case11
俺が扉を開けたらそこにはタクシーのお客さんが立ってたんだ。
「おい、どうしたん??すんげぇ大声で怒鳴ってよ、誰に怒鳴ってたんだ?」
3階の角部屋に泊まってるお客さんの部屋まで俺の怒鳴り声が聞こえちまったみたくて、俺は謝ったよ、そして事情を説明したんだ。
「え?女の声??そんな不気味な言葉を呟いてたのか、その女?」
疑う客に俺は携帯電話に録音した音声をお客さんに聞かせることにしたんだよ。
「本当だって!これに録音してるから聞いてみてよ」
"・・・フフ・・フフフ・・わたしね死んだのよ・・"
「うわーーーーー!!!!!」
確かに女の声が本当に入っちまっててよ、それ聞いた客も俺も思わず驚き叫んだんだ。
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