侵略者を撃つな! 49
広川雫はぽつりと応えました。
「わ、わかったよ・・・」
金目ひなたはニヤッと笑いました。
「ふふ、OK!」
金目ひなたは今度は片岡愛美と飯島
「じゃ、2人とも!」
片岡愛美と飯島
「OK!」
2人はそれぞれ山際怜子の足首を持ちました。突然の出来事に山際怜子はびっくり。
「え?・・・」
片岡愛美は飯島
「行くよ!」
「OK!」
そして2人同時に、
「せーの!」
と言って、あらん限りの力を使って山際怜子の両脚を大きくぐわっと開きました。山際怜子は顔を真っ赤にして、悲鳴をあげました。
「きゃっ! やめてよーっ! やめてってーっ!」
山際怜子は慌てて股間を両手で隠します。撮影してた広川雫はびっくり。金目ひなたはそれを見て、
「
金目ひなたは広川雫からスマホを奪うように受け取ると、しゃがみ込み、山際怜子の股ぐらにスマホを向けました。
「ここからこうやって撮影するんだよ!」
山際怜子は再び身体をくねらせ、反抗を始めました。
「何すんのよ、やめてって!」
「うるせーよ!」
金目ひなたは山際怜子の腹を思いっきり踏みました。悲鳴をあげる山際怜子。
「ぐふぁっ!」
山際怜子は踏まれた腹を両手で押さえ、丸くなります。ゴホッ、コボッとさっきより激しく咳き込んでます。金目ひなたはそれを撮影し続けてます。
「ふふ、いい
それを聞いて広川雫は唖然。
「いつまで丸くなってめんだよ、ほら!」
と言うと、片岡愛美が山際怜子の肩口を踏むように蹴ります。ゴロンと仰向けになる山際怜子の身体。
「もうやめて・・・」
広川雫は心の中で叫びました。これはいくらなんでもひどい、ひどすぎる・・・
金目ひなたは広川雫にスマホを渡そうとします。
「
「あ、はい!」
次は私がターゲットになる・・・ それは絶対嫌だ。そう思うと広川雫は慌ててスマホを受け取り、撮影を再開しました。一方金目ひなたは広川雫を見下ろし、
「あはは、そうそう。その調子、その調子。この映像を裏サイトに売れば、5,000円にはなるわね、きっと」
ちなみに、金目ひなたはまだ小6。そんなところに行く
広川雫はスマホで撮影しながら、横目でその金目ひなたを見ました。広川雫の知ってる金目ひなたは、こんな
半年くらい前、広川雫は教室の後ろの方で複数の男子児童に絡まれたことがありました。
「やめてよ! やめてって!」
不快を意思表示しても、男子児童はへらへら笑いながら広川雫の長い髪を両側から引っ張ります。と、そこに、
「やめよな!」
と、かなりきつ目の声が。男子児童たちがその声の方を見ると、そこには金目ひなたが。さらにその後ろには片岡愛美と飯島莉桜の姿がありました。金目ひなたの眼は恐ろしい眼。それを見て男子児童たちはびびります。
「な、なんだよ・・・ ちっ!」
金目ひなたの父親は
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