさに出会った驚き。それらの描写が、読者各々の脳内で再現されるであろう焼き鳥の味と相まって食欲をそそる。
料理の美味しさの描写も必要だが、美味しく食べている姿もまた美味しさを伝えるのに大事なんだと実感させられる。

割と大きな厄介事やシリアスっぽい流れに巻き込まれる事もあるが、終始焼き鳥とその啓蒙活動を第一に考えている、明るく元気で真っ直ぐな主人公。
次に出会う人や出来事はどんなものか。次に再現されるメニューは何か。先が楽しみです。