case7
私が30分だけなら待てますと言ったところ、その若者達は60分待ってくれなんて言い出すんですよ。だから私はその時間まで待つなら特別なお金を頂く事になると申し上げたんですけど、先程お客さんが言った通り、支払うてあっさりと言い出す始末で、これは60分待ってないといけないなと覚悟を改めて決めたんです。
「お客さん30待ちで300円になります!」
「安いすね!だったら2時間お願いします!!」
「・・・・」
思わず目が点になりましたけど、渋々その非常識な若者達を車で待つ事にしたんです。その若者らはなにやら機材の準備をして、樹海の中へと入っていきました。
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