畏れ入ります。
晃と綾太はタクシーで主人公を運ぶ時に同乗した為、２回顔を合わせていると存じます。
この時の方が状況的に話さざるを得ない印象ですので、『卯辰山の会』で違和感を感じたものの、そこでは細かいことと流せる範囲と差し出たことを申し上げるのを避けたのですが。このエピソードでは数が出ていますので、余計なことを書かせて頂きました。
失礼致しました。

晃の正体、やっと判って盛り上がりました！

スクランブル交差点ネタの遣り取り、笑いました！

物凄く説得力ある回であり、種明かしでした。読めて本当に良かったです。
職人の才と創造者の才が僅かに重なり合わない、その部分を描き出すのにこれ以上ない、と、もう私には他が考え付かないと思える心境。
若い異なる才同士が集う結果を知るのが待ち遠しいです。
これがまだストリー半ばであり、ここからが本番であろう、と思うと気持ちが昂ります。

成程、ご両親が心配するのも納得してしまう、説得力を添えるエピソードでもありました。
『友禅の魔女』が段々に存在感を増して来て迫力を感じます。

着物好き故、惹かれて読み始めさせて頂き、お見事な描写とリアルな会話に夢中になりました。
新しく色気の良さが異なる人物が登場して更に展開が気になります。人が増える度、人物達の彩りが美しい、と感じます。

一気に読ませていただきました。
とても素晴らしい作品でした。

ありがとうございました。