ホワイトジェネレーション

作者 丸子稔

270

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★★★ Excellent!!!

本作はお笑いに青春を懸ける男子高校生と仲間たちによる物語です。
もともと人見知りだった主人公は、雑誌のインタビュー記事に影響を受け、お笑い研究部を立ち上げます。
そして、部長として個性豊かな部員たちを引っ張り、また時に引っ張られながら、全国大会出場を目指してお笑いコンクールに挑むのでした。

昭和のノスタルジックな雰囲気とともに、主人公たちの青春の日々を感じられる作品ですので、お笑いが好きな方、また昭和の時代を懐かしむ方には特にお薦めの作品です。

★★★ Excellent!!!

 お笑いは第7世代まで進化している…らしい、でもそんな世代間ギャップなんてどうだって良いやん。

 この作品に出てくるお笑い芸人さんやTV番組は、第1世代とも云える…失われた20年以前の古き良きお笑いの姿なのかも知れない。
 バブル期にお金儲けに熱狂していた大人達を尻目に、僕らはTVに齧り付いて、今や大御所と呼ばれる芸人さん達(中にはもう天国へ旅立った方々も居るが…)の若かりし頃の頭と身体を張った渾身のネタで爆笑していた。

 そんな笑いに育成された高校生の、熱くオモロい(たまにはスベる)青春グラフィティー&お笑いクロニクルが本作だ。
 小難しいレビュウなんて必要ない、ただ衝動の赴くままに読んで笑い…そしてホロリとしてしまおう。
 笑いの求道者(勝手に呼称します)たる作者に乗せられて、突き抜けるような高揚感と幸福感を存分に味わえば良いねん。
 笑いは健康な脳を形成する、最強のハッピートリガーやと思います。

 ただ一つ願いが叶うならば、続編でも外伝でも良いので、マッチの後日談に出会えることを希望しています。

 丸子 稔さま、楽しい物語をありがとうございました。
 他の作品もボチボチと追いかけたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。


2021.2.24
  澤田 啓 拝
 

★★★ Excellent!!!

時は昭和59年。数年前の漫才ブームに影響を受けた田原真彦は、自分のことを知る者がいない商業高校を受験し、高校デビューそしてお笑い研究部の立ち上げを決意する。目指すは全国アマチュア漫才コンクールの予選通過! しかし、高校生活最初の自己紹介でさっそくスベり倒してしまい、早くも彼の高校生活に暗雲が立ち込める……。

スマホもなければインターネットもなく、当然メールやSNSもない。そんな昭和の時代を舞台に高校生の青春を描いた本作品。女子部員との交換日記でやりとりしたり、最新のお笑いを研究するために各自がビデオに録画したテレビ番組を持ち寄ったりと要所要所で当時の文化を感じさせる単語や風習が出て来るのが時代を感じさせる。

しかし、その一方でクリスマスやバレンタインデー、学園祭や林間学校とイベントや学校行事で胸躍らせるのは今も昔も変わらない。スベったりトチったり、互いのお笑い観で対立したりを繰り返しながら少しずつ前進する部員たちに待ち受ける結末やいかに!?


(「部活、どうでしょう?」4選/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

お笑いで繋がる高校生たちの成長が描かれた物語です。
文章がとても丁寧に書かれており、サクサク読み進められます。面白いです。

大会に向けて、練習したり、意見を交換したり、ネタを考えたりと、彼らの成長過程が丁寧に描かれています。また、挫折したり、自分を省みたり、本気で意見をぶつけあったり、楽しいことばかりではないけれど、それでも、前に進んでいく高校生たちの姿に、つい引き込まれます。

大会本番では、失敗しやしないかと、つい自分のことのように、ハラハラしました。

彼らがどのような結果を残してくれるのかは、読んでみてのお楽しみ。

★★★ Excellent!!!

お笑いを主軸にした高校生の青春物語。


新鮮なのは、時代が昭和というところ。
当時のお笑いの風潮(ノリ含めて)などが満遍なく盛り込まれていて、笑いに疎くてもすっと入ってきて楽しめると思います!!

毎回面白いですが、心地よいテンポで強烈な笑いと登場人物への共感と応援したい気持ちが沸き起こされます。

『これからどうなるだろう?』

とても、楽しみです!!

★★★ Excellent!!!

逆螺旋状に縮小再生産を繰り返し、ぐるぐる文化が回っている現代にと比べてしまいました。スマホどころか携帯もなく、PCも一般化していない時代でも、螺旋状の拡大しながら飛躍していた時代の物語に感動しています。何もなかったかも知れないけれども、成功を夢見るという光り溢れる世代を描いた物語です。

★★★ Excellent!!!

田原俊彦、近藤真彦、小泉今日子、中森明菜からエリマキトカゲ。
1980年代を舞台に漫才に打ち込む高校生の青春グラフィティです。

1章と少し読んで、レビューを書きたくて仕方がなくなったので、途中ですが書かせていただきました。
普段並行して30作読んでるんですが、個性が光ってて印象深いです。

懐かしい昭和の雰囲気が、ウェブ小説としてはとても斬新で、他の作品とは一線を画す青春小説となっています。

文章も丁寧で、話ごとのまとまりについても、私にはとても読みやすいです。

ぜひ、一度皆さんに読んでいただきたいです。

★★★ Excellent!!!

作品をフォローいただいたご縁で、この物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。

青春が真っ向勝負を挑んでくるこの物語。思春期特有の繊細な心で落ち込んだり、それでもと奮起する様まで、若さ故の彼らの生き方が等身大で描かれています。
最初は上手くいかず、冷たい視線をもらう主人公ですが、それでもと再度立ち上がったことで仲間を得ました。
展開のテンポも良く、彼らの成長とそれに伴う新たな問題など、読み手を飽きさせないものとなっております。

青春中のあなたにも、青春を忘れたあなたにもオススメな作品。
他の皆さまも是非読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

彼らが部活動を通した笑いに全力で取り組んでいる様子を読んで、僕も高校生の頃レギュラーとりたくて必死に頑張ってたなーと思い出しながら一気に最新話まで読破しました。僕はスポーツ関係でしたが、大会とか出ると普段ありえないようなミスって結構起こるもんですよね(笑)あれは共感できるし面白い。