第351話 4年生2
「……ちなみに……本日は何時頃斎宮さんご到着で……」
と、とりあえずいろいろ心配なことが出てきていたが……俺は海織に今日の事を聞くこととした。というのが今の現状。俺が確認をすると海織が……。
「えっとね……沙夜ちゃんと白塚君は……」
「うん。柊もちゃんと来るのね」
うん。食事会やっぱりというか。柊も入っていたか。
まあ斎宮さんと海織だけというのもなんかありそうと思ったが……まあ柊も入ってるよね。まあ男子1人よりはるかに良いので柊が居ることは良い事である。うん。
「ちゃんと声かけておいたよ。ってか沙夜ちゃんがいやいや声かけてくれた。かな?」
「何故にいやいやなのか……斎宮さんと柊また喧嘩?」
「って感じでもないと思うけどねー。まあいろいろあるんだと思うよ?話している時にいろいろ愚痴ってたからね」
「……まあ一緒に来るんなら……大丈夫でしょう」
うん。揉め事とかあるとね……こちらに飛び火することがあるので。ホント。どこか拉致されるとか。俺が。うん。
「あっちなみに。沙夜ちゃん曰く。残念だけど白塚君もセーフ。とか言ってたよ?」
「いやいや、ホント斎宮さんと柊喧嘩してないよね?なんか嫌な予感しかしないんだけど……」
「まあまあ。大丈夫だよ。何かあっても楓君貸し出し準備はいつでもOKだから」
「……」
「あっ。楓君が黙っちゃった」
「普通…。女の子同士で旅立った李……とかになると思うんだけどな……」
「それだと普通だからね」
「おかしいな。普通の事をしてほしんだけど……」
「まあとりあえず。みんな進級はOKだから楽しもうよ」
「まあ……ちょっと気になるのは柊のセーフ。って言葉だけど……まあ斎宮さんが言っただけかもだから……気にしなくていいか」
いやね。なんか柊が必須科目の1つが厳しい……とか言っているのを試験前にちょっと聞いた気がするのでね……まあ一応必須科目のは…。翌年にもう1回受ければ……なんだが。4年次で取れないと……ですからね。卒業が出来なくなりますから。って変に気にすると……だから気にしないようにしておこうかな。
とか俺が思っていると……。
「で、あと……2人とも30分もしないで来るともうよ?」
「—―急ですねー。ホント急。って海織ならもっと早くそのこと言おうよ」
「楓君以外はちゃんと知ってたよ?」
「おかしいよね?それ」
「にひっ」
「笑顔になってもダメです。って、はぁ……ちょっと片付けようかな」
「楓君の部屋いつも綺麗だと思うよ?」
「いや、まあでも4人になるとだから」
と俺は言いながらちょっと部屋の片付け。
その間に先ほどからパソコンを見ていた。というかまあ成績の話をしていたのはなんか遠い昔のようにも思うが……パソコンがつけっぱなしだったので海織がパソコンの電源を消して……片付けてくれた。
そしてちょっと片付けとか整理をしていると……。
――ピンポンピンポン。
と、俺の家のインターホンが鳴り……。
「はーい」
何故か海織が普通に玄関へ……うん。ここ俺の家なんだけど……とか思っていると。
「やっほー」
「楓ー。来たぞー」
すぐにいつもの2人というのか。斎宮さん、柊の声が玄関から聞こえてきて……。
「いやー、無事来月から4年だわー。ギリギリだけどな」
とか言いながら柊が入って来て……。
「楓くんー。浮気相手はいつ来るの?」
……うん。大変謎なことを言っている方がいるので……どうしましょうかね。とか思っていたら……。
「そうそう、楓。いつの間に難波先輩の妹と仲良くなってたんだ?っか俺って難波先輩の妹って見たことあったっけ?なんかめっちゃかわいい説がメッセージのグループで。あっあれな。七夕祭とか一緒にやった人たちのところな。まあそことかで情報が流れているんだけど」
「柊が見たことあるかは……ちょっとわからないけど……なんかいろいろと変な話で広がってない?」
と、俺と柊が話していると……。
「とりあえず私は海織ちゃんから「楓君が年下に走ったー」って」
「海織さん?何を勝手に言ってるのでしょうか……」
「楓君が年下に優しいってことは発見したよ?」
おかしいな……なんか俺……この場でぼっち?うん。なんか3対1くらいに感じるのは気のせいだろうか……まあ柊は……難波先輩の妹を見たい。知りたい。という感じだが……。
と、思っていたら。
「っか腹減った。うん。楓何があるだ?」
と柊が聞いて来たが……いや急ですからね。何の準備もないため……。
「集まるとか俺は聞いてなかったというか。ホント1時間前?数十分前?に聞いたんで……何も準備はなしです。以上です」
「じゃー、どっか食いに行くか」
「それが無難かと」
まずは集まったがいいが……この後どうするかということを決めた方がいいと思います。はい。なので俺はこの後頑張ってこの後の事を話し合うために話を進めたのだが……。
時間かかったー。
主に女の子2人がですね。
……。
「楓くん楓くんわ私も早く七菜ちゃん会いたいんだけど。いつ来るの?」
「楓君は誰にでも優しいから困るよー。うんうん」
「楓君が海織ちゃんをほっておいて相手をする子……気になる」
「七菜ちゃんかわいいよー。あとね。いじりやすいよ」
「おお。楽しみ。早く来ないかなー。ってここのお隣なんだよね?」
「そうそう。それにはホントびっくりだったね」
「でもまあ……なんか。うん。海織ちゃんの相手をしている楓君。心配な事している人見るとすぐに助けたくなる。ってそうなっちゃん単だろうね……海織ちゃんもなかなかだから」
「うん?あれー、沙夜ちゃんなんか悪口言わなかった?」
「言ってないよ?海織ちゃんはかわいい!しか言ってないから」
――。
うん。なんか隣で違う話をするもんですからね。進まなかったんですよ。ってか……うん。何話してるんだよ。である。
あっでも……斎宮さんの言っていた……心配なことをしている……やらやらは……ちょっとうん。わかったというか。うん。海織見ているとね……いろいろ心配になるんですよ。だから気にしておかないと。とは。先ほどの情報漏洩とか?うん。再度ちゃんと確認。チェックしようと思います。はい。
するとたまに……。
「難波先輩に似てないとかは聞いたが……本当にかわいい子なのか?」
とか柊も入って来て……うん。突然入ってくるんだよな。
まあそんなことがありまして……話が進まなかった。っか柊よ。そのうち斎宮さんに蹴られるかと。あと変な揉め事はマジでやめてほしいです。はい。
とかまあいろいろありまして……結局俺の部屋で雑談?としばらくはなっていた。
って……この3人何しに来たんだっけ?とホント思った俺だった。
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